Yellowcard好きにオススメするバンド10選。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



先月はネタ切れを嘆いていたこのシリーズ。

今年も残り3ヶ月

この残りの3ヶ月はきっちりやり遂げるよ!

ってことで、10月の推薦バンドはこれだッ!




Yellowcardが好きなら、コレを聴け!




今年6月、突然の解散を発表したYellowcard

シーンに大きな衝撃を与えたことは間違いなく、

解散に伴っての最後のWORLD TOURも控えている。

バンドが解散を決めたのなら、それを止めることは

最早リスナーには叶わないよね。

しかし、そんなYCが残した、

そんなYCが影響を受けたバンドを

今回も個人的な独断と偏見で選出しました。

バンドの解散は確かに悲しい。

しかし、そんなバンドに近しいバンドを知ることは

決して悪いことじゃない。

ってことで、早々にいきましょう。

まずはこちら!




Like Torches (SWE)
スウェーデンと聞くと"メタル"が浮かぶ人も多いだろうが
それ以外にも良いバンドはいるのです。
YCのRyan Key が手塩にかけて育ててきた
このバンドを挙げないワケにはいくまい。
スウェーデンのLike Torches
これまでにアルバムを2枚リリースしており
そのどちらもがRyan プロデュースによるもの。
1stにはRyan がFeatした曲も。

YellowcardのRyan Keyプロデュースによる新作をフロントマンJonathanが語る(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

楽曲自体はRyan プロデュース
そしてヨーロッパ圏特有のエモーショナルさが光る。
それだけでなく、ライブではフロアが盛り上がれる
勢いのあるロックナンバーや、疾走曲も。
最新作ではオルタナ感のある曲もあり、
これからもバンドの成長がとても楽しみです。

1stがリリースされた2013年に来日し、
それ以来、来日も遠退いていたものの
来年のYCのラストツアーにサポートとして
二度目の来日が決定している。
近年、海外バンドの単独公演でも
こういった海外バンドがサポートまで務めることが激減していただけに
海外でもサポートで回るLike Torches
また日本に連れてきてくれるYCには感謝しかない。
当日、会場に足を運ぶ人は
YCの遺伝子をしっかりと受け継いだ
Like Torches にも注目してほしい。

Like Torches
 -
Missing It All (feat. Ryan Key)
 - Quitter
 - All The Lies (B[T]B tour Japan 2013)
 - Skeletons
 - Swing By Swing




Shatterproof (US)
Like Torches に関してはYC好きな人も
知ってる人は少なからずいるだろうし、
何よりRyan プロデュースってのが大きいからね。
そういったものを取っ払ったら
YC好きにオススメしたいのはこのバンドと言って差し支えなし。
USのShatterproof
Shatterproof - バイオリンバンド好きには是非
 
↑と、いう風に昨年記事も書いてるけども。
オススメしたい理由は、やっぱ"バイオリン"の存在。
そういったバイオリンを擁するバンドで括れば
"第二のYellowcard"の枠だって決して夢じゃない。
↑の記事でほとんど書いてしまっているが
初期から現行までのYC好きにも
間違いなくハマるものは持ち合わせてると思う。
リリース作品はまだ少ないものの、
少ないからこそ今の内から聴いてほしい。
そして国内外問わず、認知されて欲しいバンドです。

Shatterproof
 -
Scissors Just Don't Cut It
 - Expectations
 - To the Grave
 - Cookie Cutter Life
 - Karma




Siamese (DNK)
お次もバイオリンを擁するバンドをオススメします。
最も名誉のある賞を受賞し、
出身国デンマークから"英雄"とまで称されたSiamese
以前はSiamese Fighting Fish という名称だったが
改名してシンプルなSiamese に。
 
デンマークの至宝 Siamese】(レビュー記事)
こちらも、昨年の新譜リリースの際に
一度、こうして記事にしています。
オルタナティブロック感が強いSiamese
YCの『Lift A Sail』が好きな人にはウケそうな気も。
YCはそれまでから一変したことにより『Lift A Sail』は不評に終わったが
もともとそういうものだと認知した上で
Siamese を聴く分には何の問題もないでしょう。
改名前から、GO WITH MEから国内盤をリリースしているので
機会があれば来日の話もあるかもしれない。

今年に入ってシングルを2曲リリースしており
自作のアルバムタイトルも『Saligia』とアナウンスされている。
早ければ年内?遅くても来年には新譜が期待できそう。
デンマークの英雄バイオリンロックを体感すべし。

Siamese
 -
Tomorrow Never Dies
 - Gods And Kings
 - Ablaze
 - Avaritia (Greed)
 
Siamese Fighting Fish
 -
H.A.U.T
 - How Long Will It Take
 - Party Like Charlie Sheen




BIGMAMA (JP)
日本でのバイオリン×ロックの第一人者と言えば
BIGMAMAに他ならんでしょう。
2012年のYC JAPAN TOURではサポートに抜擢され、
『YCみたいなバンドがやりたくてこのバンド始めました』
と、当日はYCに多大な影響を受けていることも話していました。

その言葉通り、メンバー構成はYCと全く同じ
とは言え、メンバーが影響を受けてるバンドは
決してYCだけではないワケで。
2012~2013年頃から少し方向転換をし始め
めちゃくちゃ大きな変化はないものの、
今は過去ファンが好きなような曲はわずかだと思う。
それくらいの変化は感じられる。
しかし、ライブは相変わらず平和に溢れる至極の空間のよう。
とりあえず、YCが好きな人にオススメできるのは
2010年リリースの『Roclassick
100歩譲っても2012年リリースの『ブラウス』まで。
↓に挙げるオススメも初期~中期のものとしました。

BIGMAMA
 -
CPX
 - the cookies crumbles [LIVE]
 - Paper-craft
 - かくれんぼ
 - 走れエロス




Mayday Parade (US)
Like Torches と同じく、日本的な括りで言うなら
"B[T]B"系バンドの出身。
今や大手Fearless Records の顔となってきていますね。
Mayday Parade

YCと同じく、エモーショナルさが光るPOP PUNKが
耳障りの良い音を奏でていたバンドで、
↑に挙げた"BEYOND[THE]BLUE TOUR"をはじめ
来日経験も豊富。
昨年リリースされた最新作『Black Lines』では
オルタナ寄りになってきたというところまで
YCの過程と似た部分があった故での選出でした。

Mayday Parade
 -
Jamie All Over
 - Kids In Love
 - Stay
 - Ghosts
 - One Of Them Will Destroy The Other (Feat. Dan Lambton)




This Legend (US)
YCの初期メンであるGt.Ben
同じく初期メンであり、
2014年にバンドから去ったDr.LP が所属する
POP PUNKバンド。
個人的にLPのドラミングがかなり好きだったこともあり
YCから彼がいなくなったのはとても衝撃だった。

そんなLPも、このバンドで
楽しそうに手数の多いドラミングを披露してます。
メンバー4人の内2人が元YCってね笑
曲が良くないワケないんです。

ただ2014年にアルバムを1枚リリースして以降
全く動きがないのは気がかりではあるが…
メンバーチェンジを経て今年は新たに!と公式にはあるが
HPも、FBも、Twも、4月以降止まってるんだよなぁ…
まぁ続報を待つしかないですね。

This Legend
 -
Lyrics With My Pen
 - Life Pushes Hard
 - Holiday from Crazy





The All-American Rejects
 (US)

Mayday Parade もそうだったけど
YC好きには『何を今更(笑』なラインナップ第二弾
USのThe All-American Rejects
プラチナ認定されたアルバムが2枚あり、
むしろYCやMP以上にUS人気は確固たるものを築けている。

こちらもアルバムは2012年の4thから動きなし、
昨年、映画に使用されている"There's A Place"の
MV公開&iTunes配信開始ってこと以外は
目立った続報もなし。
こちらも公式からの情報待ちといったところ。
その間にYC好きな人たちに気に入ってもらおう、と。
個人的には"I Wanna"が名曲かと。

意外なエピソードとして
3rd『When the World Comes Down』の国内盤ボートラには
mihimaru GThirokoがfeatした曲がある。
組合せが謎すぎるが、日本の所属である
ユニバーサルがミヒマルと同じだったってだけで
ユニバーサル側がねじ込んだとしか思えないコラボっすな笑

The All-American Rejects
 -
Swing, Swing
 - Dirty Little Secret
 - Gives You Hell
 - Beekeeper's Daughter
 - There's a Place




Castaway (JP)
ここでYC好きな人たちにオススメしたい
日本のバンドをご紹介。
EP2枚、ミニアルバム1枚という
リリースは少ないながらも
IG TOURを中心に海外バンドとの対バン経験も豊富。
国内POP PUNKの期待の新星Castaway

耳の早い国内のPOP PUNKリスナーは
既に知っている人も多いかもしれない。
まだキャリアが浅いながらもメロディセンスが良く、
YCが台頭してきた時代のPOP PUNKや
現行POP PUNKのテイストも盛り込んでいて
エモーショナル疾走する曲が心地良い。
ライブの様子も↓のMVで見れるので
是非ぜひ、YC好きな人には好きになってもらいたい、
好きになってもらえる可能性を十分に秘めたバンドです。

Castaway
 -
Through The Noise
 - Sink Or Swim
 - River
 - The Crow




 
Jimmy Eat World (US)
YCが解散するにあたり、APを中心に
色々と過去の心境や情報も公開されてきているが
間違いなく影響を受けている
と、語ったバンドがこのJimmy Eat World

YCも一般的にはPOP PUNKバンドと認知されているが
Sum 41 同様、この2つのバンドがPOP PUNKバンドと呼ばれるのは
個人的にはどうもしっくり来なかった。YCに関しては、
POP PUNKと言うには、エモーショナル寄りなのでは?と。
JEWに多大な影響を受けているという言葉を受け、
それだ!と首を大きく縦に振るほど納得した。

以前、書いた記事のように
あのTaylor Swift にも好かれているJEW
当時のEMO ROCK代表としては当然といえるだろう。
今なお語り継がれ、YCの他にも多くのバンドに
影響を与えてきたであろうJEW
YC好きな人たちにも必聴のバンドなのは間違いない。

Jimmy Eat World
 -
The Middle
 - Bleed American
 - Sweetness
 - I Will Steal You Back
 - Sure and Certain





No Use For A Name (US)

YCのメンバー自身が影響を受けたと語るが
このバンドに影響を受けていないPOP PUNK、
Melodic Punkバンドはいないだろうと。
それほどに多くのバンドに影響を与えたNUFAN
2013年にリリースされたTony SlyTribute盤には
YCも"Already Won"cover で参加している。

Tony Sly の死によって解散、そして伝説となってしまったが
仮に今も現役だったとしても界隈では
レジェンド級の扱いをされててもおかしくないでしょう。

まだ記事にはしてないけど、このバンドも
"解散バンド"記事のラインナップ候補には入ってます。
とにもかくにも、YCの音楽にも
間違いなく影響を与えていたNUFAN
YCが好きな人にはなくてはならないバンドです。

No Use For A Name
 -
Dumb Reminders
 - Why Doesn't Anybody Like
 - Soulmate
 - Biggest Lie
 - For Fiona

No Use For A Name - Live in Japan {{Full Concert - Great Audio}} 2010
NO USE FOR A NAME LIVE IN JAPAN 2004


以上、

Yellowcard 好きにオススメするバンド10選

でした。

まぁ、仮に解散をしなかったとしても

YCほど世界的な知名度と人気に優れたバンドなら

遅かれ早かれ、このテーマの記事で

取り上げることにはなったでしょう。

それが解散によって早まったしまったのは

何とも複雑な気分ですが…


さて、このテーマでYCを取り上げたということは?

ハイ

今月の"解散"バンドの記事の方も

Yellowcard で書きます。

ラストアルバムも出たばかりですしね。

それの簡易的なレビューも込めて。

Yellowcard
世界を股にかけるバイオリンロック

お楽しみに。