風が強く山の皆さんは雨具やウインド―ブレーカーなど着用してました。
駐車場の標高は、1732mということです。
これからの夏山では、登山口の標高自体が高い所が良いですよね。
標高が1000m上がると気温は6度下がります。
関東の市街地が30度でも、ここは10度程低くなりますから、
20度です。
こんなことを考えると、
この辺の山が夏の日帰り登山では、
急に存在価値が高くなります。
なにわさておき、登山開始です。
烏帽子岳を先に登り、次に湯の丸山を登ることにしました。
林道~針葉樹林を抜け、水平道を歩くと、八ヶ岳がはっきり見えてました。
その近くに富士山まで・・・
お客様は大喜びです。
やっぱり、この辺から富士山が見えると、得した気分に成ります。
歩く先に烏帽子も見えて来ます。
風は若干強いですが、すがっすがしい気分です。
時々立ち止まって、山の話や自然観察をしたりして、
烏帽子と湯の丸の鞍部へ到着です。
歩き始めてもう1時間以上たってます。
この道は標高差も少なく、疲れ感も少ないですが水分補給などします。
石のベンチがありますが、風を避けて熊笹の陰で一休み。
今日は言うとおりの五月晴れです。
青し空と風、そして快適な気候で気分も高まります。
ここから烏帽子の山頂まではコースタイムだと50分です。
山の斜面に斜めに切った登山道、急な登りです。
尾根に登り上げるまで頑張りましょう。
尾根に登り上げると子烏帽子岳が山頂のように見えてます。
此処は標高2000mの稜線で森林限界を超えています。
こんなに簡単に標高2000mを越える山は少ないですね。
冬もいい感じになっていることと思います。
スキー場がありますから、除雪もそころこ期待できますし・・・
「岩よ山よわれらが宿り・・・俺たちゃ街には住めないからに・・・」
まさに雪山讃歌が生まれた山並みですね。
街並みや山並み、そして白銀の北アルプス、
反対側には前回登った浅間隠山も小さく見えてます。
この浅間隠山は2時間足らずで登れますが、格好良い山なんです。

そして次回に登る四阿山も・・・
絶好の登山日和。
周囲の山々を解説して小烏帽子目指して登り、
そこから烏帽子山頂までの約20分は一気に登ります。
山頂近くは大きな岩もあり雰囲気も抜群です。
急な斜面を少し登れば山頂です。
360度の展望です。
四阿山です。大きな山です。
「いい天気で、良かったですね!」
「は~い。」
みな様の嬉しそうな表情してやってください。
休憩後は目の前に見えている湯の丸山を登ります。
鞍部で休憩を入れてから、一気に登りましょう!
私にも登れるかしら的な表情へと変わりました。
左右の展望を楽しみながらトントン下り、鞍部で休憩です。
山頂でエネルギー補給をしましたから、
今頃はエネルギーが吸収されている頃です。
エネルギーの話などして水分補給のあと登り始めます。
歩幅を小さく小さく登ります。
ゆっくりゆっくり登ります。
ここは登り50分の急登です。
でも、ゆっくり登ると話も途絶えません。
このペースです。
これが皆さんが楽しく山を登れる速度です。
途中で1度立ち休憩などして
またゆっくりと登ります。
そして山頂へ全員一緒に到着しました。
笑顔の山頂へ到着出来ました。
「こんな素晴らしい天気だし、もう登りはありませんから、
のんびりしましょう!」
風も治まり、嬬恋村のキャベツ畑、そして飛行機雲など見たりしながら大休止。
そして、浅間山から四阿山へ伸びる、中央分水嶺の話などして
下山となりました。
広いスキー場の下山は、
みんな思い思いのコースで、くねくねと下って来ました。
この山は危険な個所などなく、
今日登ったことにより、山や登山道も知りました。
こんな良い山が近くにあります。
夏山に向けて、
これから・・・
ここで、山友さん達と足のトレーニングなどして準備してください。
皆さんは、ニコッと笑顔になりました。
お疲れ様でした。
足トレの山がこんな素晴らしい山だったら
申し分ないですね!
みな様は地元の山を見直したようでした。