2016・2・1 長瀞アルプス | 高橋 丈のブログ

高橋 丈のブログ

山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。

1月に雪が降ってやっと冬らしくなって、もう2月入りです。
4日は立春となります。 早いですね~!

長瀞の日帰りハイクのお話です。

バスから見える秩父の山々は、白い雪があちこちに見えています。
きっと長瀞の山も、登山道には雪が有るのだろう、
その様なことを想像しながら外の山並を眺めていました。

野上駅でバスを降りて、周囲の道路には雪の山が沢山あります。
前橋より多く降ったようです。
雪の無い山を探して、お客様をご案内でしたが・・・
雪となりました。

街並みを散歩するように歩くと、
庭先に紅梅が見事に咲いてます。

「え~梅が咲いている!そうするとロウバイは終盤?」
「・・・・ロウバイを見に来たのに!」
不安は募る一方です。

気を取り直して登山口へ向かうと、萬福寺の紅梅も咲いてます。
今年はどうなっているのでしょうか。

杉林の登山道は、圧雪状態の雪が5㎝ほど残っています。
でもツルツルの氷のようでなく、歩きやすい状態です。

山の稜線に出る頃、周囲は落葉林となり、
明るい林の道で周囲は雪で白くなっていました。
典型的な冬の低山ハイクの景色です。

良い景色です。
時折陽が射し、うっすらと太陽も見え始めました。
冬は太陽が本当に有り難いですね!
富山県に住んでいた人からお聞きしましたが・・・
「高橋さん、富山の冬は灰色の墨絵のようですよ。」
「布団が外に干せないんです。群馬に来たら青空があり驚きました。」
ふと、そんな話を思いだしました。


小さなピークを登ったり下りたりして、
小休止では6本爪のアイゼンを装着して、
アイゼン初体験というお客様もいらっしゃいました。
日陰での下りでアイゼン付けていると、踵に爪が有りますから有効ですね。


無い人は道を外れて、
くるぶしまでの雪の中をザクザクと歩いて下ったりしてました。
本堂にザクザクと音がしてました。

何だか子供のころを思い出すようです。
そう言えば、最近は鼻水を垂らしている子供なんていなくなりましたね。
なぜでしょうか。 ・・・まいっか!



今回は登り下りも比較的楽なコースですので、
後の方からも賑やかな話声が終始途絶えません。
時にはこんな楽ちんなコースも良いですね。
冬の低山ハイクはそんな所が好きです。


宝登山手前にある200段の階段は、
魔の階段とも呼ばれているようです。

「今聞こえている後方の声はきっと静かになるますね。」・・・と
周辺のお客様と話しながら登りましたが、全然止みませんでした。
いや~皆さんお元気です。



山頂手前で両神山も見えてました。
「良かったですね~、昨年登った両神山が見えてま~す。」
「ラッキー!」
登った山が見えると・・・やっぱり嬉しいですね。

そして平らで広い山頂へ到着しました。
まずは山頂で集合写真!
・・・バンザイをして登頂のお祝いです!


山頂の目の前はロウバイ園です。
気になっていたロウバイも満開の時期でした。
ホッとしました。

良く見ると・・・福寿草も咲いてます。
・・・で、もう一枚、カシャリ!



カワイイ福寿がも咲いていてます。
誰が付けたのでしょうか、良い名前ですね!

そして宝登山も宝の山へ登ると書きます。
花咲か爺さんがポチを連れて出て来そうな名前です。
福寿草に宝登山・・・縁起が良いじゃないですか。
山に登れば、御利益ありそうですヨ!


昼食のおにぎりをベンチに腰かけて、
足元にはロウバイ園、
その先には
真っ白な長瀞の街と、そして三角形の武甲山も見えていました。

じっとしているとロウバイの香りが漂ってます。
風も無く薄曇りでしたが・・・雰囲気は最高でした!


山頂の宝登山神社でロウバイ香を買ってきました。
今、部屋の中は、
うっすらと良い香りがします。


あまり、お土産は買わない方ですが・・・
こんな土産もいいもんです。


帰りのバスに乗る時に、お客様からみかんなどを頂きました。
撮った写真を見ながら御馳走になりました。



今回も楽し、ワイワイと本当に良い山旅でした。

こんな景色は
やさしい感じの景色ですね!


ヤッホ~ (^O^)/


また登りますから、その時も宜しくお願いします。