2017 LIVE REPO 6th. Yellowcard Final World Tour | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

(旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 


前回はカラスは真っ白の最後のライブでした。

そんなカラスは真っ白も、今日は

地元北海道で最後を締め括ります。

そして東京は新木場、

ここでも日本での最後のライブが行われるバンドがいます。

立て続けにラストライブとか、

精神的にも参ってしまいますが…

今はただ、ラストライブをやってくれること

最後に日本公演も組み込んでくれたことに

本当に感謝することにします。

 

 

 

 

 

 

 

Yellowcard

THE FINAL WORLD TOUR

 

 

 


最後の最後にsmashとかいうのは

心の底からマジでやめて欲しかった。

加えて、今日は雨ときた。

天候すらも最悪です。

しかし、もうなってしまったことは仕方なし。

先行物販なんてやるハズのない運営なので

開場時間に合わせて新木場へ。



整理番号 A-134

不幸中の幸いか、キャパを考えたら良番に恵まれ

入場と共に物販へ。




目的のものを購入し

パンツのポケットに突っ込みます。

その為に今日はポケットが広く、多い

カーゴパンツはいてきたんだから。

ったく、何でこんなことしなきゃいけねーんだ氏ねやsmash


フロアに入ると、柵が一切ない快適空間!

これはやばいすごい。

こう出来るのに、柵を残すどこぞの

ラウド系バンドとかアホかと。

そんなこと、今はどうでもいいや。

Yellowcard はゲストも海外と同じバンドを選んでくれた。

今日はもちろん、そのバンドだって楽しみなんです。




sup.Act Like Torches
Yellowcard のグッジョブな選出により
BEYOND[THE]BLUE TOUR 2013ぶり
4年ぶり2度目の来日を果たしたLike Torches
初っぱなからフロア右側を煽り、サークルを発生させる。
そっちか!と、Sean 見たさに逆にいた自分も
すぐさまそっちへ。
昨年リリースした新譜『Shelter』からの曲が多かったが、
そもそも新譜も良番だったので、
新譜の曲もライブで聴けるのを楽しみにしてた。
ただひとつ残念だったのが、
Missing At All で、Ryan が出てこなかったこと…
マジかよー…今日しかやる時はなかったのに…( ノД`)
しかし、vo.Jonathan はまたナルトのモノマネをw
ナンナンダッテバヨ!
ドウシタンダッテバヨ!カカスィセンセイ!

カカシ先生をカカ"スィ"先生って言うあたりが
さすが外国人だよねwww
出身であるスウェーデンの誇るパンクロックバンド
Millencolin のカバーもし、ラストは新譜から
"Skeleton" で幕を閉じた。
2度目の来日、そしてキャパ大幅UPの新木場に臆することなく
海外バンドらしいライブの巧さで、
サークルに、シンガロングに、ダイバーすら出現させ
メインの前に珠玉のライブを見せてくれました。

Like Torches
 - Missing At All (feat. Ryan Key)
 - Skeleton
 - Swing by Swing




転換中のBGM

完全に30代ホイホイに切り替わりました。

ADTRに始まり、The UsedFOB

サムのFat Lip が流れると会場からもシンガロング笑

続くNFGに、Paramore に、ブリンクに

会場の雰囲気がみるみる上がっていくのがわかりました。

しかし、トラブルなのか何なのか

ブリンクが途中で切れると、始まるかと思いきや

再び流れるという。

ふざけんな!スタッフ!コ□スすぞ!

という罵声まで飛び出しました笑

あんだけ上がる曲立て続けに流れて

そんなフェイントされたらキレる気持ちもわかるわ(。-∀-)笑


しかし、そのしばし後

今度こそ本当にBGMが止み、暗転

Ladies & Gentleman!!!

と、ラストショー故のアナウンスが為され

SEと共にメンバーが登場し、歓声を浴びる。

最後にVo/Gt.Ryan Key が姿を表し

Tokyo!!!

の一言で会場のボルテージも上がる。

そして気になる1曲目は…



Believe
Sean の軽快なバイオリンが聴こえるや否や
会場からは怒号にも似た歓声が!
不動の名盤『Ocean Avenue』からBelieve!!
Way Away でなく、Breathing でなく、
Believe 始まりってのがまた良いな!
早くもフロアはモッシュの渦と化した。
そして誰一人欠けることなく
Everything is gonna be all right!!
の部分をシンガロングしていた。
やばい、ホントやばい。
こういう光景、ホント久しく見てなかった。

Lights And Sounds
続けて、同タイトルのアルバムからのキラーチューン
Lights And Sounds へ。
ここでも"わかってる"有識者多数のフロアからは
寸分違わぬシンガロングを見せる。
そして、サビでのクソみそモッシュ。
体をぶつけ合いながらも、ちゃんと周りを気遣える
至極のピットが出来上がります。
ホンットに楽しくてね…
YCがラストっていう紛れもない事実と、
ホンットに近年なかったこの楽しさでね、
2曲目にして、早くもちょっと涙ぐんでしまった(*´∇`*。)

Way Away
そして3曲目で来た!
Way Awaaaaaayyyyy!!!!!
序盤の鬼畜な勢いにフロアも待ったなしの大盛り上がり!
忘れちゃいけない
A!! ny!! thing!!! のシンガロングも完璧です。

Always Summer
またまだ休ませる気はなく続きます!
外は冬でも、中は真夏の暑さ!Always Summer
Southern Air』からのリード曲も、
フロアが黙っているハズもなく、
素敵に、良い感じに大騒ぎです

‹‹ヽ(´∇` )/››‹‹ヽ( ´)/››‹‹ヽ( ´∀`)/›››

Five Becomes Four
イントロが始まるや否や、Ryan
Circle pit!! とフロアを煽ります。
YCの持つ最速のサークル曲Five Becomes Four
何を隠そう、自分がYCの中で最も好きなこの曲、
回らないなんて選択肢はない
─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
セトリが良いのはもちろんのこと、
オーディエンスが素晴らしく良い!
あなたたちとずっとこうしていたいです!←


ここでようやくMCという名の休憩タイム。

自分を始め、周りがみんな肩で息をしています ゼェ(;´Д`)ハァ

そして、Ryan から

ラストアルバムからの曲がコールされます。

Next song is call


Rest In Peace
昨年、解散と同時に発表されたこの曲。
MVもそれまでのライブ映像をふんだんに散りばめた
本当に最後を感じさせるもので…
前作に比べれば、存分に"Yellowcard"してて
戻ってきた!と歓喜すると同時に
本当に終わってしまうんだなぁ… と、
寂しくもなりました。
最新曲でも、今日のフロアはちゃんと歌えます。
デカイ声で歌ってくれ!
という、Ryan の言葉にもちゃんと応えます。

What Appears
続けてラストアルバム『Yellowcard』から
What Appears
曲のノリ、RyanSean の煽りで
フロアはジャンプに精を出します。
前作のテイストを、今までのYC節にきちんと
落とし込んだ曲で良かです。

次は『Lights And Sounds』からのやるよ!
this song is call

Rough Landing, Holly
再びの上げ曲に、イントロから
フロアも再びのモッシュピットが出来上がります。
そしてサビのラストはもちろん
Let her goooooo!!!
の大シンガロング!

Awakening
Southern Air』の中では
先のAlways Summer と2強化した
もう一方のリード曲、Awakening がここで。
Southern Air』自体、YCのアルバムで2番目に好きで
その時のライブがめっちゃ楽しくて、
作品も曲も本当に思い出深い。
今日と同じような良識的なオーディエンスと、
今日と同じような楽しさで、その時のことを
モッシュしながら思い出してました。

Light Up The Sky
この曲もイントロから大歓声が上がった鉄板曲
Light Up The Sky
フロアのジャンプに会場が揺れます。
Let me Light Up The Sky
と、会場中からのシンガロングも秀逸です。


会場暗転の後、Ryan が語り始めました。

バンドを続けて来たけど、一度休止してしまったこと。

そして復帰した2010年に第2章が始まり、

翌2011年にリリースした

When You're Through Thinking, Say Yes』から

この曲をやるよ、と。

みんなで歌ってくれ


Sing For Me
YCの持ち味であるエモーショナルな部分を
存分に引き出したバラード曲Sing For Me
サビでのシンガロングはもちろんのこと、曲の終盤、
ヾ(*≧□≦)ノ おーおーおーおー
と、この曲最大のシンガロングに
会場の雰囲気もひとしお素晴らしいです。

Lift A Sail
バラードタイムは継続。
問題の前作『Lift A Sail』からタイトル曲。
今回、そのアルバムからは唯一の選曲だけど
このセトリの、このタイミングではやるには
これ以上ない状況です。
あのアルバムを聴いた時よりも何倍も、
良い曲に聴こえました。

A Place We Set Afire
聴かせ曲ラストは、最後のセルフタイトル作から。
はぁー…この曲は初聴から歌詞にやられてるんだよなぁ…
やっぱ最も破壊力あるサビパートで、
本日2度目の涙ぐみタイム(。´ω`)

With You Around
そして休止からの復帰作からWith You Around
このアルバムのツアーではなく、
これも思い出したのは『Southern Air』の時のツアー。
今はなきSHIBUYA-AXで、今日と同じく
ヾ(*≧○≦)ノ おー↑おー↑おー↓おー↑
ってシンガロングしたんだ。

Cut Me, Mick
解散に際し、APでのインタビューで
メンバーみんなこの曲がお気に入りで
ラストツアーでもやるつもり

と、語っていたCut Me, Mick がここでプレイされた。
自分は今日で4回目のYCライブだけど、
ライブで聴いたのは今日が初。
決してライブ定番の曲ではなかったけど、
やっぱ今日の客に死角はなかったね。
Bring me back to life!!
と、ばっちりシンガロングしてました。

Breathing
ここで遂に来ましたよ。
セトリの序盤に入ってても何らおかしくはない
この曲、Breathing がッ!
フロアは再びモッシュの渦に包まれます。
後半戦最もカオスな状況を作り出しました。
自分も老体←に鞭打ち、ピットへ突っ込みました三ヾ(*≧□≦)ノ


大歓声に包まれつつBreathing が終わると

暗転した会場から一転、

Ryan がギター1本持ち、立っていました。

MCもそこそこに


Empty Apartment
を、開始します。
後半の聴かせ曲休憩タイムです。
途中から入ってきたSean のバイオリンが
めちくちゃ良い音を奏でています。
激しい曲のバイオリンも、もちろん最高だけど
エモーショナルさ特化でもホント良いな。

Hang You Up
聴かせ曲ながらも少しテンポが心地好いHang You Up
ここでも十分すぎるシンガロングが発揮されます。

Be The Young
続けざまに『When You're~』からBe The Young
何かもう雰囲気的に終盤戦よね。
サビでの、Seangt.Ryan のコーラスが
ホントに美麗でした。

Holly Wood Died
あっという間にラストを迎え、
そのラストにはまたモッシュを引き起こす曲
Holly Wood Died を持ってきた。
攻撃力が高いものの、絶妙のエモーショナルさを誇る
YCの隠れた名曲です。
サビに入るとピットがカオスです。
最後にフロアを掻き乱し、
曲のラストはSean がバイオリンで魅せます。
後引く雰囲気満点でバイオリンを鳴らし
一礼して最後に残ったSean もステージをあとに。


メンバーがステージから去り、

会場が暗転しても、

当然巻き起こるアンコール。

海外バンド特有、あまり待たせないアンコールで

メンバーも再び登場し、アンコールを


Only One
やってないもんねー!
今日まだやってないもんねぇーーー!!!
ここでも至高なシンガロングパートが
サビに用意されています。
ヾ(*≧□≦)ノ You are my only, my
ヾ(*≧□≦)ノ only ooooooone!!!!

Ocean Avenue
Ocean Avenue』のこの2曲、
そしてやっぱラストはこれだろッ!
ホントに最後の最後!
フロアは大いに、大いに盛り上がりました。
痛む体に今日のことを刻むかの如く、
自分も最後にピットへ突っ込みました 三ヾ(*≧◇≦)ノ

エモーショナルさがバンドの強みではあるが
この日本でのラストステージ、
悲哀よりも、楽しさが大いに勝った。
周りも涙よりも笑顔が溢れていたのが
何よりの証拠だと思う。
最後の来日公演、有終の美を飾りました。



01. Believe
02. Lights And Sounds
03. Way Away
04. Always Summer
05. Five Becomes Four
06. Rest In Peace
07. What Appears
08. Rough Landing, Holly
09. Awakening
10. Light Up The Sky
11. Sing For Me
12. Lift A Sail
13. A Place We Afire
14. With You Around
15. Cut Me, Mick
16. Breathing
17. Empty Apartment
18. Hang You Up
19. Be The Young
20. Holly Wood Died


en
21. Only One
22. Ocean Avenue







終演後、Like Torches のマーチを求め

再度物販へ。

すると、購入したTシャツorアルバムに

メンバーがサインをしてくれるという。

元々Tシャツ買うつもりだったし、ラッキー♪

アルバム2枚とも持ってますし。

YCの方は軒並みなくなってたけど、

Like Torches はまだ無事でした。



しかし、自分が買ったこの黒TのMサイズは

ラス1でした(;゚Д゚)アブネェ…

そしてサインをいただく。

JonathanBig sign!! とけしかけて

デカイの書いてもらったけど

他のメンバーは個々に書いてた為、普通サイズ笑



Jonathan に、

BTB TOUR行ったんだよ!

と、その時の写真を見せると

Oh!! It's Amazing!!!

と言ってくれました。

そのまま今日も写真お願いして撮ってもらった。

See you next time!! と力強く言ってくれ

メンバーにもありがとー言って会場をあとにしました。





いやー、終わってしまった…

Yellowcard 最後の来日公演が……

Ryan はホントにたくさん

Thank you
アリカトゴザイマス


って言ってくれた。

2002のサマソニ初来日から今まで15年間

たくさん日本に来たし、

今日ここにいるみんなに、

今までサポートしてきてくれたみんなに、

KRIのマサさんに、

ホントに感謝してるって。

その言葉だけで、こちらも本当にありがたい。

今回のツアーを、半年間一緒に回った

Like Torches にも大きな感謝をしていました。




そして、今日はsoldさえしなかったものの

YCと共に青春を過ごしただろう人が多かったように感じた。

そういえば、ワ○カスとの対バンの時に

YCがトリじゃない怒りをブチ撒けてた

キャップ眼鏡の人もいました笑

今日はホンットに楽しそうだったなぁ( ´∀`)

その人だけでなく、

Like Torches の時からちゃんとノッてる人も多かったし、

何より転換中のBGMの時で確信したよね。

そんなフロアは快適そのものでした。

変なとこでハーコーかますバカも、

ツーステし出すアホも皆無で、

シンガロングせず適当にウェーイとか言ってるド阿呆もいなくて、

昨今爆増する、ただ暴れられればいいみたいな連中がいなくて

ホンットに快適だった。

然るべき曲で、然るべきノリで、

何よりシンガロングがホントに圧巻だった。

ほとんどの人が歌えてたように思うし、

それ故に、フロアにいても

ちゃんとフロアからのシンガロングが聴こえた。

世代的にも間違いなくもろかぶりだろうが

今日いたような人たちと今夏のサマソニを楽しみたい。

オーディエンスにここまで満足できるライブも

ホンットに久々で、その部分だけでも

本当に嬉しかったし、楽しかった。

最近のライブでは

そんなこともホンットになかったから言わなかったけど

バンドだけではなく、

今日はフロアのオーディエンスにもお礼を言いたい

本当に感謝してます。ありがとうございます。

同年代とはいえ、遅咲きな自分は

ここにいる誰よりも音楽歴は浅いでしょう。

でも、やっぱりこの世代の人たちと

フロアでモッシュして、サークルして、

シンガロングするのが大好きです。

今年のベストライブは早くも確定しました。


そして何よりYellowcard

解散は本当に残念。

それ以外の言葉は出てきません。

でも、こうして最後にツアーをしてくれたこと

そして、そのツアーに日本も組み込んでくれたこと

感謝してもしきれません。

おかげで、自分の国で

Yellowcard の最後に立ち合うことができた。

本当にありがとう。

後追いの遅咲きクソ野郎で、

YCのライブに行った回数も決して多くありません。

しかし、無数にある音楽の中から

Yellowcard というバンドにハマり、

今日までサポートしてきました。

最後になるのは本当に残念だけど、

最後に本当に良いライブを見せてくれた。

Yellowcard は解散しても、

自分を含め、今日いた人たちの中に

今日のライブのことはずっと残るでしょう。

 

そして、珠玉の作品を収録した音源も。

最後に日本に来てくれて

本当にありがとう。

そして、お疲れさま

Yellowcard