東京では桜前線まであと約2週間。春ももうすぐですねっ♪

先週、食育講座で小学生と一緒に桜もちを作りました。
桜もちの皮を焼くって、意外と知られていないんですね~。
どうやったら上手くくっつかずに焼けるか、桜の葉だけで食べたらどんな味がするのか、そんな風に考えながら桜もち作りを楽しむ子ども達は、なんだか新鮮で教えている私も楽しかったです

ところで、桜もちは関東と関西で違うってご存知ですか?
クレープのような生地でこしあんを包むのが関東風。これは浅草の長命寺のお坊さんが、散った桜の葉を何かに使えないかと考えたのが桜もちだそうです。
関西風は粒つぶしたもち米であんを包みます。1000年ほど前、大阪の道明寺でもち米を蒸して干して作っていた武士の携帯食を「道明寺粉」といい、関西風桜もちで使われるようになりました。

東北育ちの私は、断然関東派!!(≧▽≦)
育った地域で好みが分かれるようですね。

それから意見が分かれるといえば、桜の葉は食べるのかどうか(笑)
私は食べないのですが、このしょっぱさが好き!という方も多いですよね~。

今回は米粉を使った桜もちのレシピをご紹介!意外と簡単に作れますので、ご家庭でもぜひ試してみてくださいね

米粉の桜もち

米粉の桜もち

by 高箸 ちほ

調理時間:40分
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春の和菓子の定番・桜もち。米粉でもっちりとした生地に仕上げました。意外と簡単で楽しいのでお子様と一緒に作るのもオススメな歳時記レシピです。

 


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最後のスパイス大使投稿となりました!
「冬のごちそう♪冬のあったか煮込み&シチュー」第二弾は、ホワイトペパーブーケガルニを使った牛すじラーメン♪

ブーケガルニというのは、煮込み料理に使われるハーブの束で、ローズマリー、タイム、ローリエなど様々。肉の臭みを消し、ハーブの香り付けに使われます。

牛すじって煮込む時間がかかりますが、じっくり煮込むととろけるほど柔らかくなって、とっても美味しい~♪今回は塩豚の要領で、塩と胡椒をまぶして一日置きました。しっかりと下味が付き、旨味アッ~プ(*^ー^)ノ

塩味のあっさりとしたスープですが、ハーブが香り、牛すじの旨味が溶け込んで箸が止まりません☆

 

 

 

 

 【牛すじのハーブ煮込みラーメン】(2人分)
・牛すじ・・・300g
・ラーメン・・・2玉
・塩・・・小さじ1.5
・GABAN ホワイトペパー(パウダー)・・・小さじ1
・GABAN ブーケガルニ・・・1個
・万能ねぎみじん切り、紅しょうが・・・少々
・塩、醤油・・・適宜

①牛すじは、塩と白胡椒をまぶしてよく揉み込み、半日~1晩置く。
②鍋にたっぷりのお湯を入れ、沸騰してからブーケガルニと牛すじを入れる。アクを取りながら弱火で1~2時間煮込む。
③牛すじが柔らかくなったら、取り出して一口大に切る。ブーケガルニを除き、塩と醤油でスープの味を整える。(量が多いようならスープなどほかの料理用に取り分けてもOK)
④袋の表示通りにラーメンを茹で、器に盛りつけたら、スープを注ぐ。万能ねぎと紅しょうがをトッピングする。

 


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煮込み&シチュー料理レシピ

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 今日はひな祭り
現代では雛人形を飾る女の子のお祝いですが、もともとは穢れを払う儀式で無病息災を願う行事なのです。流し雛といって、人型の紙に穢れを移し、川に流す風習が人形遊びが結びつき、雛人形を飾るようになりました。

ひな祭りの行事食は、菱餅、白酒(甘酒)、ハマグリなど。
菱餅の色は、緑=木々の芽吹き、白=清浄や雪の大地、桃=生命や桃の花を表し、下から緑白桃と配置も決まっています。また菱形なのは、人の心臓をかたどっていると言われています。
桃の花には邪気を祓う力があるとされ、ここから桃太郎の伝説が生まれたそうですよ!

というわけで、昨日ひな祭りのパーティーを開催しました。
三色酢飯のちらし寿司やハマグリのお吸い物、そして手作り桜もちなどを食べて楽しみました♪

 

本日のレシピは「赤米と鯛の桜もち風
お赤飯の素になったと言われる赤米と鯛を組み合わせた、おめでたい料理です。ひな祭りにいかがでしょう?レシピはnadiaさんのサイトからご覧下さいね。

 

赤米と鯛の桜もち風

赤米と鯛の桜もち風

by 高箸 ちほ

調理時間:30分(炊飯時間は除く)
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赤飯の元となった赤米を使った、春らしい料理。お祝いやお花見の席にぴったりです。

 

 

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明日は、ひな祭り

今回は黒米を使った甘酒を紹介します(*^ー^)ノ

甘酒は、ひな祭りの定番の飲み物。
もともとは桃の花びらを漬けた「桃花酒」という中国から伝わったお酒が飲まれていたそうです。桃には邪気を祓う力があるとされているんですね。


甘酒には、酒粕を使ったものと米麹を使ったものの2種類があります。酒粕を使ったものは簡単にできますが、甘味を増す為に砂糖が加えられていますし、アルコールも含まれています。
一方米麹を使った甘酒は、米と米麹のみで作られ、発酵により澱粉が糖化されることで甘味が増します。自然な甘さでアルコールは含まれていません。

疲労回復に効果的なビタミンB1などのビタミンも多く、必須アミノ酸やオリゴ糖なども豊富。
飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高く、江戸時代には夏に夏バテ防止に飲んでいました。「甘酒売り」という職業のあったそうですよ~。

通常、甘酒はもち米で作りますが、今回は黒米を使いました。黒米は古代米の一種でもち米ですし、黒米の甘酒はピンク色でひな祭りにはぴったり♪そして平安時代に好まれていたという牛乳割りにしてみました!

 

 【黒米のピンク甘酒ラテ】(作りやすい分量)
黒米・・・1合
水・・・400cc
米麹・・・200g
牛乳・・・お好みで

①  炊飯器に黒米と水を入れ、1時間以上浸水してから通常通り炊く。
②60℃程度に冷ましてから、よくほぐした米麹を加えてよく混ぜる。炊飯器の蓋を開けた状態で手ぬぐいをかぶせ、8時間保温状態を続ける。
 ③鍋に移して一度沸騰させ、冷ましてから牛乳で割って飲む。甘さが足りなければハチミツを混ぜてもOK。


甘酒で大事なのは温度管理です。澱粉の糖化はアミラーゼという酵素によって起こりますが、55~60℃で一番活性化します。温度が高すぎると酵素が失活し、甘くなりません。温度が低くなると乳酸菌が活発になり、酸っぱい甘酒になります。
甘酒が出来てから沸騰させるのは「火入れ」といって、酵素の働きを止めて発酵を止めると同時に、腐敗防止の効果もあります。

 


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2月のスパイス大使のテーマは「冬の煮込み♪あったか煮込み&シチュー

もうすぐ3月。寒い日が続きますね。
そんな時は、やっぱり体温まる煮込み料理でしょ~♪

今回は煮込み料理の定番ハーブ・ローリエを使った洋風おでんです。
おだしの効いたおでんもいいけど、たまには洋風はいかが?

具材はお好みで☆
でもトロけるモッツァレラチーズはオススメですよ~(*^▽^*)

 

 

【洋風おでん】(2人分)
・大根・・・1/4本
・ソーセージ・・・4本
・ブロッコリー・・・1/2株
・プチトマト・・・4個
・モッツァレラチーズ・・・1/2個
・うずらの卵・・・4個
・コンソメ(固形) ・・・2個
・GABANローリエ(ホール)・・・1枚

①大根は皮を剥いて2cm幅の輪切りにする。面取りをし、片方の面に十字の切り込み(隠し包丁)をいれる。かぶるくらいの水で茹で、弱火で20分下茹でする。
②ブロッコリーは房に分けて、塩少々を加えたお湯で少し固めに茹でて冷ます。
③鍋に水400ccを入れてコンソメ2個を溶かす。ローリエ、下茹でした大根、ソーセージを入れて加熱し、竹串が通るようになったら、プチトマト、うずらの卵を加えて1分程加熱する。
ローリエを除き、火を止め、食べやすい大きさに切ったモッツァレラチーズを加えて完成!

 

 


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