参加者の着付けが終わる頃、スタッフの方に呼ばれて簡単な打ち合わせをしました。勝ち鬨をあげる号令を…という話でした。台詞が短かったのですが、アレンジしても良いとの事だったので、まあ出来そうだったらカッコ良く決めちゃおうかね?と考えながらグランドに出ました。

武田二十四将騎馬行列参戦記
【乗っているのは乗馬クラブのスタッフさんたち】

小学校のグランドでは、既に馬ちゃん達がトラックをぐるぐる歩いて慣らしていました。その脇で二十四将集合。出陣式を行いました。小学校の中には観光客が入ってきていないので、内輪な感じですが、だんだんテンションが上がってきます。

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【出陣式】

アドリブだったので何を言ったか忘れちゃいましたが、台詞噛まずにやり過ごせて良かったです。
「ここを出てから、全員無事に校庭に帰ってくるまでが騎馬行軍です」とか言ってたはず(嘘


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その後、みんなで寄り集まって記念写真を撮りました。

甲冑の武者がこれだけそろうと壮観です。実は野球のベンチに腰掛けているのですが、判らないですよね。


そしていよいよ乗馬します。隊列順に乗っていくのですが、信玄公は最後尾なので、ちょっと動き回って体を慣らしたりしてました。

私の乗る馬はココパちゃんという、大河ドラマ出演経験がある俳優馬でした。落ち着いてて心強いです。




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【馬に乗れて上機嫌のワシ】



グランドを回って慣らした後、いよいよ外に出ます。道路に出ると、すぐ武田神社(躑躅ヶ崎館)の堀なので気分が盛り上がります。(脳内BGMは風林火山のテーマ)


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躑躅ヶ崎館の前を騎馬甲冑姿で歩けるなんて貴重ですよね!


この時、武田神社の境内では御神輿が出る準備や火縄銃の演舞をしていました。遠くで銃声が響きますが、馬ちゃん達は耳を動かすだけで大人しくしてくれてました。


しばらく待っていると、御神輿が武田神社を出て甲府駅方面に動き出しました。
神社脇で待っていた我々騎馬隊は、後を追う形で続きます。
神社前の交差点には、観光客、市民を合わせて沢山の方々が集まって歓声を送ってくれます。


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写真を撮られるので、慣れない乗馬でかっこ悪い姿勢にならないよう、胸を張って頑張ってみました。徒歩で参加する行列の場合、何かパフォーマンスが出来そうなところですが、今回は全員乗馬していて、一番近い勘助殿が数メートル先、先頭は70m位先でしょうか。打ち合わせもしていないので今回は諦めました。信玄公の装備は軍配があるので、これを振って答えることにします。


駅に真っ直ぐ続く武田通りは、両側に桜が植えられていて、満開になると綺麗なのですが、今年は咲くのが早かったため、甲冑と桜のコラボは成りませんでした。

行列は引き馬なので、乗馬の経験は必要ありません。しかし、このお祭りを経験した方から人づてに「鎧を着けての長時間乗馬になるので後半は苦行だ」と聞いていたので、それをどう乗り切るかが課題でした。足とお尻が痛くならないような重心の取り方を探っていました。御館様が足をつってたら情けないですからね。


沿道にはお年寄りから子供たちまで出てきて、武田菱の旗を振ってくれています。地元の信玄人気が伝わってきます。園児達も見学に来ていて「信玄さーん」と可愛い歓声を送ってくれます。こうして御当地武将の人気は代々引き継がれていくのですね。
テレビカメラも出ていたので、TVに映るかな?後で聞いた話ですが、山梨のTVではニュースに出ていたそうです。私は神奈川から参加なので見れなくて残念…


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行列は駅北口の交差点まで来て右折、西に向かってガードをくぐって駅の南側に回りこみます。お祭りの総勢は、御神輿など全部で400名になるそうですが、自動車を一時的に片道規制にしているので、警察の方々も忙しそうです。御神輿隊の進み具合や、交通状況によって、隊列は進んだり止まったりを繰り返します。


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騎馬隊が止まっているときはシャッターチャンスです。子供連れの方たちが、騎馬隊をバックにベビーカーの赤ちゃんを写したりしました。私も気付く範囲でカメラに向かって一緒にポーズをとります。
実はちょっと苦労したのですが、信玄公の兜は、後ろの部分が肩当と当たってしまい、自由に首を回すことが出来ませんでした。可動範囲は左右に20度ほど…。真横から「信玄さん、こっち向いてくださーい」と声をかけられると首を回せないあせる
後で、つばの部分に手を当てて持ち上げ気味に首を回すと動くことが判明しました。


南口ロータリーの大きな信玄公像の前を通過。心の中で敬礼。
今日はとてもよい天気になり、祭り日和。本物の御館様にカミナリを落とされずに済んだようです。

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【信玄公with信玄公】


乗馬はしばらく乗っていると、力の入れ方というか楽な重心の置き方がわかってきて、鞍の上に座っていてもかなり楽になりました。

ロータリーを一周した後、平和通を南に向かいます。
この辺りは商店街&オフィス街になるのですが、仕事中の人も出てきて手を振ってくれます。
一行は警察署、裁判所を過ぎたところにある小さな公園に入って小休止。下馬してお茶を頂きました。馬ちゃん達も一服。
騎馬武者たちにとっては貴重なトイレポイントでもあります。公衆トイレの前でスタッフが待機して鎧の着脱をしてくれます。
私は今朝から飲み物を控えめにしているので大丈夫でした。
しばらく休憩した後、再び騎乗の人になった我々は、相生の方に向かいます。相生三丁目から一本裏通りに入ってさらに南下。
この辺りは住宅地と商店が混在しています。ここでも地元の方たちが軒先に出てきて声援を送ってくれます。
地元が一体になったお祭りなのだと実感しました。
やがて、お昼の休憩ポイントである遊亀公園に到着。観光客と、地元の人、そして先に公園に到着していた神輿の方々が拍手で迎えてくれます。
時計を持っていなかったので、正確な時間はわかりませんが、1時間ほど押しているとか。
公園内でお弁当をもらうのですが、色々な方から写真を頼まれます。なかなか無い体験ですよね。子供と一緒に写ったり、おばあちゃん達と即席握手会(?)
せっかくだから二十四将集合して写真を撮れば良かった…。
握手会を終えて、周囲を見回すと、甲冑の武者は私一人になってました。公園の中に他の将を探しに行くと、居ました!車座onブルーシートの武者達が。


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私もお弁当を頂きます。私の好きなハンバーグ弁当でした。
鎧兜を着けたままの食事は難儀しましたが、豚汁があったのが嬉しかったです。


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どんな状態でも弁当はうまい。


この後再び馬に乗って公園を後にします。

後半はまた次回。