山の危険 (1つのつまづき) | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

5月11日は所属するガイド協会(山岳スポーツ指導協会)の用事があり、
新宿まで行って来ました。

当日、出掛けた際に、自宅近くで投函しようと思い、
書類を持って自宅を出しました。

電車の時刻を気にしながら、高崎駅のホームで時計を見ると・・・
発車まであと15分。

(思い出しました・・・)
「あれ、郵便物の投函を忘れた・・・。」
ホームを出て、郵便ポストを探して投函が済み・・・、
そして再度プラットホームに立つと、
既に電車は発車した後でした。


「参った、参った~!」

次の電車は・・・と時刻表を眺めていました。



登山でも似たことが有ると思います。
最初につまづいたことが、次の失敗へ繋がり、そして大失敗。
あの日は、書類の投函を忘れたことによる、電車の乗り遅れへと繋がりました。

例えば・・・
自宅を出る時間が遅れてしまい、
登山開始も遅れ、
急いで山小屋まで登っている時、普段なら何でもない道でスリップして膝を打撲して
「イテテ・・・。」
足を引きずることとなって、
日没後、ヘッドランプを点けていたが、道に迷った。


最初のつまづきが、次のつまづきを生み、最後は大事故へと繋がることが有ると思います。
登山では2つ以上の予想を超えたことが重なると、
遭難の確率がグッと高くなると言われています。


(私の場合、11日は新幹線を使って遅刻は免れました。)


山では2つ以上の予想を超えたことが有ったら・・・
冷静に自分の環境を見直してみることも大切ですね!