バスの中で・・・
登り始めから急登のコースタイム1時間半の道です。
休憩を混ぜて2時間で登るようにゆっくりと登りたいと思いますので、宜しくお願いします。」、とお話して登り始めます。
「大きな石が有りましたら、回り込むようにして登ってください。」
「は~い。」
冬は大きな石も雪で隠れてしまうので、かえって登り易いです。
今日は若干濡れれてますので、注意しながら一歩一歩と登り上げます。
でも雨でなくて良かったです。
長野から来られて、この道を雨具着て濡れ鼠で登るのは、見ている私も辛いです。
ツアー登山は、雨でもほとんど中止にはしませんので、本当に雨でなくて良かったです。
梅雨の合間の登山日日和、皆さんは頑張って登ってます。
歩き始めはゆっくり登るように、私は心掛けています。
そうしている内に、体調や足も慣れて来ます。
そうやってペースを掴むのも良いかも知れません。
雨は降っていませんが、展望が今一つはっきりしません。
大沼湖畔の赤城神社も、うっすらと霞んでます。
向こうに見える地蔵岳は半分から上が雲の中です。
2回の小休止で登って来ましたが、頂上稜線に出た時間では、コースタイムとほぼ同じ時間です(休憩を除く)。
山頂で記念写真を撮って展望台へ向かいましたが、雲により展望はありませんでした。
谷川岳や尾瀬の山々など見えない山の方向を指して解説し、昼食としました。
やっぱり群馬の山々を見て頂きたかったですね。
昼食後は駒ヶ岳へ向かいましたが、あちこちにツツジが咲いていて足を止めて写真撮影などしなが駒ヶ岳近くに来て、後ろを振り返ったら夏の空でした。
朝、天気予報で雷の可能性を報じていたことを思い出しました。
梅雨前線が南下し、大陸の寒気も南下してきているとのことでした。
高層天気図では5000mで-13度の寒気が谷川岳あたりまで来ていました。
地上は30度でしたから、雷雨の可能性は高いですね。
駒ヶ岳から下りてきて覚満渕を見学し、駐車場に着いたとたんにパラパラと雨が降って来ました。
夏の天気の様でした。
駒ヶ岳方面は雨雲がやって来てました。
ストレッチはお風呂で足など揉み解して頂くこととして中止して、バスに乗り込みました。
麓の温泉施設にてお風呂を楽しんでいる間・・・
ものすごい雷と雨でしたが、40分もしたら
ごらんのとおり晴れてきました。
山の中でなくて良かったです。
この日は群馬県内で強風により屋根が飛ばされたりした事案が幾つかあり、ニュースで報道されていました。
今の梅雨時期、晴れれば最高な夏山登山が出来ますが、気温上昇と寒気の南下等による大気が不安定な時は特にい天気予報に注目したいですね。
雷などに遭遇すると人間なんてひとたまりもありません。
あの雨で山頂辺りに居たらどうしたのでしょうね!