2018・4・7 榛名山・黒岩 岩トレ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

そう言えば最近はゲレンデにてロープ確保が多くて

自分の岩トレをずっとしていません。

私自身が不安に成り、

声掛けして久しぶりの岩トレとなりました。

 

今日の相方さんの@@さんも

私の知る限りしばらく岩から離れています。

私と同じ状況と言ってました。

 

ここは古いハーケンの25mほどのルートです。

絶対落ちない登りをしないといけません。

今は屋内ジムなどで落ちることを前提に

難易度の追及的な登りが人気が高いですね。

ここは、そうはゆきません。

 

@@さんはまだリードをしていないルートです。

慎重に登って来ます。

ココが核心部です。

 

どうやって体を引き上げるか悩んでいます。

そのうちに前腕も張って来ます。

シッカリした岩角が無い場所なんです。

適当に手を岩に当てて力を込めています。

 

心中はもうヒヤヒヤでしょう。

何とかズリ上がりたい気持ちでいっぱいですね、きっと!

 

あと一手!

ココで大丈夫か?

足と手、そして腹筋などが緊張している状態でしょう。

全身に力が入っていると思います!

ガンバレ!  もう一手だよ!

 

落ちてしまうかな?

何とか這い上がれ!

そんなことで もがいて登り上げました。

 

「もう一度!」

石に腰を降ろして小休止をしてまた登ります。

 

 

今度は@@さんはさっきと登り方が違います。

シッカリ足を置くスタンスを確認しています。

大切ななことですね!

 

動きがまだ決まらないようです。

こうかな?

 

 

ジリジリと登って来ました。

先ほどより苦労せず登れたようです。

 

本人はホッとしたようです。

 

ココは毎回懸垂をして下りないといけません。

@@さんは最近では懸垂もグッと上手に成りました。

登って降りて、登って降りて・・・

こうやって

同じことを繰り返す動作をすると作業を覚え

スムーズに出来るようになります。

 

小休止の後・・・

          「リードする?」

          「返事がありません。」

 

「それじゃ仕方が無いな、もう1度やろう!」

全身に力を込めた姿ですね!

日に照らされた岩、

まるで@@さんの力にも陽が照らしているようです。

良い写真ですね!

 

 

この日は午後から風も出て気温もぐっと下がりました。

この頃、私はダウンジャケットを着ているのに

@@さんはこの薄着で頑張っていました。

 

今日は私と同じ回数を登った@@さんは

結構疲れてしまった感じでした。

 

「もう手が・・・  ダメです!」

「了解です!」

 

同じところを何度も何度も登っての岩トレ

最初は右往左往して何とか登り

 

次はこれだったかな・・・と記憶を辿り

その次は

こっちを掴んだ方が良いかも?

そしてまた登り

自分が悩んだ岩角も記憶するようになり

 

そこからが筋トレに成ります。

 

「もう一度登ろうよ!」

「手が・・・。      無理です!」

 

しかし、帰路の車中では@@さんは本当に晴々した表情で

「明日また登りましょう!」と言わんばかりの弾んだ声で

疲れなんて全く感じない話ぶりでした。

 

 

 

「近いうちにまた登ろう。」

「はい、やりましょう!」

 

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・・・
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