当時17歳。
高校卒業を間近に控えた1月のことでした。
全日本卓球選手権大会に出場した帰り道。
私が乗車していた車がトラックと衝突。
後部座席の真ん中に座りシートベルトをはめていなかった私は、脱力した状態で頭からフロントガラスへと突っ込み「頭部損傷」「頚椎骨折」「肋骨骨折」「左手小指複雑骨折」と、かなりの重傷を負いました。
※左手複雑骨折により、後に小指を切断することに😢
「先輩、頭から血が・・・」
後輩が頭元で泣き叫んでいるのが聞こえて、どんどんと遠のいていく意識に
もう死んじゃうのかな
そんなふうに思った記憶があります。
次に記憶があるのは救急車の中。
救急隊員さんが私の頬を何度も何度も叩き、「名前はなんですか?」と聞いてくる。
何この人しつこ😕
私の意識が遠のかないように必死に声をかけてくれていたのに、こんな風に思っていた自分を殴ってやりたい。。。
私が覚えているのはこれ位で、目が覚めた時にはもう手術は終わっていました。
私生きてたんだ。。。
病室に入ってきた母親を見て安堵の涙が大量に溢れ出した。
でも、助かった命と引き換えに私には残酷な現実が待っていたのです。