2018・3・31 日和田山岩トレ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

あの日は気温も高く比較的暖かな1日でした。

岩を触って手先が冷たくなるような頃から比べると

岩も登りやすくなりました。

 

都内から比較的近い埼玉県内の日和田山は岩も小さく、

土日に成ると何本もロープが垂れます。

急ぎましょう!

 

 

 

岩の練習は回を重ねれば重ねるほど

岩のホールド感や

足を乗せるスタンスに安心感が増して来ます。

同じ岩角でも手で持つ時の力加減が調整できるようになります。

そうなると、腕の力もセーブで来て

長いルートでも大丈夫に成ります。

慣れてきた証しょうかね。

 

垂直に近い鎖を登る場合でも、

慣れた人はこのくらいの力なら登れる。

慣れていない人はどのくらい力を入れるのかと言うより

しがみつく様に鎖を握って

力が長続きできなくなることもあると思います。

やはり、慣れることが大切ですね。

 

1日でも多く岩に触って実感すること

触る機会を自分でつくること

誘われたから行くのでなく、誘って行く気持ち

そのことは岩だけでなく、どんなことでも同じかと思います。

積極的に生きている人は魅力的ですよね!

 

 

前置きが長くなりましたが、岩トレは始まりました。

初参加の@@さんは、

1回目、頑張って登って岩の威圧感、

岩の傾斜に打ちのめされたようでした。

他の人は少しずつ上へ上へと登って行きます。

そんな姿を見ていて

余計に@@さんの気持ちは

しぼんしまったのでしょうか。

 

「私はこれで十分です!」

「・・・、せっかく来たのですから、 もう少し登りましょう。」

私は@@さんにも岩の楽しさを知ってほしいという気持ちが

上手に伝わらないうちに終わってしまうのか!

そんな思いでした。

 

そして

2回目は少し頑張って貰って、

1回目より高くまで登ることが出来ました。

そして他の人と色んな会話をして気持ちがほぐれたのでしょうか

3回目はもっと上まで登ることが出来て

下りて来た時には、少し、笑顔も見えて来ました。

遊び半分の岩登りの体験であれば1回で十分ですが、

山の技術の1つに岩登りが有り、

その部分も伸ばしたい気持ちで参加された人ですから

そのドアの向こうに広がっているものの楽しさを

少しでも知って欲しい気持ちでいっぱいでした。

 

冬の低山ハイクの楽しさ

雪山の楽しさ

岩登り、アイスクライミング、夏山縦走、

そして沢登りなど山は色んな楽しみ方があり、

それぞれが少しずつ違いますが、

みな楽しいものと思っています。

しかし、

その楽しい感を伝えることは難しいですね。

 

「@@さんからまた参加したいです!」と言う連絡があり、

今は少しホッとしています。

 

 

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