18日午後3時25分より一般質問を行いました。
生放送であったため、ご覧になった方もおられたと思います。
ありがとうございます。


質問は病院の建設までの経緯と、これからの見通しについて
マニフェストの検証の仕方と、行政評価について、情報公開について
でしたが、かみ合った議論にはなりませんでした。
具体的な、将来の数値目標を質問をしても答えが返ってこないことが、とにかく多かったです。


一例をあげると病院の医師確保の見通しについて質問をしたとき

勝井の質問
市立病院には医師が何名必要で、あと何名確保する予定でしょうか?

答弁
現在奈良医大が医師の増員に向けて努力している。平成20年度より定員を30名増加させている。
市長会の中でも議論になっている。
奈良医大が外部に派遣している医師の数は把握している。

医大の取り組みはよいことであると思います。しかし、数値目標は出てきませんでした。
答えてしまうと、その分の医師の確保の責任が生じるからでしょうか。


何回も質問でいいましたが、目標設定をせずに、頑張っても結果は出ないです。
目標があるからこそ、そこへ到達する筋道を考えて、目標に向けて動くことができるのです。
議会で追及されると面倒だからとか、責任問題になるからと思われているのかもしれません。

私は別に詰めるためだけに質問をしているわけではありません。
市長や部長が責任を取らないと誰も動けません。
何もリスクを取らないと、何も変わりません。


数値目標は、各部署で作っているのですが、それが外部に公開がされていないことが問題です。


例えばこんなやり取りです。

勝井の質問
胸を張って宇陀市のために仕事をしているというためにも、数値目標や各部局内での目標や、行政評価の結果は、全面的に公開をするべきではないのか?外部のチェックが働かなければ、どんな評価制度を設けても機能しない。

答弁
急に変えることは難しい。
情報公開については、答弁なし



詳しいことは、整理をして書きますが、危機感の募る一般質問でありました。
ただ、真っ暗というわけでもありません。
少なくとも、総務部と財政部は、現状のままでは危ないと感じています。
まだ限定的ではありますが、行政評価を行う用意を始めています。
財政は、償還時の負担を考えない起債は危険であると認識しています。

ただ、その認識が理事者の中で共有がされていないことが問題です。


私への答弁ではありませんでしたが、市長のこの答弁がすべてを物語っています。

行政改革に対しての質問に対しての市長の答弁
私は、このこと(行財政改革)よりも、まちづくりがしたい。


市長、あなたの役割は、宇陀市を財政破綻から救うことです。
道路を作ることや、建物を建てることは再建後に行いましょう。

いらないものは作らないようにしましょう。
これは市長が選挙のときに何度もおっしゃっていたことです。



今までと同じようになあなあでは、いかないというメッセージは出せたかなと思っています。
政策決定を担う、総務企画の機能強化や、財政の機能強化はこれからも提案していきます。
派手さはありませんし、直接効果の見えにくいものなので、議会で取り組む方は少ないですが、体質改善を行うことが行政改革です。市役所自体に自己改善ができる仕組みを導入することが、行政改革です。


市長一人で、すべてを変えることはできませんし、議会がすべてのチェックをできるわけではありません。
だからこそ、職員一人一人に、しっかりとした判断基準を設けること、自己チェックができるようにすること。

しっかりと、議論を深めて、行政評価制度を定着させていくための取り組みをしていきたいと思います。


明日はいよいよ一般質問の日です。


明日の日程は、午前10時開会
午前の議事は、竹内市長が提案をした、総額12億円にのぼる補正予算の質疑です。
これは、21日22日に行われる予算委員会の前に、予算委員以外の議員からの質疑を受け付けるものです。なお、私は予算委員のため、質疑には参加をいたしません。しっかりと予算委員会の場で、発言を行います。


予算の審議が終わった後、一般質問が始まります。
私の出番は4番目、上田議員の質問の後になります。

議事の進行状況によって時間は変わりますが、概ね3時~4時の間くらいになるのではないかといわれています。本会議ですので、どなたでも傍聴は可能です。また、宇陀チャンネルを通じて生放送されます。アナログ11チャンネルです。お時間ありましたらご覧くださいませ。

質問は、
病院のこれからの見通しについて
市長の政治姿勢(マニフェストの検証について、行政評価について、情報共有について)
です。


病院については、多くの公立病院が建て替え後に経営危機に陥っている現状を踏まえて、宇陀市立病院が永続をするために何を行う必要があるのかを問いただします。

市長の政治姿勢については、政策を実行し、その効果について検証を行い、さらなる改善につなげていくサイクルの確立について、また市民の皆様への市政の現状報告の在り方について問いただします。


前向きな議論になることを祈っております。
今日は総務文教常任委員会が行われました。


総務文教常任委員会は、総務部、財務部、教育委員会を所管しており、審議すべき案件も多岐にわたります。


今日の審議をざっとあげますと、(わかりやすいようにこちらで表現は変えてあります)

選奨条例の改正(選奨とは宇陀市に功績のあった方への表彰のこと)
職員の育児休暇に関する条例の改正
職員の代休に関する条例の改正
市長、副市長、教育長の報酬の変更のための条例の改正
公民館新設のための公民館条例の改正
給食センターの統合のための条例の改正
奈良県立医科大学を誘致をする請願について(請願とは市民が一人の議員の紹介をうけて議会に対して行う政策提言などのこと)
奈良県立医科大学の移転に反対をする意見書について

でありました。



このなかで、市長、副市長、教育長の報酬の変更について、質問を行いました。


現在、市長の報酬は15%カット副市長と教育長は10%カットを行っています。これを市長30%カット、副市長、教育長は20%カットに変更をするとしています。

これだけであれば、確かに良いことなのですが、市長は4年間の任期を務めると1700万円の退職金を受け取ります。給与面でも市長は優遇されておりますが、退職金は他の職員と比べても、飛び抜けています。

そのことについて、質問をいたしました。

勝井
「市長自ら給与を下げることは、よいことであると、考えます。しかし、特別職だけが特権的に4年に一度支給されている退職金については、手をつける用意は無いのでしょうか?」


市長
「退職金については借り入れなどもあり、考えてはおりません。」



この答弁には、がっかりしました。
要するに、自分の借金返済のために1700万円は頂きたいと答弁をされたのです。給与カットについても、交際費と生活費を考えると3割カットの57万円程度は必要との答弁でした。
また、報酬審議会の答申としてではありますが、報酬削減は短期間にとどめ、速やかに元の額に戻していただきたいとのことでした。

市長は常々、人件費の抑制について述べておられます。自らの給与カットを呼び水に、全職員のさらなる給与カットを考えておられるのかもしれません。だったら、少なくともこんな答弁はしてほしくありません。



いたたまれない気持ちになって、それからしばらく吠え続けました。

自分の都合で退職金はほしいと言ったが、それを職員はどのような思いで聞いたと思うのか、リーダーとして支えようとしてくれるのか。
あと5年後には国から特例で増額されている交付金が年間10億円以上削減がされることが分かっている。もはや、職員の人件費抑制だけでは、目標に到達することは不可能である。しっかりとした政治判断を行って、事業の取捨選択、市役所の機構改革が必要なのである。
市長も私たち議員も、財政破たんをさせれば、その責任は免れられない。


ただのパフォーマンスなら意味がないのです。
実際に職員さんにヒアリングをしていますが、宇陀市職員の給与水準はそれほど高いものではありません。正直、部長や課長の月額報酬や手取り額を聞いて驚いたほどです。
それでも、確かに見直すべきところもあり、その点についてはしっかりと取り組むべきです。

また、職員はエレベータは使わない。自動ドアは使わない。消しゴムは限界まで使う。このようなことも既に徹底しています。もちろん良いことですが、コストカットだけで対応できるわけではないということを、市長は理解されておられるのでしょうか。


最近の市長の言動は、軽いと言わざるをえません。
行財政改革については、職員の人件費削減以外に具体策を聞いたことがありません。時間がないのです。この4年で筋道をつける必要があるのです。



市長、そろそろまじめに議論をしましょう。
議会は何でも、言うことを聞くと思っておられるのか。
しっかりとしていただきたい。