先週のとある日
日和田山での岩トレに向かいました。
山麓は春の柔らかな日差しに包まれて
黄緑色も鮮やかな、まるで5月の装いです。
そして岩場についたら何やら人、人、人
まるで「全国岩登り大会」のような人混み
そんなことで場所を「平戸の岩場」に変更です。
平戸の岩場は
日和田山よりもっと小さい岩場です。
ここも誰かが・・・と思いましたが私達だけでした。
早速始めましょう!
「アンダーホールドも使ってくださいね。」
「・・・?」
「左手の下に下から抑える場所が有ります。」
「なるほどね~!岩は下からも持てるんですね!」
私の細かなアドが飛び交います。
ココは高さ20m位の岩のため、動きがよ~く分かります。
そして
今度はこっちからも・・・。
悩んで、
一度戻って、
そしてまた戻って
乗り越えました。
簡単な場所でも初めての場所は戸惑います。
その戸惑いが良いんですネ!
・この足を置くスタンスで大丈夫かな?
・この小さい岩角で右手が耐えることが出来るか?
・ココに立ち込んでも、次にホールドとする岩角が有るのか?
・落ちたくないから、一旦戻ろう!
・やっぱりあの岩角でやってみよう
そんな心の動揺と決断と行動の混ぜこぜなひと時が
岩の楽しさでもあります。
そして・・・次に来た時に
「あれ~ッ、この前は登れたのに?」
「おかしい!」
「くやしい~!」
そうやって小さな岩角に足を掛けたり手で掴んだり
そんな動作は
夏山の岩稜縦走などで
とても良い経験値となって
ヘルプしてくれます。
写真の様な登山道が北アルプスに有ったら
大変です! 毎日事故続発です。
北アルプスの岩稜ルートより
難易度がグッと高い岩場でトレーニングを積むことで
夏の岩稜縦走が怖い縦走でなく
楽しい縦走に成ると思っています。
また頑張りましょう!
「もう一度やりましょう。」
「え~ッ またですか~!」
そして
テーブルの上に舞い降りた桜の花びら
いい感じでした!
平尾の岩場に関してはココを参考にしてください。
http://kawagoe-ac.com/%E5%B9%B3%E6%88%B8%E3%81%AE%E5%B2%A9%E5%A0%B4/
登山・トレッキングのガイド「風」 (HPも宜しくお願いします。)




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