SWMRS『Berkeley’s On Fire』多彩な要素を詰め込んだ改名後2枚目のアルバム! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
最近またTwitterでは意味不明なものが流行ってますね。
 
ン○Kの終ロゴを模したヤツとか
 
何も面白くないんだけど何あれ。
 
相変わらず承認欲求乞食共のすることは理解不能です。
 
理解する気なんて毛頭ないですが。
 
見なければいいって言われるかもしれませんが、
 
RTだけでなく、他人のいいねですらTLに上がってくる
 
今のTwitterの仕様でそれは難しいんじゃね?
 
もうどうでもいい日本人のフォロー/フォロワー消したろか
 
まぁ、さすがにそんな極端なことはしませんが…
 
宇多田姉さんが発端となった
 
『○○○ってなんなん』
 
は、"著名人が"乗っかってて
 
まさに!みたいのは面白いのも何コかあったけど
 
まさかのZebrahead の公式がさ…
 
ゼブラヘッドってなんなん
 
おまえら……w
 
コイツら定期的に日本語ツイートしすぎなんだよw
 
日本好きなのはありがたいけど
 
いい加減ちょっとウザくなってきたなw
 
まして日本のクソみたいなTwitterのネタなんかに
 
乗っかるな!w
 
その点、同じ時事ネタをぶっ込むにしても
 
それをライブでしか披露しないSimple Plan
 
ZHも好きやが、やっぱSPの方がが好きだな(*´ω`*)
 
シマウマ共は見境なさすぎ(。-∀-)w
 
どうも、トトです。
 
 
 
 
1月はWSS → SC/KPと2daysライブ
 
そして今月はSOTY → Secrets x 2
 
しかし、日本版SpotifyにはSOTYの名盤
 
『Page Avenue』 が配信されていなかったので
 
久々にiPod使って予習してましたが
 
サイズ感、使用感、完ぺきすぎて快適でした笑
 
しかし、ふた月続けてライブは一極集中
 
最近の来日公演、日程が被りすぎなんだよ…( ノД`)
 
今月に関して言えば
 
オレは行ってないけど、ここにEmarosa もでしょ?
 
スクリーモ、ポスコア好きには
 
天国と地獄を両方一気に味わえる日程でしたね。
 
とはいえ、Emarosa
 
おしゃれ路線に音楽性を変更しましたが。
 
そんな今月のライブ参戦も一段落したので、
 
本日からまた通常営業。
 
つって週末にはまたライブですがw
 
ってことで、今回もレビュー記事といきましょう。
 
今回取り上げる作品は、バンド2枚目のアルバム。
 
1stも聴いたんだけども、
 
ライブ(フェス)の予習も兼ねていたので、
 
レビューどころではなかったのです。
 
なので、レビュー記事としては当ブログ初登場!
 
以前レビューしたWSTR と同じく
 
アルファベットの頭文字系のバンド名
 
読み方は"Swimmers" ですよ!
 
 
 
 

SWMRS『Berkeley's On Fire』
02. Too Much Coffee
04. Lose Lose Lose
06. Lonely Ghosts
07. IKEA Date
08. Hellboy
09. Bad Allergies
10. Steve Got Robbed
 
 
 
Green DayBillie Joe の息子
 
Joey Armstrong が所属するバンドとして
 
一躍話題になったUSのパンクロックバンド
 
SWMRS が、2枚目となるフルアルバム
 
Berkeley's On Fire を今月15日にリリースしました。
 
"SWMRS として"は2枚目となりますが、
 
バンド改名前から数えると、トータルで4枚目かな?
 
 
所属・リリース元のレーベルは、ワーナー傘下の
 
Fueled by Ramen
 
ParamorePanic! At The DiscoTwenty One Pilots
 
近年ではAgainst The Current All Time Low あたりが
 
所属しているレーベルとしてお馴染みですね。
 
 
SWMRS として初のアルバムをリリースした2017年には
 
SUMMER SONICにて初来日。
 
 
 
 
 
翌2018年には、UKの大型フェス
 
RADING / LEEDS Fes にも出演を果たしました。
 
 
そんな注目バンドSWMRS
 
2019年、『Berkeley's On Fire』 と共にシーンに帰還!
 
そんな新譜、早速聴いてみました。
 
 
 
 
 
Berkeley's On Fire
オープニングはタイトルトラックから。
昨年夏にMVが公開された曲であると同時に、
今作でいちばん早く公開された曲でもあります。
渇いたギターとクラップから始まる、
アップテンポで軽快なサウンドです。
サビの入りで
Berkeley's On Fire!!
と、シンガロングしたいですねー( ´∀`)
そんなサビはコーラス含めて声量多めで賑やか。
ラストは更にテンポと勢い上がって曲を締めます。
 
 
Too Much Coffee
ノイジーな低音で掻き鳴らすギターと、
メロディを奏でるギターが良い感じな2曲目。
全体的な音数は少なく、とてもシンプル。
そして心地良いテンポで送るロックサウンドは
とても耳障りが良く、容易にノれます。
まさに朝のコーヒータイムにもってこい。
 
 
Trashbag Baby
現在、今作で最新のMVがUPされている3曲目。
ちょっと前作に入ってそうな雰囲気を感じます。
MVになってるだけに、耳馴染みが良く
こちらも適度にアップテンポで聴きやすい。
インディーポップバンドのRa Ra Riot なんかを
少し彷彿とさせるサウンドを感じますね。
 
 
Lose Lose Lose
再び低音ノイジーギターから始まる4曲目。
ノりやすいリズムと、タイトル同様、
単語を繰り返すキャッチーさはひとしお。
ラストサビに入る前は少し早口に捲し立てる
ラップ風なボーカルも新鮮です。
 
 
April In Houston
5曲目は、昨年11月末にシングルカットされた曲。
ここまでのアップテンポな曲から一転、
ミドルテンポにまったりする雰囲気に。
途中、小鳥のさえずりっぽいSEや
色んな楽器の音も聴こえてくる賑やかさも。
ちょっと音作りが面白い曲です。
 
 
Lonely Ghosts
タイトルが少しエモーショナルな6曲目。
しかしサウンド自体はそんなエモーショナルさはなく
古き良きパンクロックな雰囲気を感じます。
速さと勢いが売りの"パンク"ではなく、
ロックテイストもある"パンクロック"ですからね?
ま、とはいえそこらへんの違いを
明確に説明できるほど精通はしてませんが←
 
 
IKEA Date
IKEAデートってマジかよw
なんて少し笑ってしまったタイトルの7曲目。
耳に残る打ち込みサウンドに、
心地良い優しいサウンドとグッドメロディが響きます。
よし、これをIKEAの店内BGMに採用しよう←
 
 
Hellboy
一転、今度は攻撃的なタイトルの8曲目。
持ち前のキャッチーさは残っているものの、
低音で掻き鳴らされるギターを筆頭に、
まさにシャウトな叫びも一部展開し、
SWMRS にしてはサウンドも荒々しいです。
 
 
Bad Allergies
そしてまた更に一転、今度はまったりナンバーの9曲目。
これホントにボーカルは同一人物なの?
ってくらい別の顔を見せてくれてますね。
まったり、静かで、エモーショナル。
雰囲気的には少し"IKEA Date" と似てるかも。
 
 
Steve Got Robbed
もうなんか始まりからしてhip-hop感のある10曲目。
そしたらしっかりラップ調のボーカルも入れてきて
雰囲気としてはバッチリですね。
これまでの曲とは違うタイプのノイジーサウンドもあり
サビではエモーショナルにグッドメロディ。
 
 
 
 
以上、
 
SWMRS『Berkeley's On Fire
 
でした。
 
前作の荒々しいガレージパンクサウンドから一転
 
ジャケットの色合い豊かなデザイン通り
 
随分と色んな要素を詰め込んだ作品になりましたね。
 
それでも、根底にあるパンクロック魂みたいなのは
 
一部の曲や、各々のリリックに残っている気がします。
 
アルバム全体のサウンドもクリアになっているのは
 
単純に収録環境やエンジニア、プロデューサーの影響かな?
 
今作はMuseDeath Cab For Cutie などを手掛けてきた
 
Rich Costy がプロデューサーだって言うし。
 
そりゃガレージ感とは真逆な感じだしね笑
 
ノリノリになれるダンスロックナンバーや
 
これまでのパンクロックナンバーに、
 
ポップス、エモーショナルなナンバー、
 
現在の音楽シーンを席巻するラップ要素まで。
 
1枚がっつりガレージパンクしてた前作から
 
大いに変化、成長を遂げた1枚となりました。
 
 
個人的な好みの話をしてしまうなら
 
前作の方が好きでしたけどね笑
 
今回のような作品もちゃんと聴けるようになったのは
 
自分の中でも成長(加齢←)ということで。
 
 
ただ、不満があるとするなら
 
それはバンドではなく、取り上げる人たちかな。
 
 
SHADOWSやJoy Oppositesを取り上げる時に
 
元FACTのメンバーが…が、まとわりつくように
 
SWMRS に関しても
 
Green DayBillie の息子のバンド…』
 
ってのが、毎回毎回言われてる。
 
確かにその人、そのバンドの持つイメージとして
 
現状よりも影響力の強い前身バンドや
 
人物と一緒に取り上げるのはわかるけど
 
それって裏を返せば
 
その人自身、そのバンド自身を見ないような表現、発言
 
に、なってる気がするんですよね。
 
そういうのって、メディアなんてまさにそう。
 
メディアやマスゴミなんて
 
Twitterに生息する承認欲求の塊のような連中と同じだぜ?
 
そういう連中って大嫌いなんですよね。
 
そのバンドに注目を集める(=バンドの知名度上昇)為
 
っていうのは十分理解するんだけども…
 
それが最初だけならまだしも
 
ずっと言い続けてるとかはどうかと思うんですよね…
 
今作に関してもそう
 
もうSWMRS としては2枚目のアルバムだぜ?いい加減、
 
Green DayBillie の息子がいるバンド
 
じゃなくてさぁ
 
SWMRS として
Joey Armstrong として
 
見ようぜ、評価しようぜ、取り上げようぜって話。
 
いつまでもフィルター付きで挙げてんなよ、と。
 
 
ウチでは取り上げるのが初めてだったから
 
バンドの紹介も込めてBillie の件も載せたけど。
 
これが1stをレビューしていて、
 
2度目のレビュー記事だったとしたら載せませんよ。
 
 
そんなね、良くも悪くも偉大なる父の影響で
 
自分たちのバンドが全面的に紹介され辛いバンド
 
SWMRS
 
そんなものは関係なしに、
 
自力(地力)でここまで上ってきたようにも思います。
 
是非ぜひ"SWMRS" として
 
このバンドのことを知ってもらい、
 
他でもないこのバンドに注目していって欲しいです。
 
 
タイミング的には申し分ない、
 
今年もサマソニに来てくれてもいいんだよ?←
 
出来れば2日目
 
パンクロックレジェンドのRancid
 
新鋭スカパンクThe Interrupters もいるしさ( ´∀`)b
 
ま、でも今回は日本のワーナーが仕事してないから
 
来日はないかな。
 
今日はここまで!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と思ったら大間違い←
 
 
SOTYレポでam4:30
 
SECRETS レポでam2:00過ぎまで、そして朝から出勤
 
完全に睡眠不足ながら、公開日初日の先週金曜日に
 
仕事終わりで映画観てきました。
 
 
 
THE GUILTY
 
 
デンマークのサスペンス映画です。
 
この手の映画って普段あんまり観ないんですが
 
予告編で興味を惹かれたので。
 
 
電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する
 
舞台は緊急通報指令室。
 
非常に限定的な空間のみでのストーリーですが
 
電話口から聴こえる声、音だけで魅せる
 
想像力が掻き立てられる作品です。
 
今作が長編映画デビューとなる監督グスタフ・モーラーは
 
『音声というのは、誰1人として同じイメージを思い浮かべないということにヒントを得た。観客1人1人が異なる人物像を想像するのだ』
 
と、語る通り。
 
冒頭数分こそ睡魔に襲われたけど、
 
すぐに眠気は吹っ飛びました。
 
確かに"画"的な変化には非常に乏しい。
 
でも、そこは"音"を頼りに自分で補完していく。
 
先日レビューした『アクアマン』みたいに
 
見てるだけで楽しいものとは全く違う。
 
人間は視覚が発達したが為に
 
視覚から得られる情報は確か60~70%だった気がしますが
 
聴覚から得られる情報は11%らしいです。
 
想像、思考しながら観てこそ楽しさが味わえる作品です。
 
フツーに視覚遮っても楽しめそう。
 
公式サイト】の著名人のコメント欄の1つに
 
耳で観る映画
 
とありますが、これが正に!です。
 
 
思考して、予測(予想)して、想像して、想像して、想像して…
 
え、そういうこと…?!
 
という結末が待っています。
 
それがわかれば、今作のタイトルである
 
THE GUILTY (有罪)
 
の意味もわかると思います。
 
考えながら映画を楽しめる人には
 
めちゃくちゃオススメです。
 
 
 
惜しむらくはね、
 
マイナー作ゆえの公開劇場の少なさ。
 
都内ですら、たったの5件。
 
音楽と一緒ですよ。
 
メジャーなもの、有名なもの、大きいものだけが
 
良いものじゃないんです。
 
こういう作品を公開する劇場の、他の公開作も
 
どれも面白そうなんですよね。
 
アクアマンを観た某有名系列劇場での予告編とか
 
興味ある作品と1~2出会えたら良い方です。
 
中でも邦画タイトルのクソさったらないっすよ。
 
 
なので、もしお近くの劇場で公開されていたら
 
是非、観に行きましょう。
 
近場になかったら、少し遠出してでも
 
是非、観に行きましょう←
 
まずは公開サイトを隅々まで見て
 
興味が湧いた人は観るべきです。