2023・2・26 シラケ山岩稜(群馬県・西上州) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

南牧村の大仁田ダム近くに登山口はあります。

10台以上は駐車可能かと思いますが、今日は我々だけでした。

沢沿いの道をゆっくり歩き

ザックの中にはアイゼンとピッケル

今回は山頂周辺の日陰部分の雪を想定して入山

石ゴロの道、冬靴では中々歩きにくいです。

 

ずっと登って

烏帽子岳のコル下の急傾斜では

落ち葉の下で氷結も有り

途中からピッケルを杖代わりで歩行

そして、コルでハーネス装着(アイゼン未装着)

 

マル(小ピーク)のトラバースでは

残雪と氷結部も有り、

手に持っていたピッケルを地面に打ち込んだり

杖代わりでバランス保持、そして

立木を掴みながらの通過となりました。

(帰路撮影したものです。)

 

 

シラケ山岩稜では思った以上に雪は無く

時々ピッケルを打ち込んで支点(結構重宝しました。)

こんな地面はスリップしやすいです。

アイゼン装着を考えてました。

 

アイゼン未装着のため

しっかりとピッケルを打ち込んで登る。

(この画像は傾斜感が表現されていません。)

 

左の白い部分が登山道ですが

取り付くとそれほどの難易度はありません。

頂上で昼食休憩です。

狭い岩頭の上で休憩は独り占め感満載です!

風も無く、温かなカップ麺も美味しいですね。

最近、ヤマザキの焼きそばパンがお気に入りで、

昼食は炭水化物てんこ盛りでした。

 

シラケ山が近くになると歩きやすくなり

難易度も低くなります。       (山名板が新しい!)

 

奥は榛名山 妙義山も鹿岳も確認出来ました。

手前の谷は南牧川です。    

 

戻りの道は迂回ルートを使いましたが、

時々、落ち葉の下に氷結分有り、

気の抜けない場所では林の中を歩いて迂回も!

時々、

冷たい風がある程度で、概ね良好でした!

明るい林、光が冬とは違い、春は間近?

 

戻って来て、ここはアイゼン装着

ピッケルは収納して通過

往路でのアイゼン無し、ピッケル使用と比較して

戻りのアイゼン有り、ピッケル無しの方が

安心感は断然違います。 

装備は技術をカバーしてくれますね!

そしてコルからの急傾斜はつまずき転倒も?

安全最優先でロープ確保でアイゼンも装着

下るときになると

思った以上に傾斜はキツい箇所です。

山頂で写真を撮り忘れで、ここでカシャリ!

急傾斜を降りた辺りでアイゼンを収納です。

 

そしてもう一枚、カシャリ!

 

あれやこれやでしたが、無事に下山することが出来ました。

 

往路でアイゼンを付けなかったことは・・・

・雪の無い岩稜部分でアイゼン歩行は難易度が増す。

・ピッケルでカバー出来ていたこと

こんな感じでした。

 

今回の行動で、装備は色んな箇所で役立ちました。

持参する、しない、と迷ったときには携行がいいですね!

装備は自分を守ってくれるもの

今回の山でも前爪のあるアイゼンが良いと思いました。

氷結部でも泥斜面でも前爪を蹴り込んで登りましょう!

装備の進化も有難いです!

 

そうそう、

登山口までの道路で

雪や氷結部分は全く有りませんでした。

 

西上州も春間近です!

 

そして先日、

西穂山荘予約(土曜日)しましたが、満室状態

山も経済再開ですね!