フラワーアレンジメントと聞くと、当然ヨーロッパのイメージだ

が、カレッジの上級コースでは基本的なものからさらに進んで、今はやりのデザインや花材の使い方などを学ぶのだが、その中には明らかに日本の生け花から生まれたと思われるものがいくつかあった。
例えばLinearと呼ばれる、花材のラインを生かしてその間に生まれる空間を重視するデザイン。
明らかに生け花の発想だ。
Pin holder はいわゆる乾山。
私がイギリスで見たものは、日本のもののミニ版という体のものだったが、最近では日本でもこの手の透明なものなどが普通に売られている。
生け花とは言っていなかったが、授業でもろに「生け花でしょう?」というものをレクチャーされたこともある。
イギリスで花を学んで始めて知ったが、日本の生け花はヨーロッパの実用的な花を超えて、尊敬すべきアートなのだ。
ある種、あこがれの対象と言っても良いのではないだろうか。
だからと言って、ヨーロッパのものが劣るというのではない。
彼らの色彩感覚、ダイナミックに花材を組み合わせて造形するセンスはなかなか真似できないものがあるし、ヨーロッパの空気の中ではそれがまたよく映えるのだ。
それぞれに異なった文化が互いに惹かれあい影響を受けつつ、新しい発想で日々の生活が豊かに鮮やかに花で彩られる。
それだけで幸せ倍増だと思うのだけれど、いかがでしょう?
つづく

イギリスの秋は黄色



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