SHADOWS『Illuminate』初期衝動とセンスの塊!待望の1stフル作! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


5月を待たずして、新譜のレビューいきますよー

そうこうしてる間にWSSの新譜も届くわ、

NFGの新譜もリリース日来てるわ、

書きたいネタもあるわで、

ネタなし時期は何だったの?レベルで立て込んでます。

どうも、トトです。


前回のIf I Were You のレビュー記事で

もうひとつ書きたい新譜があると言いました。

それが今回のアルバムです。

こちらも待望の1stフルアルバムです。

待ってました、待ってましたよ。

昨年3月、最初の音源を出してから約1年と1ヶ月。

ようやくのフルアルバムが世に放たれました。





SHADOWS『Illuminate』
01. Further Away
02. Senses
03. Chain Reaction
04. Into The Line
05. Freedom Is Yours
06. Don't Belong
07. Fail
08. BEK
09. Homes To Stay
10. Sirens
11. Cold Heart

遂に1st albumを完成させたSHADOWS その『illuminate』という新たな衝動について直撃(SPICE)



track-01. Further Away
外国人のおっさんと思しき吐き捨てるようなセリフを皮切りに
のっけからハイテンポにメロディックハードコアサウンドを叩きつける。
やっぱアルバムの最初を飾ったのは安定の
"はえー曲"で何より。

track-02. Senses
2曲目はスラッシーなザックザクに刻むギターイントロから
Takahiro&Kazukiのスクリームを展開し、

そのまま一気に走り抜ける爆走曲。
これはライブでもフロアカオス化不可避。
終始メタルメタルしいギターが超絶イかす。
2分にも満たない曲だけど、
個人的には今作イチのお気に入り。

track-03. Chain Reaction
3曲目は先行してシングルカットされた
Chain Reaction
…は、リリース時点でレビュー書いたのでこちらへ↓
若手と新人(?)、今年初のシングルリリース

track-04. Into The Line
そしてMV化された今回のリードトラック
Into The Lineへ。
太く、ヘヴィなギター&ベース、
こういうところでハードコアを感じられるよね。
でも、サビがどキャッチーなところとか
ホント、このバンドの地力というかセンスというか。
そのままハードコアナンバーにも出来るところを
やらないのが良いね。

track-05. Freedom Is Yours
激アツシンガロングパートと
Takahiroの掛け合いから始まる5曲目
良い意味でバカ騒ぎできそうなリズムと
圧倒的なシンガロングパートが占め、
ライブではこれ以上なく盛り上がること間違いなし。
SHADOWSリスナーには杞憂だろうが、
是非ともシンガロングパートをちゃんと覚えて
会場で音源以上の大シンガロングを。
今回は2曲目の"Sense"とコレが特に好きだなー

track-06. Don't Belong
ここまでの盛り上がり落ち着かせる
ミドルテンポな曲をここで。
ミドルテンポながら、楽器隊はヘヴィです。
それでもやっぱキャッチーさは忘れないね。
ラスト前はかなりのダウンテンポに。
そして、ラストは全員で
Don't!!! Be!!! Looooong!!!!!
って、シンガロング必須ですね。

track-07. Fail → track-08. BEK
そして休憩を終わらせる為に
前作のミニアルバムからFailとBEK
こちらもリリース時にレビューしてるので↓
(Joy Opposites『Swim』/) SHADOWS『Progress』
しかし、再録はしてないだろうけど
ちょっとミックス変わりましたかね?気のせい?

track-09. Homes To Stay
前作からのキラーチューンを2曲挟んで
再びミドルテンポな曲へ。
今度は静かで、優しい音で始まり、進みます。
サビではバンドサウンドをこれでもかってほど発揮する。
ここでもラストサビはシンガロング必須。
終わり方がもうね、ライブのラストを思わせる。
そんな締めくくりにもってこいのナンバーです。

track-10. Sirens
と思ったら、ウクレレ?!と聞き間違うような音色と、
ところどころプツプツ音が鳴る中で、Hiroが歌います。
昔ながらのアナログレコードってこんな感じかね?
そんな懐かしさと、エモーショナルさに包まれた
僅か1分半の優しい曲でした。

track-11. Cold Heart
アルバムのラストを迎えるのは
攻撃的なギターからスクリームで入る、
締めもやっぱり"はえー曲"なのがたまらんですよね。
モッシュにステダイ、ライブで暴れ倒すには
これ以上ない暴れ曲。
90秒を過ぎると、Sensesの時と同じような
メタリックなフレーズが出てきて心臓鷲掴まれ←
ラストは攻める楽器隊に包まれ、
壮大さをもって終わります。
やばいねー、ライブラスト候補がいくつもある!




以上、SHADOWS待望の1stフル作

Illuminateでした。

やっぱいいなーやっぱいいなぁー!

聴いてて、ホントにテンション上がるよ。

元来、速曲好きってのも相まって余計に。

だからといって、速曲ばかりじゃなくて

最初の1枚から、ちゃんとミドルな曲も入ってる。

これは意外と重要なんじゃないかって

ここ何年で思うようになりました。

攻めまくりのアルバムで何枚、何年と活動してるバンドが

いきなり次作でバラードとか歌いはじめても

は?

って、なることが実際にあったのでね笑


で、今回のインタビューも最初に貼ったけど、

インタビューを見つけたのは曲レビュー書いた後で。

何となく自分の書いたことと

バンドが思ってること?と擦り合わせが

出来てるような感じがして、ヨシッ!て感じでした笑

にしても、やっぱこの3人の考え方というか

特にKazukiの考え方は好きだなぁ。

と、インタビュー読んでて思いました。

それは前バンド時のインタビューから思ってたことですけどね。


ともあれ、こうして晴れて

1stフルアルバムがリリースされたワケで。

そして楽曲が秀逸なものが揃ったワケで。

今度のツアー、ライブが楽しみでしょうがない\(^o^)/