KATO メトロシリーズ 東京メトロ千代田線16000系5次車 のレビュー的なもの | TKKseries8000‐677

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東京急行メインに旧大東急系の京王帝都・小田急・京浜急行など
撮りも模型もやっているけど、どっちも中途半端…どうやら最近のメインコンテンツは模型のようであるが、一応このブログのメインは実車の写真

 

実質的に終了したと思っていたKATOのメトロシリーズでありますが…

 

既存の金型を使いつつ製品化出来る千代田線の16000系5次車より再開?という形に

 

千代田線の現行車種は持っていなかったので丁度良かったのと、未来へのお布施も兼ねて買ってきてしまいましたのでレビュー的なものでございます。

 

 

箱は基本セットが標準サイズ、増結セットは4両なので小さめ

 

この組み合わせなら基本セットの箱に10両分まとめられて、余剰の4両ケースは他のものに有効活用出来るので便利です。

 

 

地味にKATOが商品名で番台区分まで製品名を刻むのって珍しい気がします。

 

 

地味に製品名の“東京メトロ”の字が公式のフォントと一緒だったり…拘りを感じるシリーズではあります。

 

 

基本セットの方から開封してみます。

 

 

取説は増結セットに入れることも加味して小さめ

 

 

内面に製品の諸説明など

 

 

裏面はAssy表

 

地味にこの部分が一番重要な部分だったりしますw

 

 

専用のステッカー

 

側面表示の関係もあって、後述の印刷済み行き先パーツとステッカーで内容が被っているのは少し残念な部分

 

全体的に千代田線内&小田急線内優先で常磐線内の表示は少なめ…

 

取手とか通勤準急は欲しかったなぁとは思いますが、どうやら8月発売予定のオプションステッカーの方に入っているようです。

 

 

付属の印刷済み行き先パーツ

 

09S準急向ヶ丘遊園と、常磐線内の各駅停車取手行き

 

 

更にステッカーを貼る用の無地のものが付属しています。

 

付属パーツはこれだけなので非常にシンプルです。

 

 

基本セットの車両

 

16129号車~16329号車、16729号車、16829号車、16029号車の6両がセット内容

 

 

増結セットは残りの4両、16429号車~16629号車と16929号車がセット内容になり、組み合わせることで実車同様の10両編成を再現することが出来ます。

 

 

ということで、代々木上原方の各号車から順に車両を見ていきます。

 

1号車で本厚木・代々木上原方先頭車の16129号車

 

 

前面とライトの点灯状態

 

割と複雑な塗装+前面形状でありますが、実車通りに綺麗に纏まっていて素敵ですね。

 

行き先表示は35S各駅停車北綾瀬行きが搭載済み

 

既に発売済みの2次車製品と比べて、前照灯がLED形態になっているのも再現されていてなかなか芸が細かいです。

 

 

尾灯の点灯状態

 

北綾瀬行きなので方向的にこっちの方が正しいですね(笑)

 

 

斜めのアングルから

 

模型的にはややパーティングラインが気にはなりますが、前面形状をリアルに再現していて格好良いですね

 

 

側面

 

増備車なので黄色い帯が加わったグループ

 

 

東京メトロロゴ部分の凸も適度に再現

 

ドアは塗り別け無しでありますが、個人的にはこっちの方が好みであります。

 

 

妻面側

 

金型で貫通路の模様が再現されているのはなかなか格好いですね

 

地味にカプラーが新タイプのもので、個人的には初遭遇でありましたが、フックが無くなったのにプラスして使いやすくなっています。

 

 

屋根周り

 

先頭車の屋根周りは2次車製品と比べて変更されて部分の1つ

 

 

クーラーも新規で再現

 

KATOの担当者さん曰く、この形状のクーラーを持つ電車をバリエーション展開するみたいなお話でありましたが…

 

何はともあれ今回の製品が売れることを祈るばかりですw

 

 

2号車16229号車

 

 

パンタ付きの車両は基本的に実車的な意味での動力車になります。

 

 

2次車と違う足回りも忠実に再現

 

ぶっちゃけ塗り替えタイプモデルでも良いから製品化希望の多かった電車でしょうが、抜かりなく再現する辺りに気合を感じます。

 

 

最近の電車に欠かせないベビーカーマークの印刷など、細かい部分も丁寧であります。

 

 

妻面側

 

配管などの表現もしっかりと

 

 

 

パンタグラフ周りの屋根周りも配管が適度な表現です。

 

 

3号車16329号車

 

16000系は1M車オンリーらしいので、この車両はT車

 

 

T車の床下も号車ごとにある程度作り分けがなされていまして、最近のKATO製品は結構足回りへの拘りを感じます。

 

 

増結セットに付属の4号車16429号車

 

 

弱冷房車の設定になっているので、模型でも弱冷房車ステッカーが印刷済みでありますが、タンポの色数の制約からか実車とはやや異なるものに

 

ぶっちゃけ遠目で見ればコレでも気になりませんが、拘るのであれば上からインレタを貼ってあげましょう

 

 

同じく増結セットに付属の5号車16529号車と6号車16629号車

 

 

ちょうど編成の中間に入るTC車で、足回りが両車共に共通なのでまとめてご紹介

 

他のT車とは足回りが作り別けられています。

 

 

基本セットに戻って7号車の16729号車

 

 

模型的に動力車になるのがこの車両でありますが、足回りも適度に出っ張りがあって他の号車と遜色がありませんし、車内も凸が無いのが流石

 

 

ただ、ボディーに謎の号車表記らしきものの印刷ミスが…

 

気が向いたらペイントリムーバーで落とすことにします(笑)

 

 

8号車の16829号車

 

 

この車両はIRアンテナ付きですが、こういった特色がある電車が基本セットに入っていて基本セットだけ買っても車両のバリエーションを楽しめるのは良心的に感じます。

 

 

増結セットに含まれる最後の1両、9号車の16929号車

 

2号車16229号車の番号違いで、Assyボディは共用になります。

 

 

10号車で綾瀬・取手方先頭車の16029号車

 

 

1号車の16129号車(下)と比較すると、ボディは車番違いでしたが足回りは作り分け

 

普段買ってる模型が上下先頭車で足回り共通だったりするので非常に新鮮でありますw

 

 

ということで、KATO メトロシリーズ 東京メトロ千代田線16000系5次車 のレビュー的なものでした。

 

最初にも書いていますが、終わったと思っていたメトロシリーズが再開になったことが正直一番喜ばしく…16000系の5次車は製品化希望もそこそこ多かったので売れることを願いたいです。

 

続編で色々とやって欲しいものは沢山あるので、出来る限り追いながら今度こそ全路線網羅できることを祈りたいものです(笑)