この記事は、
17歳のときに交通事故に遭って
手足が不自由になった私が、
事故からこれまでを
振り返っていく日記です。
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私はドクターヘリで専門の病院へ搬送され手術を受けました。
目を覚ましたのは事故から2日後。
そういえば私事故にあったんだっけ。
生きててよかった。
そう安堵したのも束の間。
体を起こそうと思ってもビクともしない。
手、足、頭。全身ベッドに括り付けられてるのかと思うほど私の体は全く動かなくなっていて、当時唯一動かせたのは目ん玉だけ。
私は、助かった命と引き換えに、体の自由を失ってしまったのです。
高校3年生の1月。
卒業後は憧れていた東京の大学(卓球の名門)へ進学し、卓球を続けることも決まっていた矢先の出来事でした。
卓球ができない体になってしまったこと、それは私の人生の軸を奪われたも同然でした。