Diamonds to Dust 『Sense of Freedom』メンバー変更を経ての新作 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。


作日のアンビリバボーを見てた方はいるでしょうか?

音のトリックSPと称して

身の回りにあるものを使って曲を作る人や

自作の楽器を使って曲を作る人が特集されました。

それぞれアメリカスウェーデンの人だったが

こういうのって決まって外国人の場合が多く、

日本人は滅ッッッ多に出てこない。

非常にガラパゴスで閉鎖的な音楽業界を持つ日本に

そういった人たちが出てくるのはやはり難しいんだな

と、改めて。

今月、そんな内容の記事を近々上げよう思ってます。

どうも、トトです。




昨年、GO WITH MEから日本盤デビューをした

Diamonds to Dust が新作EPをリリースしました。




Diamonds to Dust
『Sense of Freedom』
1. Sense of Freedom
2. Fight
3. Trust in Me (The Voice of Christ, Pt. 2)
4. Mirrors
5. Way Away
6. Desires of Redemption
7. This Sensation



今年の頭にもYCカバーを発表してたけど

その時には既に

あれ?女性ボーカルいなくなった?

という音源になっていました。

そんな新体制となったDtDのEPです。



1. Sense of Freedom
浮遊感のあるエレクトロにスクリームが乗り
シアトリカルなストリングスも入り交じるタイトル曲。
イントロ代わりの短尺。

2. Fight
ヘヴィなメタル感あるリフに
ドスの効いたスクリームを展開する
MVありの今作リード曲かな?
グロウルとスクリーチの掛け合いが○
サビは例のごとくクリーンだが
今回は楽器隊がヘヴィになってるのが良い。

3. Trust in Me
静かなギターイントロから
クリーンと共に怒濤に流れ込んでくる楽器隊。
最初はクリーンオンリーかと思うくらい
クリーンのみで展開するが
曲の雰囲気がホンットDtDっぽい。
ってのは前作を聴いてないとわからないけど。
2コーラス目のサビ前からスクリームが現れ
そこからブレイクダウンへ持っていく。
もうひと展開ほしいなーって感じで
フェードアウトして終わっていくのがちと惜しい

4. Mirrors
鍵盤の旋律で始まるイントロから
疾走パートと共にスクリームへ。
若干のクリーンを挟み、
グロウルと共に厳ついブレイクダウンへ。
ラストはイントロと同じく鍵盤と
フェードアウトする時にうっすらストリングスが聴こえる

5. Way Away (Yellowcard cover) 【原曲はこちら
個人的には今作の目玉。
解散が決まっているYellowcard のキラーチューン
Way Away のDtD式ポスコアカバー。
今年の頭にシングルとしてリリースしたものを
まさか入れてくるとは思わなかったけど。
そしてDtD自身も、まさかYCが解散するとは思うまい…
ヘヴィに、ハードに、スクリームもありつつ
原曲のエモーショナルさを再現しつつ、
透き通るようなクリーンがそこに映える。
非常に良質なカバーだと思います。

6. Desires of Redemption
クリーン+グロウル+スクリーチ
なツインボーカルで3パターンを使い分けるDtD。
グロウルから目立つブレスもなしにスクリーチに切り替えるのがすげぇな。
ラストサビ前とアウトロはメタルメタルしたリフが光る。

7. This Sensation
メタリックなリフから疾走し、
スクリームで畳み掛け、クリーン突入
そしてスクリームと共にブレイクダウン。
キャッチーでわかりやすいシンガロングパートがあるのも○
ある種、この手の音楽の見本市。
こーゆー曲が好きなんです。
ハイテンポな疾走曲最高ッ\(^o^)/





Diamonds To Dust "Faith Through Trials"

↑昨年リリースしたアルバムは

今作のような現行ポスコア"ド"直球な曲はもちろん

POP PUNK/EASYCORE寄りの曲があったりと

バリエーションに富んだ作品だったが、

女性ボーカルが抜け、

そういった非ポスコアな要素もなくなったが

より洗練されたポスコアサウンドになったと感じる。

MVになってる曲はけっこうコア色も強く

ハードで硬派な感じなのが好印象。

収録曲数も相まって、

サクッと1周聴けてしまうのも良い。


GO WITH MEが【NAVERでまとめた記事】にも書かれてるが

一時期活動停止寸前まで追い込んだとあり、

それがこういったメンバーチェンジによるものじゃないだろうな…

という、早くも新体制となったってのは

バンドを続ける上では良くもあり悪くもあり、

多少の不安を駆り立てられる部分ではあるが…

せっかくこうしてEP出したんだ、

現体制でのフルアルバムリリースを心待ちにしてるよ。


その時はきっと、国内盤には

このEPも収録されるような気も…

買うの早まったか?(。-∀-)笑