特に中高生は遠征で他府県の選手と交流し、たくさんの経験をつんでいることでしょう。
昨日は高校サッカー部のトレーナー活動でした。
対戦相手チームの選手が転倒して手を着いた際に、
ボキッという感覚とともに激痛が…
手をダラリと下げた状態で来ました。
手は下の図の変形しており、コーレス骨折を強く疑う状態でした。

コーレス骨折とはアイルランド人外科医のアブラハム-コーレスDrの名前からついたそうで、整形外科用語では橈骨遠位端骨折と言われるものです。
前腕(肘から手首まで)には二本の骨が並んでおり、
親指側の骨を橈骨(とうこつ)、小指側の骨を尺骨(しゃっこつ)と言います。
手を強く地面に着いた際に、 橈骨が手の甲側に変形する骨折がコーレス骨折です。
応急処置は、手首を動かさないように副え木をあてます。
副え木と言っても、"木"でなくていいです。
段ボール等を折り曲げてあてても良いですし、サッカー現場ならレガースを使っても良いかもしれません。
さらに、肘を曲げて、手のひらを胸につけるような位置にして三角巾で腕をつるします。三角巾も普段は持っていないと思うので、大きめのタオルで代用しても良いです。それもなければ、反対の手で下から支えていても良いです。
そして、手首を氷で冷やしながら病院へ行きましょう。
今後も現場で経験するスポーツの怪我について、簡単にまとめていこうと思います。