そう言えば最近はゲレンデにてロープ確保が多くて
自分の岩トレをずっとしていません。
私自身が不安に成り、
声掛けして久しぶりの岩トレとなりました。
今日の相方さんの@@さんも
私の知る限りしばらく岩から離れています。
私と同じ状況と言ってました。
ここは古いハーケンの25mほどのルートです。
絶対落ちない登りをしないといけません。
今は屋内ジムなどで落ちることを前提に
難易度の追及的な登りが人気が高いですね。
ここは、そうはゆきません。
@@さんはまだリードをしていないルートです。
慎重に登って来ます。
ココが核心部です。
どうやって体を引き上げるか悩んでいます。
そのうちに前腕も張って来ます。
シッカリした岩角が無い場所なんです。
適当に手を岩に当てて力を込めています。
心中はもうヒヤヒヤでしょう。
何とかズリ上がりたい気持ちでいっぱいですね、きっと!
あと一手!
ココで大丈夫か?
足と手、そして腹筋などが緊張している状態でしょう。
全身に力が入っていると思います!
ガンバレ! もう一手だよ!
落ちてしまうかな?
何とか這い上がれ!
そんなことで もがいて登り上げました。
「もう一度!」
石に腰を降ろして小休止をしてまた登ります。
今度は@@さんはさっきと登り方が違います。
シッカリ足を置くスタンスを確認しています。
大切ななことですね!
動きがまだ決まらないようです。
こうかな?
ジリジリと登って来ました。
先ほどより苦労せず登れたようです。
本人はホッとしたようです。
ココは毎回懸垂をして下りないといけません。
@@さんは最近では懸垂もグッと上手に成りました。
登って降りて、登って降りて・・・
こうやって
同じことを繰り返す動作をすると作業を覚え
スムーズに出来るようになります。
小休止の後・・・
「リードする?」
「返事がありません。」
「それじゃ仕方が無いな、もう1度やろう!」
全身に力を込めた姿ですね!
日に照らされた岩、
まるで@@さんの力にも陽が照らしているようです。
良い写真ですね!
この日は午後から風も出て気温もぐっと下がりました。
この頃、私はダウンジャケットを着ているのに
@@さんはこの薄着で頑張っていました。
今日は私と同じ回数を登った@@さんは
結構疲れてしまった感じでした。
「もう手が・・・ ダメです!」
「了解です!」
同じところを何度も何度も登っての岩トレ
最初は右往左往して何とか登り
次はこれだったかな・・・と記憶を辿り
その次は
こっちを掴んだ方が良いかも?
そしてまた登り
自分が悩んだ岩角も記憶するようになり
そこからが筋トレに成ります。
「もう一度登ろうよ!」
「手が・・・。 無理です!」
しかし、帰路の車中では@@さんは本当に晴々した表情で
「明日また登りましょう!」と言わんばかりの弾んだ声で
疲れなんて全く感じない話ぶりでした。
「近いうちにまた登ろう。」
「はい、やりましょう!」
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