トレーナーという立場で陸上のアスリートと伴に多くの時間を過ごさせてもらいました。
今年は、リオオリンピックもあるが、日本人で初めて100mを9秒台で走れるか!ということも話題になっている。
現在の日本記録は、1998年のバンコクアジア大会で10秒00という記録を出した伊東浩司選手。
当時、私も日本代表チームトレーナーとして現地でサポートしていたので記憶に残っている。
目の前で行われる伊東選手らのウォーミングアップを見ながら選手達をサポートしていました。
その後、2001年には、世界陸上で初めてスプリント種目のメダリストとなったエドモントン大会にも帯同。
この大会で400mハードルで為末選手が銅メダルを獲得。その後も2007年ヘルシンキ世界陸上で再び銅メダルと獲得と素晴らしい記録を残しました。
そんな為末選手とは、私が2007年に独立した時から引退(2012年)までパーソナルサポートという形でパーソナルトレーナーをさせてもらいました。
コーチをつけないスタイルで競技を続けていたので、自分の感覚とは別に客観的な指標(からだの状態)が必要だったようです。
なぜならば、自分でからだを常に把握していなくては、練習内容も計画も作ることができない。どんなに素晴らしい能力をもっていても自分の感覚だけに頼ると思い込みと期待が入り混じってしまい客観的判断がしづらくなると言っていました。
一般的には、その役割はコーチが客観的にみて疲労回復を意識したメニューや追い込みなどを決めている。
私に託されたものは、筋肉の張り、関節の動き、筋肉のボリューム、以前との違い(変化、異変)など事細かく情報を伝えるようにしていた。
そして、その状態を把握した上で、自分の戦略に落とし込んでいっていました。ここまでストイックに。。ここまで緻密な計画と戦略があった選手はものすごく少ないと今でも思う。
時には、本人が訴えるふくらはぎの違和感などは、医学的には証明ができないこともあり、何が症状の原因なのか?なにがどうなってその症状となっているのか?試行錯誤の連続でした。
動きと一言でいってもこちらが動かしてみる『動き』もあれば、本人が何かを意識して動く『動き』もあれば無意識に動く『動き』もある。
これらすべてを突き詰めていくことも良くあった。
感覚が良い!
調子がいい!
本当に良いのか?
絶好調なのか?
80%くらいでも良いと表現しているのか?
本人が訴える感覚とこちらが手で触れるからだの状態とを照らし合わせることをいつもしていた。その意識と感覚を今も消えない。。。。
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曽我武史
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