現の夢を、今ここで・・・                                   ~艶が~る 妄想小説~ -8ページ目

現の夢を、今ここで・・・                                   ~艶が~る 妄想小説~

今まで色々だらだらブログを書いてきましたが
艶が~るの妄想二次小説などをぼちぼち載せてみたいと・・・

古高俊太郎さまが好きなので、メインは俊太郎さまの予定。

桜舞い散る季節に 本編(俊太郎さまver)からお読みいただくことをお勧めします。


翔太編その1からお読みください。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




「みんなで飲みたかったのぉ・・・」




「はいはい、また今度でもいいじゃないですか」




そう龍馬さん(と自分の心)をなぐさめていると、俺たちを呼ぶ声がした。




「龍馬さん!翔太くん!今日はみんなでお花見をしましょう!」



二人のところに戻る。




「いいのか、かえで。だって枡屋さんと・・・」



俺の言葉が終わらないうちに、龍馬さんが嬉しそうな顔で答えた。




「ほうかほうか!場所はここでええかのぉ、あ、向こうのほうがちっくとばかり綺麗かもしれんの。いや、あっちのほうが・・・」



「龍馬さん、ちょっと落ち着きましょうよ」




「す、すまんの・・・」



ほんとにもう、憎めない人だよ。

















「枡屋さん、飲んじょりますか~」



そう言って、枡屋さんに盛んに酒をすすめる。




微笑みながら、龍馬さんの酌をうける枡屋さん。




「いやぁ~、今日はまっことえい日ぜよ!天気はえいし、桜は綺麗じゃし」



龍馬さんは上機嫌だ。




「そうですね、私もこんなに綺麗な桜、初めて見ました」



俺には・・・桜よりお前のほうが綺麗に見えるけどな。




「うんうん、綺麗じゃ。けんど、今日のおまんは、この桜よりも綺麗じゃ!」



「!!」




・・・



俺が言いたくても言えないことを、さらりと言ってのける龍馬さん。




そして、その言葉を聞いた枡屋さんは、赤くなって俯いているあいつを、そっと抱き寄せた。



「坂本はん、今日はかえではんを口説かないでおくれやす」






あいつは、さっきよりもずっと真っ赤に頬をそめて・・・




でも、龍馬さんに褒められたときより、何倍も嬉しそうな顔をしていた。



でも、俺だって・・・




こっちに来てから変わった。



元々バスケをやっていたおかげで、体力や筋力には自信があったけど、この時代に来て、そんなものは役にたたないってわかった。




元の時代では、試合に勝つためのものだった。



でも、この時代で必要なのは『命を守る』




自分の命だけじゃない。



大切な人を守る。




そんな力が必要だった。



俺は龍馬さんの助けになりたくて、そして、あいつを守りたくて。




一生懸命、剣の稽古もしてる。



体力だってついた。




そしてなにより、このいつどうなるかわからない危険な時代でも、あいつを絶対守り抜く、そんな覚悟ができた。




でも、俺じゃないのかもしれないな、あいつを守るのは。



くやしいな。




あいつのことをずっと、子供のころから見てきたのは俺だったのに。




~翔太編~ その3へ続く



桜舞い散る季節に 本編(俊太郎さまver)からお読みいただくことをお勧めします。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





「あれ・・・?」




桜が満開のこの日、俺は龍馬さんと一緒に花見にきていた。



「どういたんじゃ、翔太」




「いや、あそこにいるのって・・・」



俺の言葉を最後まで聞かずに、龍馬さんが大きな声を出す。









「おーい!」



「ちょ、龍馬さん!いきなりそんな」




「おまんじゃって、あれがかえでじゃと思ったんじゃろ?」



「それはそうですけど・・・」




俺の返事を聞いているのかいないのか、龍馬さんは走り出した。




荷物を持って、後を追いかける。



(はぁ、俺の気も知らないで)









俺の予感は当たっていた。



いや、ただ目がいいだけともいうけど。




あいつと一緒にいたのは、やっぱり枡屋さんだった。






「久しいのぉ、元気にしちょったかえ?」



ニコニコと話しかける龍馬さん。




どうやら龍馬さんの目には、あいつしか映ってないようだ。



「はい!龍馬さんもお元気そうで。翔太君、久しぶりだね」




俺はついでか・・・



そう思ったけど、恨み言なんて言わないさ。




「坂本はん、それに結城はんも。お久しぶりどす」



また、ついで・・・




俺って、なんか損してるよなぁ。



「枡屋さんも一緒じゃったか!2人もここで花見かえ?」




「へぇ、今日は花見日和ですさかいに」



「ほうじゃろう、ほうじゃろう!そうじゃ!酒も飯も用意してきてるきに、みんなでここで飲もう!」




人がしみじみしてる時にこの人は。



「龍馬さん!そんなに勝手に話を進めて・・・枡屋さんだってかえでだって、都合があるでしょうに」




(俺の気持ちもな)



そう言うと龍馬さんは、心底悲しそうな顔をした。




「えい考えじゃと思うたんじゃが・・・二人の邪魔をしちゃあ、いかんしのぉ・・・」



「行きますよ、龍馬さん。本当に突然すみませんでした、枡屋さん。かえでも、ごめんな」




そう言って、まだ未練たらたらの龍馬さんをむりやり引っ張って歩き出した。





~翔太編~ その2へ続く


いままでのより1つ小さくしてみたんですが(小説ページ)どうなんだろう?


どうでしょう?


どう!?


そこのあーた!w


どっちがいいか教えろ!・・・教えてクダサイ(;´▽`A``



相変わらず、wordからUPはうまくいかずw


なんで行間詰まるの?


ねぇねぇ。


書くのは楽しいけど、UPがちょっとした苦行です(´□`。)