イギリスの秋は黄色やっと涼しくなりそうな気配…
が、ここのところの異常気象に、美しい日本の四季が失われつつあるのではないかと不安になっている。
日本の秋と言えば紅葉。
紅葉と言えば赤く染まったもみじを想像するが、イギリスの秋は紅葉ではなくて黄葉だ。
イギリスの秋に赤はない。
全部まっ黄っ黄

ハイドパークもケンジントンガーデンもぜーんぶ黄色

カレッジのすぐそばにある公園も見事なまでにまっ黄色だった


それはそれでとても美しい。
そして、この違いこそがそれぞれの異なった美意識を作り上げてきたように思うのだ。
赤でもない、黄色でもない、徐々に移りゆくその繊細さこそが日本の美意識の根源だとすれば、逆にヨーロッパは「まっ黄」のように、曖昧さのないシンメトリーな表現(幾何学的な庭の配置に代表されるような)に美を追求してきたのではないか。
花のアレンジにしても同様。
生け花は左右非対称、ヨーロッパのものは基本的に左右対称。
日本の生け花は極めて情緒的で創造的で、それは海外から見るとアートの域なのだ。
そして、それがヨーロッパに多大な影響を与えていることに一番気づいていないのは我々日本人のような気がする。
私がイギリスで学んだデザインの中にも、これは絶対に生け花の影響でしょう?と思うものが色々あった。
次はそんなお話