意外と良バンド多し!イタリアPOP PUNK12選。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


 
 
 
 
9月に入って早々、1週間半もライブが詰め込まれていた為
 
今月の月イチ恒例記事を上げるタイミングが
 
なかなか取り辛かったですが、通常営業再開です。

 

って、何年か前まではレポ書くことがデフォだったのに笑

 
どうも、トトです。
 
 
 
で、今回の『推薦』枠なんですが…
 
ネタ切れだ!
 
いや、嘘だ。ネタはある。
 
やり始めた当初は、
 
『解散』の方よりラクでいいなーなんて思ってたけど
 
最初に行き詰ったのはこっちの『推薦』枠だという笑
 
ってことで。
 
今月のみ、ちょっと趣向を変えてお送りします。
 
題して
 
 
 

 

 

 

意外と良バンド多し!
Italy POP PUNK 12選


 
 
 
先日、RNR TOURSにて
 
実に4年ぶりとなる来日を果たしたMelody Fall に肖って
 
今月はイタリアのPOP PUNKバンドを取り上げるよ!
 
大正義US/UK、そして次点でAUS
 
現在の音楽シーンの大半を占めるのは。
 
故にイタリという土地柄、
 
意外と盲点になりがちな部分もあるけど
 
なかなかに良いバンドがいる!
 
ってのは、イタリアだけに限らずだけどもね。

RNR TOURSが積極的に招致している

そんなイタリアのPOP PUNKバンドをご賞味あれ。
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

Melody Fall
ってことでまずはやっぱりMelody Fall
イタリアのPOP PUNKの第一人者じゃないでしょうかね。
これまでに5枚のアルバムをリリースしており
先日の来日で、計3回になるのかな?来日自体は。
何気にその2/3に行けてる自分を誇りに思いたい←
 
4作目『Virginal Notes』でいきなりの
スクリーモ/ポスコア感のある音楽性に変化し
リスナーを驚かせたこともあったが、
やはり基本はPOP PUNK。
最新作の『The Shape of Pop-Punk to Come』では
タイトルの通り、ちゃんとPOP PUNK路線に戻っており
4作目での経験も活きているのか、
ブレイクダウンや、ほんのりシャウトもあり
EASYCORE要素も取り入れた曲もある。
BlinkからFYS好きまで網羅すること必見。
それと、ライブでエルレの""をカバーしたり、
最新作は世界のどこよりも早く日本でリリースしてくれたり、
まさかのボートラが
初音ミクの"千本桜(日本語!!)"カバーだったりと
親日っぷりを大いに発揮してくれている。
 
vo.Fabrizio の声から成る
ある種のキラキラ系POP PUNKサウンドは必見です。
そんなFabrizio は、ソロプロジェクトである
The Truth でも1枚アルバムを出している。
MFとは少し毛色が違うが、そちらも是非。
 
Melody Fall
 - "Frenkie" Live @ Independence day Tokyo

 - Tonight

 - Salvami
 - Remember The Name
 - Yours, Sincerely

The Truth
 - You Are The Sound You Make
 
(レビュー)
Melody Fall "The Shape Of Pop Punk To Come"

 

 

 

 

Vanilla Sky
こちらも知名度は高いでしょう。
イタリアPOP PUNKの二強は間違いなく
Melody Fall と、このVanilla Sky
Rihanna の"Umbrella"カバーや
Lady Gaga の"Just Dance"カバーで
世界に名が知れたでしょう。
こちらは2010年にドイツのDonots と共に来日して以来
もう5年半も来日が遠退いています(´;ω;)
 
と、挙げたは良いもののPOP PUNKというか
メディアによっては、PUNKだったり、ROCKだったり
POP PUNKに留まらないものを持っている。
個人的にはUKのKids In Glass Houses に近い気も。
こちらはMelody Fall のようにいきなりの大変化はしないが
一貫してグッドメロディを貫いている。
12月を迎えると、最後の来日から6年が経つよ…
MFを呼べたRNRに、VSの来日も期待したいところ
 
Vanilla Sky
 - Break It Out
 - Umbrella (Rihanna cover)
 - Just Dance (Lady Gaga cover)
 - Don't Wanna Be A Star
 - Ten Years

 

 

 

 

The Anthem
 一部ではVanilla Sky の"弟分"として名を馳せる
The Anthem
こちらも昨年10月にRNRで来日しています。
客層によって、楽しみきれなかった自分は残念だけど
やっぱ聴きたかった曲をライブで聴けた喜びは大きかった。
 
リハではAll Time Low の曲を軽く演奏したりと
そういったATL由来の良POP PUNK曲もありながら
どこか哀愁漂わせるエモーショナルさも持ち合わせている。
POP PUNKと言いつつ、エモーショナル寄りなのは
さすがVanilla Sky の弟分ゆえか。
ま、でもPOP PUNKとEMOって切り離せないだろうし
それこそATLやVanilla Sky、KIGH好きにオススメしたいバンドです。
 
The Anthem
 - High Five
 - The Best Is Yet To Come (feat Becko / Hopes Die Last)
 - West Coast Pride
 - Blame It On Yourself
 - Cripples, Bastards and Broken Things

 

 

 

 

Last Day Before Holiday
ここからはPOP PUNKとはいえ、メロディック寄りな3バンド。
まずはLast Day Before Holiday

持ち前のノリノリ明るい曲調、そこに
エレクトロ要素まで取り入れることにより
まさに"ド"陽性なPOP PUNKを打ち鳴らすバンド。
80年代ディスコソングの代表曲、
Rick Astleyの"Never Gonna Give You Up"のカバーも
軒並み評価が高い。

1st、2ndと日本盤デビューもしており
MFのFab がゲスト参加してる曲もあったり。
MF、VS以外にも、LDBHを知ってる人も少なくないのでは?
最新作ではPOP PUNK要素がかなり薄れており
既存のファンがついてくるかは微妙に思えるが
イタリアを代表するバンドなのは間違いなし。

Last Day Before Holiday
 - Never Gonna Give You Up (Rick Astley Cover)
 - Clap your hands
 - Explosion (ft. Fabri from Melody Fall)
 - Make Me Feel Fine
 - Here Before

 

 

 

 

Red Summer Tape
イタリアのバンドはキャリアがそこそこあっても
あまり音源リリースが頻繁でないことが多く
このバンドもその例に漏れないRed Summer Tape

バンド名に"Summer"が入っていることからも
至極のPOP PUNKを連想とさせる。
メロディーキャッチーさが極上のPOP PUNKを
響かせてくれています。
こちらもこれまでのバンドに負けず劣らずな
キラキラ系陽性POP PUNKを鳴らしており、
POP PUNKリスナーの間では、このバンドの知名度も
そこそこにあることだろう。

そしてイタリアのバンドは何かとカバーする傾向にあるのか
RSTはBruno Mars の"Locked Out of Heaven"や
Katy Perry の"Hot'n'Cold"をカバーしている。
 
Red Summer Tape
 - The Speed of Light
 - Back in the Daze
 - Locked Out of Heaven (Bruno Mars Cover)
 - Looking Back
 - Neckbreake

 

 

 

 

No Time For
イタリアメロディック御三家
最後を飾るのはNo Time For
スペースを空けない表記(NoTimeFor)もよく見かけるが
正式にはそっちなんだろうか?
 
このバンドもシンセキーボードを取り入れた
エレクトロ要素もあるキャッチーなサウンドが武器。
って、時代的にこういうの多かったんかね?
FTSK直系とも言える明るさはもちろん、
ブレイクダウンやスクリームもあるという
EASYCORのような特性も持ち合わせてます。
 
そしてこのバンドがカバーしたのは
Madonna の"Into The Groove"
コチラもバンドの色を活かした良カバーとなってます。

No Time For
 - PARADE
 - Things Are Going Pretty Good
 - CIAO
 - Into The Groove (Madonna cover)
 - Dress Up To Get Down
 - 666 (Shy Kidx Remix) Live

 

 

 

 

4th 'N Goal
昨年初来日、そして今年3月に解散発表と
シーンからいなくなってしまったことが
本当に残念で仕方がない4NG(´;ω;`)
バンド解散の報が後を絶たない現在のシーンではあるが
昨今の解散の中でも、最もショックでした…

そんな4NGも至極のPOP PUNK/EASYCOREを展開。
FYS、SYG直系とも言える男らしさ溢れるサウンド
ポップキャッチーシンガロング御用達の
""陽性バンド、ライブもすげぇ楽しかった。
 
そんなバンドがカバーしたのは
BMTHの"Drown"
MVの演出上でも原曲のテイストを取り入れ
セットの陳腐さが笑いを誘うw
至極のPOP PUNKカバーになってます。
まぁ、このバンドに関しては
4月に『解散』の方で記事にしてるので
そちらも是非。
 
4th'N Goal
 - There's No Passion In The End
 - Fingers Crossed
 - Easycore / Stuck-up People
 - Drown | Bring Me The Horizon Cover
 - Pickles
 
4th'n Goal - 今、イタリアのPOP PUNKがアツイ!
4th 'N Goal - Music Is Over...イタリアの陽性POP PUNK

 

 

 

 

Dance! No Thanks
2012年にはLDBHと共にロシア/ウクライナツアーを敢行し
All Time Low の2013年ミラノ公演のサポートに抜擢された。
こうしたキャリアを見ると注目度の高さが伺える。
Dance! No Thanks
 
そんな彼らの音楽性も、先達バンドからの影響を
大きく受けているような感じがする。
個人的に最も感じたのはAll Time Low、かな?
リリースされてる音源は少ないけど
何曲かは、ホントATLを彷彿とさせます。
 
6月には新曲の制作状況を動画で挙げており、
7月には完成した!との投稿も上げていた。
新音源がシングルになるか、EPになるか、フル作になるかは
まだ不明だが、詳細発表を楽しみにしておこう。
 
Dance! No Thanks!
 - Maybe Someday
 - Different Story
 - Wasting Life
 - Someone Like You
 - Thousand Miles Apart
 
Dance! No Thanks from Itary




 

Tidus Is Alive
こちらも新鋭中の新鋭。
Denny Ranno というシンガーソングライターの
ソロプロジェクトとして発足した
Tidus Is Alive
このバンドを知ったのは、当のDenny 本人から
Facebookでメッセージをもらったことがキッカケでした。
 
そしてその時に聴かせてもらった"Dead And Reborn"で
CNCC感あって、一聴して気に入ったのを覚えてます。
と、いうように
Denny の声質がCNCCのBert と似ていることもあってか、
さらにCNCCに肉薄するヘヴィキャッチー
ドぎついスクリームを展開するEASYCORE
本当にまだまだ始まったばかりのバンドだけど
"イタリアのCNCC"として名が知れ渡るのも時間の問題か?
このバンドも、RNRで招致してほしいバンドのひとつです。
 
Tidus Is Alive
 - Dead and Reborn
 - Checkmate
 - Step Aside
 - The Lazy Song (Bruno Mars cover)
 - Periphery Kids
 
(レビュー)
Tidus Is Alive "Stuck in Limbo - EP"

 

 

 

 

Stereo Age
こちらもRNRにて、今年6月の来日が記憶に新しい
イタリアの新星POP PUNKのStereo Age
来日前には4NGと同じ、Maxtreme Recordsから
日本盤をリリースしています。
 
で、その日本盤は買って聴いた時に
その時期は他のライブや予定の都合で行けなかったけど
来日公演、行けば良かった…と後悔の念に苛まれるほどでした。
BlinkやNFG直系とも言えるストレートなPOP PUNKながら
個人的にはボーカルの声質が
Green DayBillie に似てると感じることもありました。
国内盤のボートラは、State Champs の"If I'm Lucky"のカバーという
これまた素敵なボートラ。
クソー、今度来日するときは絶対に行ってやる!
 
Stereo Age
 - Checking, Asking, Showing
 - The Red Carpet
 - Thanks for the Truth
 - Cigarettes, Skinned Knees and Everything in Between
 - If I'm Lucky (State Champs cover)

 

 

 

 

Bedtime For Charlie
そして一気に10年選手のベテランへ。
イタリアのMelodic Punkバンド
Bedtime For Charlie
昨年のSHIBUYA CRASHを含んだ
RNRでのJAPAN TOURが記憶に新しいですね。
 
そのSHIBUYA CRASHでちょこっと見ただけだったけど
その短時間でもバンドが、フロアが盛り上がってるわかる
ライブ巧者な様と、速曲に次ぐ速曲でした。
昔ほどパンク、メロコアにのめり込んでないけど
元来、速曲好きな自分としては、BFCみたいなライブ見ると
あー、やっぱりPUNKは良いなぁって思ってしまいます。
 
RNRで日本に来て、ライブも盛り上がって
きっと機会があれば再来日もあるでしょう。
その時も心待ちにしています。
 
Bedtime For Charlie
 - Idlebill
 - Swim with the Sharks
 - The Snake
 - Captain Chaos (Acoustic)
 - Throwing Life Away (live in Tokyo, Shibuya Crash, 09.20.15)
 

 

 

 

The Sensibles
これで最後。
今回の記事を書くにあたり、新たに発見したバンドです。
紅一点のvo.Stella 擁する
Girls Power Pop/Pop PunkのThe Sensibles
既に耳の早いリスナーの間では話題になっているそうだが
2013年にリリースした1stフルは
USのレーベルからもリリースされたようで
その注目度がうかがい知れます。
 
MVでもメンバーの仲の良さが見て取れる。
セルフで出したEPと、フルのジャケットに描かれている
ナゾのキャラクターはバンドの公式キャラかな?
既に若干出遅れた感はあるけど、
そんなThe Sensiblesも是非ぜひチェック!
 
The Sensibles
 - I Want Your Blood
 - Dear Otzi
 - Little Girl
 - Strawberry Cake
 - Ga
 
 
 
 
 
って感じで
 
イタリアのPOP PUNKバンド集でした。
 
最初は7つとかだったのに
 
そういえばアレも、コレも…
 
と、やっている内に
 
気付いたら12ものバンドを羅列していました。
 
イタリアPOP PUNKシーン、アツいなぁ。
 
 
と、今回はPOP PUNKに注視しましたが
 
Soldiers Of A Wrong War
Adam Kills Eve
Swanshore
The Silverblack    …etc
 
メタル、ポスコア、メタルコア勢もいます。
 
って、すべてGO WITH MEから引っ張ってきましたがw
 
 
 
世界は広いです。
 
音楽だけを追うにしても、
 
世界に目を向けたら追いきれないほど
 
良いバンドが溢れかえっています。
 
知名度が高ければ高いほど、
 
そりゃもちろん良いバンドも多いかもしれませんが
 
知名度が低いながらも、確かなクオリティを持ってるバンドも
 
世界中にはゴマンといます。
 
是非ぜひ、いろんな国、いろんなジャンルのバンドを知って
 
楽しい音楽ライフを送ってくださいませ。