税理士試験の戦績の詳細~国税徴収法編~大原採点サービス | 元エンジニア税理士のブログ

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最後に、国税徴収法(2019~2021年)の戦績となります。

 

概要は以下になります。

 

  1年目(2019年)

大学院と平行する決意で法人税を諦め、1月から

国税徴収法に切り替えて大原に通い始めたものの

1、2月は倍率が10倍近くあった大学院入試対策、

2,3月はもれなく繁忙期、4月から週5で

大学院に通いながらという過酷な状況下でした。

↓大学院入学時の生活です。


(本試験手応え)

第1問は大原の模試の類題が出ており、

第2問は平成24年のものとほとんど変わらない内容だったのですが、

2問とも書く量が半端なく多くて時間との

勝負になったのと初めて、理論が100%の

科目の本試験だったこともあり、自己採点に

悩んだのか、結果が残っていませんでした。

 

ただ、何となくの採点ではボーダーに

少し届いていなかったような記憶があります。

難易度は低かったが、完答出来た人が少なく、

ボーダー77点、合格確実ライン85点でした。

 

受験1年目かつ大学院生活が過酷な状況にも

かかわらず、大学院は2年生の方がきついと

聞いていたので、この年で決めるつもり

だったのですが、結果はわずか3点足らずの

57点(A判定)で本当に悔しい思いをしました。

 

12月に試験結果が出た翌月の1月に、

大学院の方で成績優秀者に選ばれて

半期分の授業料が免除になり、

それはそれでもちろん嬉しかったのですが

明らかに税理士試験と大学院の出席、課題の

バランスを失敗したと感じました。


  2年目(2020年)

コロナ禍での受験となりました。

自習室はほとんど閉鎖、カフェなども閉鎖、

もしくは20時で閉店となり、小学生2人の子を

持つ私としては勉強できる環境がかなり

限られていました。(言い訳です)

 

(本試験手応え)

1年目で過去問や答練の必須パターンが出て

それにやられた印象が強いので、専門学校2校分の

答練を固めて挑んだのですが、第1問でまさかの

Cランクの換価のところが出た上にその立法趣旨が

出され、撃沈。

さらに第2問では通信の先生が

「こんな状況(コロナ禍)で苦しんでる人が

多いのに納税の猶予とかは不謹慎なので

出ないでしょう」という言葉を信じてしまったにも

かかわらず、まともに猶予が出ました。

また、通っていた専門学校の理論テキストには

載っていない範囲が出ました。

法人税の二の舞をしてしまいました

 

2時間、必死に戦いましたが、慌てすぎたこともあり

修正だらけで見にくくわかりにくい答案を作成してしまった記憶があります。

 

自己採点結果です。

学校・・・自己採点・・ボーダー・・合格確実  

大原・・・・62・・・・・74・・・・・84

TAC・・・・?・・・・・70・・・・・80

 

本試験結果は39点という歴代最低点数と

なりました。

自己採点の割に低い。

この時に試験委員の人に響く答案が書けてない

実感して、翌年の勉強法に活かしました。

1年目のようなベタ書きのみだと気付かなかった

ことです。

 

ここで奮起して学校変更を決意しました。

 

  3年目(2021年)

他の記事でも書きましたが、1月で子供の受験の

家庭教師が終わり、3月で大学院も終わり、

試験に専念(仕事はあります)出来たので

100%受かるレベルまで追い込みまくりました。

言い訳が出来ない、、、いえ、するつもりがない

レベルまで自分を追い込みました。

 

↓後半の「そんな試験に合格するために必要な

もの」のところにやったことを書いています。

 

 

(本試験手応え)

初見ではかなり難しく感じました。

第1問ではベタ書きの後に論述的な問題もあり、

第2問では久しぶりの計算も出ました。

どこが取れるところか見極めながら、絶対合格

というプレッシャーで武者震いし続ける手で

書き続けるのは過酷な戦いでした。

(1年に1度しかない税理士試験、それに1000時間の努力を積み重ねてぶつけるという過酷な環境で

人生で初めて「武者震い」というのを体感しました)


計算もかなり難易度が高く、慎重に行いながら

8割以上は出来たので、終わった瞬間に

手ごたえはありました。

ただ、今回の改正項目の「暴力団員のこと」を

書かせたい問題で趣旨が読み取れず、そこを

落としたことだけが気になっていました。

 

学校・・・自己採点・・ボーダー・・合格確実  

大原・・・・83・・・・・69・・・・・79

TAC・・・・80強・・・・70・・・・・80

 

大原の自己採点サービスの結果です。

この時は、試験当日でヘロヘロになりながら、

覚えている間に夜中の0時前まで頑張って

復元答案を完成させて先生にメールしました。

先生の採点は78点でした。

復元に漏れがあったので、それを加味すると83点で

確実ライン超えでした。

 

先生は複数の人の答案や出来栄えを聞いている

ので、相対的な意見を聞きたくて連絡しました。

 

かなりの確率で合格ではないかと

言って頂けましたが、それでも安心しきれないのが

この税理士試験💦

本試験までの間にある国税庁の本試験の要旨発表や5chなどをひたすら見ましたが、結局確証なんてものは得られることはなく、不安を紛らすためにも

何かしていたような感じでした。

 

本試験結果は合格でした。

 

この時は本当にラストチャンスで合格したかった

ので、分析サービスをさらに分析しています。

 

「分析サービスに申し込む人はある程度出来た人

が多い」ということです。

実際に、私もこの投稿で振り返ってわかりました

が、合格に程遠いときは申し込んでいなかった

ので、自分自身でも裏付けがとれました。

 

明日、19日が令和4年の本試験サービスの結果が

出る日ですね。

申し込んでいる人はごく一部なのですが、

よっぽど分布が荒れない限り、

かなり信頼できると思いますので、

良く分析してみてください。

 

ここに訪れた皆さんがいい手応えであることを

祈っております。