今日は騎馬行列の後半のお話です。


我々武田騎馬隊が昼食休憩を取った、遊亀公園には、動物園があるそうです。
<https://www.city.kofu.yamanashi.jp/zoo/index.html >
レッサーパンダ見たかったなあ。


隊は再び御神輿に先導される形で公園を出発。
遊亀通りを北上し、甲府中央の商店街エリアに向かいます。

市民の方々は、皆「信玄さーん」と親しげに声をかけてくれます。そしてカメラを向けてくれる人が多いのですが、信号の都合などで一定のペースの移動が出来ず、しばらく止まったり、ちょっと急ぎ足になったりすると、うまく撮れない人も出てきます。

「ああっ信玄さん待って!」と言われた事もありました。しばらく追っかけて来てくれたおばあちゃん、ごめんなさいーっショック!後ろに車が来てなければ止まって撮って頂いたのに。


信玄公人気は暖かい声援とともに伝わってくるのですが、山本勘助人気も凄かったです。

武田二十四将騎馬行列参戦記
こんな事もありました。
二十四将役の人たちは、皆自分の配役名が入った旗指物を付けているのですが、信玄公役は旗指物がありません。旗を目印に配役を見分けてる方が居て、私の前の勘助殿に大興奮!山本勘助のファンなのですねドキドキ

そしてシャッターを切ってるうちに隊が通過。「あれっ、今の信玄さん?」
青信号を渡る速さ、風の如し。


繁華街に入って、どこかで見た建物を発見。今回宿泊しているホテルでした。徒歩でうろついてた時と、馬の上から見る景色は違って見えました。


やがて隊は堀を渡って舞鶴城公園(甲府城)の中に。ここで休憩?鎧姿で屋台のフランクをかじろうっ音譜と思ったのですが、専ら馬ちゃんのための休憩のようで、下馬しませんでした。重い甲冑乗せて長時間歩いて大変ですよね。時間が押してたからか、騎馬隊集結の記念写真は撮れず、しばらくして再び城を出ます。


舞鶴陸橋を渡って、JRを見下ろしながら進む武者達。
甲府駅北側に巨大なオブジェ発見!木で組まれたどんぐりのような巨大な松明のような…
馬を引いてくれてるスタッフさんと2人で首を傾げ…
後で調べたら、北口のよっちゃばれ広場の丸太アートという事でした。


甲府駅を背に、武田通りに戻ると、街道の人たちの声援は「お帰りなさーい」に変わります。
「お疲れ様」「頑張ったねえ」と何だか心が温まります。


武田神社に続くゆるい坂道の途中で、最後の休憩。ここでも馬から降りない小休止ですが、地元の人がいなり寿司やお茶を差し入れてくれます。観客が見てる前で頂くので、手渡されるときに「すいません」じゃなく「かたじけない」「うむ、これは美味い!」などと低い声で言っていたら周りにちょっと受けてました。


その後、再び武田神社に向かって出発。小学生達が沿道を一緒に着いて来たり、一本向こう側の通りからも手を振ってくれる人が居たり、数時間なのに故郷に戻ってきたような感覚。この辺りは町名も「武田」ですしね。


武田神社前でのお帰りなさいコールに答えて手を振った後、御神輿とわかれて騎馬隊は小学校に。観客もまばらになる中、最後の200mを堀に沿って歩きます。二十四将の皆はどんな気持ちだったのでしょうか。私は物足りない、というかもっと長く祭りを楽しみたいという気分でした。

武田二十四将騎馬行列参戦記

グランドに戻り、馬を降りてココパちゃんにお礼を。ご苦労様!ありがとね、と言って顔をなでましたが、ココパちゃんはそっけなくて「撫でてくれなくてもいいよ」という感じだったのがかえって可笑しく、ちょっと笑ってしまいました。


この後、馬ちゃん達は次々と運搬用の車に乗って帰って行きます。武者達は終結し、実行委員の方からお言葉を頂き、最後の締めに勝ち鬨です。ここでもちょっと台詞を長くして入れてみたよ。


そしてその直後、皆が気合が入った勝ち鬨を上げてくれて、気持ちが一つになった瞬間です。
このままバラバラになってしまうのが惜しくて、集合写真を撮りました。今回のお祭りで一番気に入ってる写真の一つになりました。

武田二十四将騎馬行列参戦記
【皆良い顔してます】

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鎧を外してもらうと、一気に体が軽くなっていきました。そして日常に戻る瞬間。普通の人になって体育館から出ました(いや、顔は時代劇メイクしたまんまだったんですけどね)。


参加者の皆と別れた後、まだ明るかったので武田神社にお参りに行きました。ちょうど御神体を元に戻したところでした。


武田二十四将騎馬行列参戦記


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今日の行列が無事終了したお礼をして、小学校の駐車場に戻りました。


今回、5時間程でしたが、素晴らしい体験が出来ました。戦国のお祭りは初参加だったのですが、甲府にまた一つ良い思い出が出来ました!

お祭りの関係者、一緒に参加した人たち、そして声援を送ってくれた甲府の人達に感謝です!!

参加者の着付けが終わる頃、スタッフの方に呼ばれて簡単な打ち合わせをしました。勝ち鬨をあげる号令を…という話でした。台詞が短かったのですが、アレンジしても良いとの事だったので、まあ出来そうだったらカッコ良く決めちゃおうかね?と考えながらグランドに出ました。

武田二十四将騎馬行列参戦記
【乗っているのは乗馬クラブのスタッフさんたち】

小学校のグランドでは、既に馬ちゃん達がトラックをぐるぐる歩いて慣らしていました。その脇で二十四将集合。出陣式を行いました。小学校の中には観光客が入ってきていないので、内輪な感じですが、だんだんテンションが上がってきます。

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【出陣式】

アドリブだったので何を言ったか忘れちゃいましたが、台詞噛まずにやり過ごせて良かったです。
「ここを出てから、全員無事に校庭に帰ってくるまでが騎馬行軍です」とか言ってたはず(嘘


武田二十四将騎馬行列参戦記


その後、みんなで寄り集まって記念写真を撮りました。

甲冑の武者がこれだけそろうと壮観です。実は野球のベンチに腰掛けているのですが、判らないですよね。


そしていよいよ乗馬します。隊列順に乗っていくのですが、信玄公は最後尾なので、ちょっと動き回って体を慣らしたりしてました。

私の乗る馬はココパちゃんという、大河ドラマ出演経験がある俳優馬でした。落ち着いてて心強いです。




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【馬に乗れて上機嫌のワシ】



グランドを回って慣らした後、いよいよ外に出ます。道路に出ると、すぐ武田神社(躑躅ヶ崎館)の堀なので気分が盛り上がります。(脳内BGMは風林火山のテーマ)


武田二十四将騎馬行列参戦記

躑躅ヶ崎館の前を騎馬甲冑姿で歩けるなんて貴重ですよね!


この時、武田神社の境内では御神輿が出る準備や火縄銃の演舞をしていました。遠くで銃声が響きますが、馬ちゃん達は耳を動かすだけで大人しくしてくれてました。


しばらく待っていると、御神輿が武田神社を出て甲府駅方面に動き出しました。
神社脇で待っていた我々騎馬隊は、後を追う形で続きます。
神社前の交差点には、観光客、市民を合わせて沢山の方々が集まって歓声を送ってくれます。


武田二十四将騎馬行列参戦記

写真を撮られるので、慣れない乗馬でかっこ悪い姿勢にならないよう、胸を張って頑張ってみました。徒歩で参加する行列の場合、何かパフォーマンスが出来そうなところですが、今回は全員乗馬していて、一番近い勘助殿が数メートル先、先頭は70m位先でしょうか。打ち合わせもしていないので今回は諦めました。信玄公の装備は軍配があるので、これを振って答えることにします。


駅に真っ直ぐ続く武田通りは、両側に桜が植えられていて、満開になると綺麗なのですが、今年は咲くのが早かったため、甲冑と桜のコラボは成りませんでした。

行列は引き馬なので、乗馬の経験は必要ありません。しかし、このお祭りを経験した方から人づてに「鎧を着けての長時間乗馬になるので後半は苦行だ」と聞いていたので、それをどう乗り切るかが課題でした。足とお尻が痛くならないような重心の取り方を探っていました。御館様が足をつってたら情けないですからね。


沿道にはお年寄りから子供たちまで出てきて、武田菱の旗を振ってくれています。地元の信玄人気が伝わってきます。園児達も見学に来ていて「信玄さーん」と可愛い歓声を送ってくれます。こうして御当地武将の人気は代々引き継がれていくのですね。
テレビカメラも出ていたので、TVに映るかな?後で聞いた話ですが、山梨のTVではニュースに出ていたそうです。私は神奈川から参加なので見れなくて残念…


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行列は駅北口の交差点まで来て右折、西に向かってガードをくぐって駅の南側に回りこみます。お祭りの総勢は、御神輿など全部で400名になるそうですが、自動車を一時的に片道規制にしているので、警察の方々も忙しそうです。御神輿隊の進み具合や、交通状況によって、隊列は進んだり止まったりを繰り返します。


武田二十四将騎馬行列参戦記
騎馬隊が止まっているときはシャッターチャンスです。子供連れの方たちが、騎馬隊をバックにベビーカーの赤ちゃんを写したりしました。私も気付く範囲でカメラに向かって一緒にポーズをとります。
実はちょっと苦労したのですが、信玄公の兜は、後ろの部分が肩当と当たってしまい、自由に首を回すことが出来ませんでした。可動範囲は左右に20度ほど…。真横から「信玄さん、こっち向いてくださーい」と声をかけられると首を回せないあせる
後で、つばの部分に手を当てて持ち上げ気味に首を回すと動くことが判明しました。


南口ロータリーの大きな信玄公像の前を通過。心の中で敬礼。
今日はとてもよい天気になり、祭り日和。本物の御館様にカミナリを落とされずに済んだようです。

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【信玄公with信玄公】


乗馬はしばらく乗っていると、力の入れ方というか楽な重心の置き方がわかってきて、鞍の上に座っていてもかなり楽になりました。

ロータリーを一周した後、平和通を南に向かいます。
この辺りは商店街&オフィス街になるのですが、仕事中の人も出てきて手を振ってくれます。
一行は警察署、裁判所を過ぎたところにある小さな公園に入って小休止。下馬してお茶を頂きました。馬ちゃん達も一服。
騎馬武者たちにとっては貴重なトイレポイントでもあります。公衆トイレの前でスタッフが待機して鎧の着脱をしてくれます。
私は今朝から飲み物を控えめにしているので大丈夫でした。
しばらく休憩した後、再び騎乗の人になった我々は、相生の方に向かいます。相生三丁目から一本裏通りに入ってさらに南下。
この辺りは住宅地と商店が混在しています。ここでも地元の方たちが軒先に出てきて声援を送ってくれます。
地元が一体になったお祭りなのだと実感しました。
やがて、お昼の休憩ポイントである遊亀公園に到着。観光客と、地元の人、そして先に公園に到着していた神輿の方々が拍手で迎えてくれます。
時計を持っていなかったので、正確な時間はわかりませんが、1時間ほど押しているとか。
公園内でお弁当をもらうのですが、色々な方から写真を頼まれます。なかなか無い体験ですよね。子供と一緒に写ったり、おばあちゃん達と即席握手会(?)
せっかくだから二十四将集合して写真を撮れば良かった…。
握手会を終えて、周囲を見回すと、甲冑の武者は私一人になってました。公園の中に他の将を探しに行くと、居ました!車座onブルーシートの武者達が。


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私もお弁当を頂きます。私の好きなハンバーグ弁当でした。
鎧兜を着けたままの食事は難儀しましたが、豚汁があったのが嬉しかったです。


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どんな状態でも弁当はうまい。


この後再び馬に乗って公園を後にします。

後半はまた次回。

武田二十四将騎馬行列の参加が決まり、しかも信玄公という大役を引き当ててしまった私。ネットで情報収集して、お祭りの雰囲気を勉強。先立って前の週末に行う信玄公祭りに比べて、情報が少ないですが、参加経験者の方の体験ブログなどもあって、貴重な情報源になりました。


長時間の乗馬はお尻が痛くなるらしい…


応募条件にも「長時間の騎乗に耐え得る、心身ともに健康な方」と明記されていたし、それを承知で応募したので、ここは耐え抜かねば。…でもお尻ってどうやって鍛えればはてなマークあせる


鎧もかなり重いらしいので、筋トレも開始。去年つかっていたX-BOX360(ゲーム機です)のフィットネス用のソフトで運動開始。これが結構優れもので、去年は実際にダイエット効果が出てたのです。メニューが色々選べるので、足腰と腕を中心に選んで、毎日実行。食事も鶏肉と大豆でたんぱく質を多めに取りました。


さて、外見ですが、お世辞にも私は信玄公っぽい迫力が無いと思います…。せめて目力を、と時代劇や大河ドラマを参考にメイクの練習。それから髪を黒く染めました。

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あっ、ドーラン買いましたよ。舞台用のグリースペイント、色は27P(男性向けの色)です。
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あと、アイライナーも買いました。パンダメイクになると困るのでしっかりしたウォータープルーフのを探そうと、@cosme見て決めました。

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一番評判が良かった「ベルサイユのばら レディオスカルリキッドライナー」にしました。肌に優しいローズ水配合です。ちょっと信玄公が遠のいて行きますが迷いは禁物です。


あとはメイクの練習あるのみ。

のう、勘助…


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メイクならこっちのお方の方が得意?

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ドーランの御館様といったら沢村さんか?

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「期待してますよぉー」




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…行き詰ってきたニャ


その間に真田弾正は面具を自作したりしてました。すげえw


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そうか!大事な要素を忘れてました。ヒゲが無いんですよ、ヒゲが。

というわけで急遽伸ばし始めました。

準備に追われている間に、桜が咲いたり、友達に赤ちゃんが生まれたり、入院中の父が転院する事になったりしました…。

そして御祭り前日。私は神奈川県から向かうので、12日の8時集合に間に合いません。甲府のホテルに前泊しました。ドーミーイン甲府に泊まったのですが、屋上に温泉の露天風呂があってくつろぐことが出来ました。


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【勘助と一緒にサービスショット】


ホテルの朝食は、バイキングだったのですが、なんとほうとうがありました!おかずも結構美味しい~。

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以前参加した方のブログによると、あまりお昼食べられないかも?という感じだったので、朝はしっかり食べました。そして部屋に戻ってメイクしてたら…うわっ、時間押してるあせる


風の如き速さで集合場所に向かいました。武田神社の隣の小学校に着いたら、同じく急ぎ足の人発見。参加者かな?と思ったらなんと今回の勘助殿でした!!


グランドの奥の体育館に入って、受付を済ませると、後は着付け待ちです。高津装飾美術さんのスタッフが、既に参加者の着付けを始めてたので、私は鎧や、着付け終わった鎧姿の人を見て回ったりしてました。

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体育館で着々と武者が製造されていきます。



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御館様セット。


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作り物でもこれから着用するのかと思うとわくわくします。


さて、私の番が回ってきました。スタッフさんが一人で手際良く着付けていきます。

覚悟してましたが…装備を着けるたびに重くなっていきます。最後に兜を着用した時は、腿に重みがずっしりと感じられました。これが今日のお祭りの役の重みなのかビックリマークと思うと頑張ろうという気力も出てきます。

武田二十四将騎馬行列参戦記
というわけで、戦支度が整いまして御座いまする。