この記事は、
17歳のときに交通事故に遭って
手足が不自由になった私が、
事故からこれまでを
振り返っていく日記です。


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「卓球せんもーん(しないもーん)」と口にしていた私は、気づけば小学1年生の時にはラケットを握り、どっぷり卓球にのめり込んでいたそう。

 

学校が終わるとそのまま練習場に行き、夜遅くまで練習する日々が続きました。


ただただ卓球が大好きでした。


高校生になると親元を離れて寮生活がスタート。一年生の頃はそれはもう地獄の日々で、もう二度とあんな生活はしたくありません...笑


高校2年生のときに初めてインターハイのシングルスでベスト16に入賞したときは、もう嬉しいのと信じられないのと...


がんばってよかった泣き笑い

もっともっと強くなりたい卓球


そんな気持ちでした!!


そんなこんなで進学を考えている頃、有難いことに「行きたい!」と思っていた東京の大学からお声がかかり、迷うことなく「よろしくお願いします!」と返答。


私の卓球人生は、順風満帆そのものでした。


ですが...

その大学へ通うことはありませんでした。


当たり前にあると思っていた大学生活。

まだまだ先は長いと思っていた卓球人生。


これからだと思っていた卓球選手として生きる道は、夢半ばで途絶えることになりました。


こんなことになるなら、もっともっと頑張ってればよかった。もっともっと両親に試合に観にきて貰えばよかった。


大好きな卓球を奪われ、なんだか心にぽっかり大きな穴があいたような気持ちになりました。


2011年1月の出来ごとです。




つづく