雑穀の歴史は古く、日本では紀元前3000年前の縄文時代後期には栽培されていたとされています。ちなみに中国では、紀元前7000~5000年前と推測される遺跡から炭化した粟が発見されています。
日本最古の歴史書・古事記には「稲、粟、小豆、麦、大豆」、日本書紀には「粟、稗、稲、麦、大豆、小豆」が書かれています。しかもそのすべてが、神様の遺体から生じたという記述があるのです。

・・・神様の遺体から穀物!?

日本最古の農業書である「親民鑑月集」や江戸中期の農業書「農業全書」にも雑穀の種類について書かれています。特に農業全書での記述は詳しく、粟のことを「まことに一粒万倍とも云ひつべき、ならびなき上穀」と書くなど雑穀の栽培を勧めています。

なぜ古くから雑穀が栽培されてきたのかというと、
・土壌や気候などの条件が悪い土地でも生育しやすく、干ばつや冷害にも強い。
・長期保存が可能。
・粒のまま食べるほか、餅や粉、時にはお酒などにも加工ができる。
・栄養価が高く、薬用にも用いることができる。
などのメリットがあったからです。


雑穀は、その後明治時代まで庶民の主食でした。
しかし戦後、白米食が主流となり、雑穀は「貧しい食」と考えられるようになりました。1900年~2000年の100年間で、雑穀の栽培面積は1/1000になったと言われています。

そして現在、美容・健康の観点から雑穀は注目されるようになり、「古くて新しい穀物」として再び脚光を浴びるようになったのです。
 

 

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今日は、ちょっと変わった食材をご紹介♪

これ、な~んだ!?

 

 

 
これはマテ貝という貝の一種。
10cmくらいの長さがあり、貝の両側から口と脚が伸びます。
加熱するとこの貝が縦にキレイに割れて、面白い。

ですが、ちょっとグロイ(笑)

旬は3~4月頃。
味は独特なクセがありますが、アサリと同様に焼いても蒸しても茹でても美味しく食べられます(*^ー^)ノ

【マテ貝のバターペッパー焼き】(2人分)
マテ貝・・・6本
オリーブオイル・・・小さじ1/2
にんにく・・・ひとかけ
白ワイン・・・50cc
塩・・・少々
ミックスペッパー(ブラックペッパーでもOK)・・・少々
バター・・・10g
パセリのみじん切り・・・小さじ1

①マテ貝は2~3%の塩水に1時間程漬けて、砂抜きをする。
②フライパンにオリーブオイルとみじん切りしたにんにくを入れ、加熱する。にんにくの香りが出たら、マテ貝と白ワインを加えて蓋をする。マテ貝が開いたら、塩とミックスペッパーで味を整える。パセリのみじん切り、バターを加えてさっと混ぜる。
 

 

 

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昨日から引き続き、日光旅行のお話。
日光駅からバスで1時間程揺られて、日光湯元(奥日光)に行ってきました。

日光といえば、温泉
奥日光の温泉は、日本で四番目に濃い硫黄温泉でにごり湯。
20種類の効能があるとされ、1200年の古い歴史がある温泉です。

平日だったからか、日帰り温泉客は私しかいなかったようで、貸切~(≧▽≦)
・・・つい、写真を撮ってしまいました(笑)
硫黄の匂いと乳白色の温泉。はぁ~、癒される♪

奥日光では雪まつりを開催中です。
彫刻師や調理人が創る氷の彫刻の大会もしてます。
大きなかまくらの中に、キレイな氷の彫刻。

  

そして夜になると、2011年に日本夜景遺産に登録された「雪灯里(ゆきあかり)」。
約2000個の小さなかまくらの中に、LED電球が配置され、白、青、紫と色が変わる風景は本当に幻想的。
暗い上に、ものすごーく寒くて手が震えて、写真がブレブレで困りました(笑)
 
  
 


温泉と夜景で癒され、雪を満喫し、東京に帰ってきました。
・・・まさか次の日、東京で大雪を見るとは思っていませんでしたが

 

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先週、日光に行ってきました

温泉とパワースポットに行きたいな~ということで、先月から密かに企画してました。
連休が取れず、強行日帰り旅行でしたが、楽しかったー♪

まずは日光東照宮。小学校の修学旅行以来です。
東照宮にたどり着くまで山道を登ったのですが、鳥の鳴き声と雪道を歩く自分の足音しか聞こえなくて、「静かだ~」と思わずつぶやいてしまいました(笑)
やっぱり東京とは空気がまったく違う!さすがパワースポット

 

 

そして日光といえば、湯波
テレビ番組で紹介されたことがある、まるひで食堂の「元祖ゆば丼」をいただきました。

ところで、日光では湯波。京都では湯葉
・・・この違い、知ってますか?

豆乳を煮詰めて表面にできる膜、というのは湯波も湯葉も同じ。
日光湯波は、引き上げるときに膜が二重(二つ折)になります。そのため厚みがあり、歯ごたえがあります。
京湯葉は、一枚で引き上げるので薄くてなめらかな食感。
 
  
  
そしてそして~!
東武日光駅前・さかえやの「揚げゆばまんじゅう」!
多くのメディアで紹介され、絶対食べようと思っていのです。
衣はサクサクしていて、とっても軽い!上からまぶしてある自然塩がこしあんの甘味をひきだしてくれます♪
これは行列になるのもわかる!美味しい~(≧▽≦) 
 
 

お土産には「日光カステラ
葵の御紋入りの箱に、金箔が散りばめられたカステラ。

本当は900円?だったのですが、賞味期限が短いものを700円で買えました。ラッキー♪
なぜ日光でカステラかというと、江戸時代に江戸幕府から様々な特権が認められていたオランダは毎年将軍にカステラを献上していたのだとか。そして豪華絢爛な東照宮陽明門をイメージして金箔入りのカステラがお土産として販売されたそうです。
はちみつ入りで、しっとりとした食感。甘すぎず、カステラ好きの私にはたまらないお土産です。

 
  
次回は、奥日光編。
幻想的な雪まつりの写真をお届けしまーす(*^ー^)ノ


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雑穀というと、何を思い浮かべますか?

玄米、大麦、、きび、黒米・・・。
ひとくちに”雑穀”といっても、その色、形、大きさ、味、食感は様々。
「五穀米」「十六穀米」などを使ったおにぎりやお弁当もよく見るようになりましたが、実際に何が入っているのか、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?五穀米には、アワ、キビ、ヒエ、麦類、黒米などの古代米が入っていることが多いですね。
二十穀米になると、ゴマや大豆が含まれている物もあります。

では雑穀とはなんでしょう?
穀物は主穀、雑穀、菽穀(しゅくこく)、擬穀(ぎこく)にわけることができます。イネ科の作物で小さい頴果(えいか)をつけるものが雑穀なんです 英語で「millet(ミレット)」と呼ばれる種類ですね。なので、狭い意味では「ヒエ」「アワ」「キビ」が雑穀ということになります。
二十穀米で見られるゴマ類は油穀と呼ばれ、ナタネやケシもこれに含まれます。

ただ、農林水産省の定義では、雑穀は「トウモロコシ、こうりゃん(たかきび)、えん麦、らい麦、あわ、ひえ、きび、そば」の8品目。また、日本雑穀協会の定義では、「日本人が主食以外に利用している穀物の総称」とされています。
日本最古の歴史書「古事記」では、稲、アワ、麦、小豆、大豆が「五穀」として記されていたりもします。

このブログでは、雑穀それぞれの特長や使い方をご紹介していきます。
自分好みの雑穀をぜひ、探してみてくださいね('-^*)/


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