つべこべ言わず、やれることからやれ | アジアの架け橋を目指す、上海で働くアジア人総経理のブログ

アジアの架け橋を目指す、上海で働くアジア人総経理のブログ

上海佳奈国際貨運代理有限公司
雅奈(上海)国際貿易有限公司 総経理。
日本で生まれ、韓国で学び、中国で働く アジア人44歳。 

中国での実践ビジネスを通じ、ビジネスマインド、本にはのらない現地の生の会話や情報を、本音でアウトプットするブログ

ジャピオン (上海のフリーペーパー新聞)で、「街の気になる商売人」という企画記事を見かけた。


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見ていると、確かに街中でよく見かけるおじさん達。

時計、靴の修理屋さん、 路上散髪屋さん、 合い鍵やさん、
風変わりでは包丁研ぎ屋、 キリギリス売り、ジャスミン、夏みかんジュース、あとサイン家さん、というのまである。


サイン家さんとは、名前を伝えると1文字1元で格好いいサインを作ってくれるらしい。

合鍵、時計、靴修理あたりはお世話になったこともあるけれど、実際は我々の感覚からすれば、お世辞にもどれも精度のよいものとは言えない。 

正直、「これなら自分でやったほうがよかった・・・」と思う残念な事もしばしばだし、サービスもマイペース。




でもこの記事を見てふと思った事は、  


「それでも彼らはこれで飯を食っている。」  ということ。




精度がどうとか、サービスがわかってないとか、そういうことではなく、



「つべこべ言わず、自分ができることをやっている」



例えば 包丁研ぎやさん、 誰でもできるといえばそれまで。
いくらにもならない、そう言って誰も見向きもしなさそうな事を、それだけに特化してやっている。

まぁ、それを極めて行って、チャンスを見つけて大きく成功してやろう、とか言った無粋な出世欲もなさそうなのが残念ではあるが、儲けは小さいのだろうが、一攫千金はなくとも確実に稼いでいる気がする。

なにもせずに理由だけを並べているニートよりも、見た目がどうとか、道具がどうとか、儲けが小さいとか、下手とかうまいとか関係なく、彼らはちゃんと、

「客からお金を受け取っている」

という事実がある。

しかも「自分が押し付けた、自分の価値」 とかではなく、にニーズのある線上に自分を置きに言っている。


「お客がいる」、ということはビジネスの大前提条件だ。

お金をもらうということ、お客をとる、ということ、これが一番難しく重要なこと。
その大小の問題ではない。


街のちいさな「ビジネスマン」の話に、大きなヒントをもらった。


何を売るか、じゃなく、客がいるものは何か?

小さな儲けでいいから、客がいるものを、できる形で探してみて、やれることからやってみよう、

と思った話。