ここ数日間は昼間の暑さと夜の涼しさの温度差が大きかったですね。
寝る時は長袖を着るほど涼しかったです。
むしろ寒いくらいでした。。
オリンピックは毎日の熱戦をラジオで聞いていますが、女性の活躍が目立っていますね。
映像で見られないのが残念ですが、選手達の逞しさに元気を貰っています!
話は変わりますが、先日母からもらった美術館のチケットがあったので妹弟子と一緒に砺波市美術館に行ってきました。
木下晋 ~祈りの心~
10Hから10Bの22種類の鉛筆を使った鉛筆画。
展示は5章に分かれていました。
「合掌図」「小林ハル」「母、娘、妻、猫、義姉」「描いた人たち」「桜井哲夫」
木下さんの作品は人間をテーマに、大判の用紙に鉛筆で克明に描く作風です。
手や顔の皺をリアル以上に刻描かれた作品にとても圧倒されました。
「合掌図」は手の皺の深さや曲がってしまった指の関節に人間の尊さを感じました。
私と同じ位の大きなキャンバスに描かれた絵はすごい迫力です。
「小林ハル」のモデルになった小林ハルさんは盲目の102歳のおばあちゃん。
「桜井哲夫」のモデルになった桜井哲夫さんは元ハンセン病患者。
大きな孤独と共に生きてこられたお二人を写した作品は、心にずしんと重たいものを感じました。
これほど大きな孤独を持ち合わせた方を描くというのは、その人の人生と深く向き合っていかなくては出来ない事だと思います。
木下晋さんはお二人についてこう綴られていました。
巨大な孤独と戦いながらその人生を生き抜いた人、私が生涯をかけて描いてきたふたりが亡くなった。小林ハルさんと桜井哲夫さんには絵を一点も見てもらったことはない。けれどこのふたりほど自分が描かれているということへの意識をもった人たちはいなかった。ふたりは目に見えなくても光を放つ心の目をもち、私はその視線を全身に浴びながら制作をしていたのだった。
お二人にお会いした事はありませんが、生きた証が伝わるとても心に迫る作品展でした。
デッサンもじっくり見てきました。
一本一本の鉛筆の線ですが、重ねる事で迫力がこんなにも出せるんですね。
タッチの描き方や消しゴムの使い方など参考になりました。
人に訴えかける作品とはこういう作品なんだなと、参考になる作品展でした。
今回は、最近見た美術館のご報告でした。
次回は通常通りのご報告ですので宜しくお願い致します。
