HNIBがあんなことにさえなってなければ
本来、今年３本目となるハズだった
今年２本目となるライブ
【新宿駅徒歩5分 最新鋭ライブハウス『Zirco Tokyo』がグランドオープン！】(ガジェット通信)
という、出来てまだ１年も経ってない
超新しいライブハウス、新宿Zircoにて
普段はまず行かないようなイベントです←
というのも、出演バンドどれも知らないから！w
出演者知らんわ、音源もないわ
そんな状態でライブ行くとか何年ぶりだろうか。
しかし
【PTPの推薦記事】で、拡散しまくってくれた
LUSTを唯一の目当てに、今日は来ました。
LUSTメンバーも、
今度いさみさんと一緒に来てください！
なんて言うもんだから、
今日はいさみさんにもお誘いを受けて、
という部分もあります。
LUST、いさみさん共々、本当に感謝です。
とりあえず開場時間に合わせてZircoへ。
さすが新しい！キレイ！
そして先ほどのガジェット通信の記事の通り
エントランスには密室の喫煙所があり、それ以外の場所は完全禁煙となっています。喫煙者も数時間我慢する必要がなく、吸わない人、吸う人どちらにとっても快適な環境となっています。
個人的に最も素晴らしいと思うのがこれですね。
世間がこんなにも分煙化が進む前から
タバコなんてなくなっちまえ！
何で好きなライブ来て
タバコ臭くならなきゃいけねーんだ！ふざけんな！
と常々思っていたので、本当にありがたい作りです。
これだけで100点あげたいくらい←
そして先に言ってしまいますが、音も良かった！
っていうのは、冒頭のリンク先で言われてますけども。
バンド側からすると、楽屋も広くて良いと。
すごいね、めっちゃ良い箱じゃん。
中小バンド、中小ブッキングチーム、中小プロモーター
等々に太鼓判を押して勧めたいですね。
開場時間に来たつもりが
今日は17:00開演だったらしく(フライヤーとちゃうやんけ)
フロアに入った時は既に最初のバンドが始まってました。
しかもラスト２曲という…(。-∀-)笑
qoyotl
「コヨーテ」と読むそうです。
ラスト２曲しか聴けなかったので正確かどうか不明ですが
３ピースでメロコアメロコアした速曲でした。
MCはだいぶ噛み噛みでしたが笑
ベースさんは半分フィリピン入ってるらしいです笑
結成２年目のバンド、今年の目標は
MCの上達！とのことでした笑
qoyotl
- デモ音源
- クロスフェード
FooLiGANS
こちらもかなりのグダグダMCでした笑
グダグダ感は面白いので嫌いじゃないです。
日本詞を織り混ぜたラウドロックでした。
ベースがスラップ気味でかっこよかった。
FooLiGANS
- We're Starting A Rise
- Search & Destroy
Heaven's crow
今回唯一の女性ボーカル擁する
Japanese Hard Rockでした。
ギターソロがピロピロギュインギュイン主張激し。
日本バンドの女性ボーカルにありがちな声量不足も
ハードロックを謳うだけあってか、そのへんは気になることなかったです。
でも、あーあーー、ら～ら～～言ってる箇所も多く
その分、歌詞で埋めるか、ギター以外のソロとかが
あっても良いのかなー、と個人的に。
オーディエンスのシンガロングを煽るパートだったのかもしれませんが。
しかし、女性ボーカルの邦楽ハードロック
ありそうでない感じは新鮮でした。
Heaven's crow
- LOVE RHYTHM
Maze In Egg
日本詞で、耳障りの良いキャッチーさのある
THE J-ROCKでした。
MCが何かと熱が籠ってましたね。
UVER好きな人とかにウケそう。
Maze In Egg
- NEVER
- From Today
EMPTY SCENARIO
ここで一気にコア感のあるバンドに。
クリーン主体のラウドロックを展開したEMPTY SCENARIO
クリーン主体とはいえ、サウンド面では
近年のコア系バンドに近いものもあり、
曲によってはブレイクダウンも、スクリームも有。
ツインギターの一方がスクリームしてたけど
その時はギター弾くのやめてスクリームしてたのが印象的。
それだけでなく、裏声でのコーラスもやってました。
幼い女の子の語りからシアトリカルに入る
"Close"って曲が個人的にツボでした。
そこから続くラストの"Violet"も良かった。
MCらしいMCの時間も取らず、
終始曲に、ライブに徹底してたのもとても好感でした。
LUST目当てで来たものの、これはちょっと収穫でしたね。
帰る前に物販で音源買おう。
Photo by @ISAMIMHZ
EMPTY SCENARIO
- I am empty
LUST
お待ちかねのLUST初お目見えです。
開始と同時に、どこまでも伸びていくような
ロングトーンシャウトで幕を開けた。
そして、フロアに降りてきたボーカルが
起きろ!! 起きろッ!!! 新宿!!!!!
と煽りながらもクオリティの高いボーカルワークを見(魅)せる。
２曲目もそのままフロアで縦横無尽にフロアを煽り、
ベースがドぎついスクリームを披露。
マジかー！シャウトはボーカルだけじゃないのか！
オレらが東京立川、LUSTだ！
よろしくお願い致します！
と、ドスの効いた声で自己紹介。
MCになって、ボーカルもステージに戻り
いきなり下に降りてビビッたかもしれないけど
あれがオレらのスタイルだから。
ビビらないで… ビビッただろうけど笑
オレめっちゃジブリとか好きだし笑
面白いな笑
こういうギャップ好きだわ笑
僕らジャンルってものに囚われずにやってます。
何ならポップバンドだと思ってやってるし笑
どれもキラーチューンだと思ってやってます笑
と、ギターさんもユニークなMCを笑
いいなw 好きだわw
続く３曲目はミドルテンポに攻める。
ラスト付近、メインボーカルを支えるかのように
ギターとベースでコーラス。
フロント３人のコーラスワークがとてもキレイでした。
最後の曲前に、ボーカルが
マイクのコードを手に巻く仕草にKの影を見た…
そんなラストはラウドに、エモーショナルに。
曲の最後付近はギターも一部歌唱パートがあり
何気にここも良い味出してる。
って、フロント３人全員歌えるんやん！
すげー、これは武器だなぁ。
前評判の通り、そして『損はさせません！』という
メンバーの言葉通りのライブを見させてもらいました。
ここから来るんじゃないか…という、
いさみさんの先見の目も大いに納得したLUSTでした。
Photo by @ISAMIMHZ
LUST
- THIS TIME
- HOPE (Live)
- Back to you
Bug's from Social System
フライヤーには載ってないバンドだったし、
誰かと思ったら、Zircoの公式には載ってました。
LUSTのあとじゃどうしても見劣りしてしまうけど
そんなのをものともしない勢いで押しきった。
すべてアップテンポで上げ倒した。
これくらい振りきってると天晴れっすね。
ギターがかなりアグレッシブに動き回ってましたね。
Bug's from Social System
- 試聴 (Audioleaf)
BRANDCALL
そして本日のトリ、BRANDCALL
フロアの人数も今日イチと、さすがの大トリでした。
こちらも耳障りの良いサウンドと、日本詞故の
キャッチーさやわかりやすさでフロアを上げていました。
UVER、NOISEMAKER、ALL OFFリスナーあたりには
もってこいなバンドではないでしょうか。
Photo by @ISAMIMHZ
ボーカルが、喫煙者→禁煙→嫌煙者となったようで
完全分煙のZirco、それだけで好きになったと
自分と全く同じこと言ってたのはとても素晴らしかった笑
ラストは多幸感満点なエモーショナルナンバーで締めました。
BRANDCALL
- Breathing
- WHITENESS STORY
以上、８組！
いやー、長かった( ノД`)
久々だわ、ひとつの箱に長時間缶詰は。
終わってから、まずはLUSTの物販へ。
お疲れさまです！初めまして、トトです
と、言うや否や
おぉー！ありがとうございますありがとうございます！
と、メンバー全員に握手を求められましたw
いやいや、感謝するのはこちらの方で
おかげであの記事のアクセス数すごかったんだから！
そして音源を買おうとするも
手持ちが少ないという大失態を犯す…orz
むしろEPしか出てないと思って油断した…
来る前に金おろしてくれば良かったぜ( ノД`)
ってことで、最新EPのみを購入してきました。
曲数的にはシングルかな？
もちろん自分はフィジカルで欲しい派の人間だし
手元に現物がある安心感や、喜びはホントにひとしお。
でも、なかなかライブハウスに来れない人もいるし
ネットや、iTunesみたいな配信ツールでも
販売してくれたら、助かる人は多いんじゃないのかな…
と、やんわり希望を言いました。
それをすることによって、手間や面倒、
バンド側に負担が増えるのは百も承知だけども、
まぁ、時代的にもね。
ネットを使うメリットは大きいと思うので。
まして、あの記事であんなに反響あったのに
音源買いたくても買えない人や、
まだ未入手の人もいるんじゃないか…
って考えるとね。
そして話もそこそこに、レポの宣伝もして、
お疲れさまでしたと、後にしてきました。
続いて、いさみさんがEMPTY SCENARIOの
この笑顔が素敵な彼と繋がっていた為、
そちらの物販へ。
今日のライブがかなり良かったので
自分も音源買おうとするも、
物販にあるものは、メンバーチェンジ前で
音楽性的にもだいぶ違うので、買うなら
来月に出る新譜を… とのことだったので笑
大人しく来月を待つことにしました。
レポの方でリンク貼ったのがその音源だけど
ホント、全くと言っていいほど違います。
いさみさんに自分のことを紹介してもらった時に
PTPや、前回の【Bad Omens の記事】を引き合いに出してもらうと
あぁー！という反応もされ、
LUSTのメンバーも言ってくれていたけど、
こういう風に人って繋がっていくんだなぁと改めて。
そして箱も清掃に入るとのことで
会場をあとにしました。
いやはや… みんな
初々しいなぁ
若さ溢れるエネルギッシュさと言いますかね。
圧倒的なクオリティだったLUSTとEMPTY以外←
ホント、初々しい青々しい感じで
自分がジジィになったことを改めて感じました←
で、レポ中にも書きましたが
今回のライブ写真は、
同行したいさみさんが撮影したものです。
まだ(写真は)修行中なので、とのことでしたが、
それでもこんな自分なんかの駄文レポに
使わせていただいて、本当に感謝です。
そして、LUSTですよ。
いさみさんからの前評判は聴いていたものの、
やっぱり生で見て初めて、その言葉の意味が理解できたというか。
個人的にも普段から思ってることとして、
音源は絶対としても、バンドを知る、理解するには
ライブも見なきゃダメだ
と、常々思っています。
音楽という道を選んだバンドにとって
音源はバンドの曲を知る上で必要不可欠。
でも、それはいちばん良い状態のものを"録音"したものだし
ライブのそれには及ばないものだと思うんです。
金があるメジャーバンドが良いスタジオで録音するとか
海外志向なバンドが海外でレコーディングするとか
名が売れてない金欠インディーズバンドなんて、それこそ
ライブの力の方が何倍も良く映ることも珍しくないでしょう。
メジャーバンドや、海外Recのバンドですら、
そういう傾向もあるんだから尚更です。
かと言って、ライブを音源通りに再現する方が難しいけど
目で見て、耳で聴いて、頭で感じで
その時、その場所での"生(ライブ)"の体験に
勝るものはないような気がします。
音源だけでは絶対にわからないもの、
伝わらないものがライブにはある
と思ってます。
それを改めて実感しました。
実際のところ、あのPTPの記事を書いた時は
YouTubeで見聴きしたLUSTの情報しかありませんでした。
でも、音源を買い、ライブを見た今、
あの記事にLUSTを載せて、選んで正解だったと
胸を張って言えます。
久々に国内のバンドで応援したい！と
心の底から思えるバンドに出会った気がします。
各バンドのレポを見てもらうとわかる通り
LUSTとEMPTY以外は、そこまで詳細に書けませんでした。
でも、そこは所謂"好み"なので。
個人的にはあまり響かなかったってのもありますが
昨今、新人だろうがベテランだろうが
国内だろうが海外だろうが
休止や解散をするバンドが後を絶ちません。
たった１年そこそこで解散したバンドもいます。
今日出てた８組のバンドは
そんな世間の波に呑まれないよう、
末長く、１年でも、１ヶ月でも、１日でも長く
活動していけることを、切に願っています。
そんなこんなで
普段、行かないようなイベントでしたが
改めて思うことがあったり
新しい発見があったりと
こういうのもたまに来てみるもんだなと
思ったライブでありました。
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