T's World -4ページ目

T's World

花のある生活や語学、そして趣味の弦楽のことなど…つれづれなるままに。

かお疑問はすぐに解決すべしビックリマーク

クリスマスが終わって年が明けても、街にティンセルを置いているところがあるのだろうか?

で、私はショップのボスに事情を話して相談することにした。
すると彼はバスで10分ほどのところにあるパーティーショップに行ってはどうかと言う。
そうか、パーティーショップという手があったかひらめき電球

私は仕事が終わってすぐにバスに乗り、夕方5時にして漆黒のロンドンの街に出た。
あったあった、パーティーショップ。
ウインドーには怪しげなマスクとか、けばけばしいドレスとか…こんなことでもなければ絶対に入りそうにないところだ。

ドアにはかぎが掛かっていて、外から呼び鈴を鳴らすと個性的なファッションの店員さんが開けてくれた。
で、さっそく店内をチェック。
が、それに近いと言えば近いものはあるものの、必要とされているものが見当たらない汗

翌日カレッジの売店に行って何とか手に入らないか聞いてみた。
するといくつかあると言うではないか。

が、私のような学生が何人かいて数が足りないらしく、不公平になるから売れないと言う。
で、そこで私がつい、ティンセルってインターナショナルステューデントにはよくわからなかったからねー、みたいなことを言ったのがいけなかった。

それが担当の先生の耳に入り、翌日の授業始めに彼女は突然私の名前を呼んでこう言った。
「あなたはインターナショナルステューデントには分からなかったと言ったらしいけど、だから私は何カ月も前にちゃんとインフォメーションしたはずです!」

彼女は相当怒っていて、怒られた私もかなり驚いた。
まさか、そんなちょっとした一言が耳に入って激昂されるとは思っていなかった。
でも、彼女が正しい。

結局、その先生は怒りながらも、当日インターナショナルステューデントの分を(驚くなかれ、インターナショナルステューデントは全員持っていなかったのだ)用意してくれていた。
私は彼女に言った。
"Thank you for your kindness!"

それまでしつこくプリプリしていた彼女だが、突然顔がゆるんで小さい声で"OK"と言った。

それ以来、「分からないことは即刻解明し、誤解を招くようなことは絶対に言わない」ということを肝に銘じている私です流れ星

つづくクマ
星絶対に忘れない単語あせる

Tinselなるものをご存じだろうか?
私にとってTinselは、カレッジ時代にひと騒動あった忘れられない単語なのだ。

これはティンセルと言って、クリスマスなどの装飾に使う金や銀のピカピカピラピラした長い飾りのこと。

で、時は夏休み前。
インターナショナルデザインという授業があるのだが、その時に先生が言った。
「みなさん、来年の授業で使うので早めにティンセルを購入しておいてくださいね。」

ティンセルって何?と思ったものの、年明けまでにはまだまだ時間がある。
まぁ、そのうち誰かに聞いて買っておけばいいか…と思っているうちに時はあっという間に経ってしまった。

頭の中でティンセルはずっと気になってはいた。
だが、それが季節ものだなんて思いもしなかったし、カレッジの購買部には授業に必要なものはなんでもあったから、きっとそこで買えるものだろう、とタカをくくっていた。

そして年が明け…
先生が再び言った。
「みなさん、来週の授業でティンセルを使うので持ってきてください。」

出た!ティンセル。
私は慌ててイギリス人のクラスメイトに聞いた。
「ティンセルって何?」

仲よしの彼女は言った。
「金色の、ほら、クリスマスに使うピカピカの飾り。え、まだ買ってないの?みんなクリスマス前に買ったよ!クリスマス前には山のように積まれてたけど、今はどうかなぁ…」

そうだったのか!!だから早めに買うように言われたんだ!

授業は来週だあせる
こうなったらめぼしいショップを回るしかないか。
が、授業は夕方5時まであり、それからロンドンに戻ったらすっかり夜だ。
授業のない日はショップでお仕事。
あー、どうすればいいのだっ!!!???

つづく
虹レッスンは時間との戦いフラッグ

カレッジのフローリストリーはその名の通り花を学ぶコースだが、実技だけでなくアカデミックな授業もあり、朝9時から夕方5時まで中身ぎっしりで大忙しだ。
授業が終わったらみんなぐったり、そそくさと教室を後にして家路へと向かう。

ぐったりする一番大きな原因はやはり実技だ。
限られた時間に先生のデモンストレーションと生徒の実技をやるのだが、作る作品自体が結構な大きさだったりするので、時間内に仕上げるのは本当に忙しくて大変なのだ。
おまけに授業の終わりには、床や机の上もきれいに掃除して片づけられていなければならない。

私はずっと、欧米人に比べて日本人は手先が器用で何でも早くこなせると信じて疑っていなかったのだが、カレッジで学んで考えを改めた。

確かに、我々日本人は緻密で正確に何事もこなすのに比べ、イギリス人はかなり適当な部分があるのは否定できないが、その分、我々は沈思黙考(?)の時間が長くて時間がかかるのだ。

イギリス人学生はとにかく手早い。
私には、ほとんど感覚だけでパパパッと作業をこなしているように見える。

そして意外なことに、そのパパパッと作ったものの出来が悪くない、と言うか、かなり良いのだ。
細かいところを見るとちょっとしたアラがあるかもしれないが、ぱっと見た分にはどうということはない。

そこで学んだ教訓。
「時間をかければよいものができるというわけではない。」

臨機応変に使い分けできるのが理想ですねかお

つづくぶーぶー