こんばんは、にぼしです。

今日のテーマは『なぜ龍馬は暗殺という結果に終わったのか?』を

私的な理解のもと整理してみたいと思います。


しかし、タイトルだけみると歴史を紐解かなくても理由は推測できますが、

この↑テーマはそういった意味合いではなく、


【オピニオンリーダーに立った人間の意志は、はたして受け継がれたのか?】


ということを意味合いとしています。

この意味は先日書いたブログ、『人は【精神】をコピーできるのか!?』と同義の意味です。


そうなると、今までたくさんの偉人・聖人が人類の歴史に名を連ねていますが


その人たちの精神・意志は継承されることができたのか?そして、

これから世に現れる偉人はご本人が生きているうちに精神・意志を

次の人(助手だったり生徒だったり)に継承されることができるのか?


ということです。


イエス・キリスト、釈迦、坂本龍馬、統一理論を完成させようとした先人たち、

もっともっとわかり易い例えでいえばスティーブジョブズもその一人とも言えると思います。


彼らは彼らの真髄とするものを伝播できたのでしょうか?

そのことを坂本龍馬を例にあげて整理したいと思います。


坂本龍馬は勝海舟のもとで世界の大きさと日本の小ささ、

諸外国や日本が置かれていた情勢を学ぶことで、

それまで疑問に思ってきた社会(藩同士の対立や身分制度の問題)のちっぽけさ、

世界の広大さ、自由な社会制度などに意識が大反転した人物でした。

そして無秩序化しつつある国内情勢と

その混乱に乗じ日本をのっとろうと手ぐすねをを引いている諸外国の情勢

危機的状況を打開するべく「船中八策」、そして「大政奉還」など

徳川から政権を移動させ、新政府を樹立、藩から県へ1つの国へとまとめあげ

諸外国と対抗できるだけの国へと導いたことが大きな功績ではないでしょうか?


ですが、例えば


Ⅰ,それまでいがみ合う相手がいることでストレスを発散させることができてきた人々、

Ⅱ,戦争が起こることで生計をたててこれた人々、

Ⅲ,無秩序を誘発させることで統治を比較的楽に進めてきた支配権力、


という立場から見た場合、坂本龍馬がしたことはどう映るのでしょうか?


また、

彼を支えてきた彼の同志や時代を愁いた仲間は、

彼の身内や親族は、

彼が行おうとしていたことを理解できた幕府側の面々は

龍馬以上に龍馬を支え、龍馬以上に考え・奔走し、

龍馬自身がその人間を自分以上に賞賛することがはたしてどれほどあったのでしょうか?


そうです、

彼の行った功績の殆どは彼自身が行ったが故に生まれた功績なのです。

だから、彼は当時の日本社会でオピニオンリーダーになった。


ということは、

【彼の身を守ろうと盾になるものはいくらでもいるが、彼以上のVision・方向性を持って、

時代を彼以上に牽引していく本当の意味で盾になれるだけの存在はいない。】

つまり、

【龍馬が敷いたレールの上を行くだけで、その先のレールを敷ける人間がいない。】

ということを結論づけることができるといえます。


そして、龍馬の時代の場合、その現状は彼を良く思えないⅠ~Ⅲの類の

人々からはどう見えたのでしょうか?まっすぐ時代の流れを受け止めることが

本当にできたのでしょうか?


…すべては歴史が物語っています。

結果論ですが、龍馬の精神・意志は継承されることができなかった。

継承されなかったが故に彼を守りきることができず、龍馬は暗殺されてしまった。


別の視点からみたときには判断基準・価値観の多様性を整理・溶かしきることができず、

結果として、別のの判断基準・価値観に殺された。ともいえます。

このことは殺した側・殺された側どちらがより悪いのか?の話ではなく、

例えば、

今勤めている会社の社長や会社が向かっている方向性に付き従うことができるか?

学校の先生が言っていることを素直に理解することができるか?

というように、

判断基準の違いでなかなか会社でやる気がでない。

成績がなかなか伸びない。

といった結果とも繋がってくる話です。ということや、

今こことも繋がる話なんです。ということです。


誰かが歴史は今をどう生きるか?の手本にすることが大事だと言っていました。

学校教育などもこうした問題提起をもとに授業を進めていただければと強く思います。



…人間こんなモンじゃない!!  以上