わずか4日前、
急遽、解散を発表したAfter Tonight…
翌4月には待望の1stフルアルバム発売も決まっており
先月、今月と
AP JAPANのフリーペーパーにも
After Tonightの記事があったりと
まさに『これから!』って時に、いきなりの解散発表。
アルバム出たらそのツアーやるだろうし、
今日はアコースティックだって言うし、
今日の参戦は見送るつもりだった。
でも、解散は紛れもない事実で
アコースティックなのは変わらないけど
今日がラストライブになる…
それなら参戦しないワケにはいかない。
ってことで
解散発表があった27日にメール予約し
本日の渋谷CYCLONE、参戦に至りました。
Acoustic 4way Split Album Release Tour
【 BACKDATE NOVEMBER 】
途中から入ってきてしまったが
良い感じのメロディックパンクな音出してました。
After Tonightみたいな洋楽好きな人が気に入るよか
ロキノン好きが気に入りそうな感じ。
解散はするけど、After Tonightの音楽はCDとかに残るし
いつも側にいるっていうか…
とにかく今日呼んでくれたことに感謝ってのを
しきりに言ってました。
【 CLEAVE 】
こちらもパンク系のバンド。
おそらく今日のラインナップでキャリア最長のバンドです。
前にIG Tourで1回見たけど
さすがの安定力。
CLEAVEも今日呼ばれたことへの感謝と
これまでの恩返しの意味を込めて
圧巻のステージを見せてくれました。
【 HER NAME IN BLOOD 】
前2組とは打って変わって
一気にカオスなフロアへ。
The Devil Wears Prada 以来のHNIB。
日本人離れしたクオリティは圧巻。
CROSSFAITHがSOUNDWAVEやWarpedに出れるなら
HNIBも間違いなく出れると思う。
After Tonightと、どこで繋がってたかは謎だけど
自分らのイベントかのようなライブパフォーマンスと
フロアの熱さはさすがの一言でした。
【 LOYAL TO THE GRAVE 】
HNIBに続き、カオスなフロア。
ハードコアバンドLOYAL TO THE GRAVE
オレの記憶が確かなら、2010年
初めてIG TOUR、初めてAfter Tonightを見た時に
見たと思う。
ライブ中の姿とは別に
MC中はすごく好青年なボーカルさん 笑
でも、ライブはホントにすごい。
10年選手は伊達じゃないね。
5度目のアメリカツアー行くんですってね。
何だかんだですごいよ、5回って。
確実に海外のが受け入れ体制が整ってる音楽だけど
是非とも頑張ってきて欲しいね。
【 Ken Yamamoto (from After Tonight) 】
ステージの幕が上がると同時に
大きな拍手と歓声で迎えられるKenさん。
ラストライブ、開始です。
やっぱり新譜出すんだし、
バンドセットで聴きたかった人も少なくないだろう。
"バンド"としてのAfter Tonightを見たかった人も
たくさんいたことだろう。
でも、Kenさんは
いつも通り会場のみんなに、
ICE GRILL$のミズキさんに、
After Tonightに関わってくれたすべての人に
たくさん感謝してた。
でもって、それを歌でも伝えてくれてた。
そういう時のアコースティックって、
余計に心に響くものがあってさ。
オレなんかより、もっともっと心に響いてた人
間違いなくたくさんいただろうに。
会場の雰囲気みてたら、余計にそう思った。
ラストにやった"Zeta"
仲間の間では"さようなら"なんてない。
"また会おうぜ"しかないんだよ
ずっとお前らのことを考えてる。
この和訳が示す通り、曲自体もめちゃくちゃ良いんだけど
何より、会場のシンガロングね。
あれはすごかった。
Fireworks のWhen We Stand on Each Other We Block Out The Sunと
The Starting Line のカバーをやってくれたけど
『だから曲ねぇんだって!www』
って言って、アンコールでKenさんが選んでくれた
The Starting LineのBest of Me
やばかったねアレは。
Kenさんが言うように、あの場にいた人で
これわかんない人なんて、ほっとんどいなかったんじゃないかな
写真はフォローしてる@re_kouさんのツイートから拝借。
この場を借りて謝罪&感謝をば<(_ _)>
終わった…
終わってしまった…
日本でも貴重で類稀なPOP PUNKバンドが
終焉を迎えました。
KenさんがAfter Tonightとして
最初にIG Tour出たのが、Fireworksの時って言ってたけど…
キャリアも3~4年だし、
それ、オレが初めてIG Tour行った、
初めてAfter Tonight見た、2011のやつかな?
オレ、実はその時
After Tonightって、あんまり自分の中に来なかったのよ。
友達は、めっちゃ薦めてくれたけど
オレの中にはそんなに来なかったワケ。
そんでIG Tourから離れて3年。
After Tonightがヤバイって声をよく聞き、よく目にするようになって
久しぶりにって、
In Her Own Words とStickup Kidsを招致した
昨年10月のIG Tourで、3年ぶりにAfter Tonight見たワケよ。
したら、ライブのクオリティは半端なく上がってるわ
客もシンガロングやダイブがすごくてめちゃくちゃ盛り上がってて。
これは確かにヤバイと思って。
次のChuck! No Captain Chuck! と Major League呼んだ時と
Man Overboard、Koji、Daylight呼んだ時の2回
After Tonightを前線で聴いて、めっちゃ楽しかったんだよね。
まさか、この2回でAfter Tonightで騒げるのが終わるなんて
夢にも思わなかったけど…(。´Д⊂)
すごく聴きやすいジャンルでありつつも
洋楽自体がそこまで浸透してなくて、盛り上がらなくて
あまり取り上げられない日本。
それでも、Green DayやNew Found Glory
若手ならAll Time Lowとか
彼らの(日本人気の)おかげもあってか、
POP PUNKというジャンルも認知され始めてはきたものの
まだまだアングラな地位は否めないと思う。
最近はEDMやラウド系の凄まじい勢いにも
負けてしまっている気さえする。
でも、日本でも徐々に、そういったPOP PUNKバンドも出始めてる。
After Tonightをはじめ
POP DISASTER
ALTERNATIVE MEDICINE
ACCIDENT I LOVED
PIZZA FAT GIRL
…etc
After Tonightの意思を継いで、なんてことは言わないけど
それらのバンドには、After Tonightに代わり
貴重な日本のPOP PUNKシーンを
今まで以上に盛り上げていってほしいと願う。
今日の会場
CYCLONEなんて、決して大きな箱じゃないと思うんだ。
でも、あそこに敷き詰められた人と
あのシンガロングを見ると、
After Tonightがどれだけの人に影響を与えてきたか一目瞭然でした。
確かなクオリティを持っていつつも
日本では芽が出ない、
日の当たらなかったジャンルなだけに
こうして人知れず解散してしまうのは悲しい。
でも、音は生き続ける。
After Tonightの音楽は、曲は、
これからも聴く人の役に立ち、背中を押し、
救うことができるんだ。
人にCDを貸したり、オススメを教える時に、
オレがAfter Tonightを教えなかったことはないと思う。
もうすぐにAfter Tonight初の1stフルアルバムが発売される。
After Tonightを教えた人たちには是非とも買ってほしいし、聴いてほしい。
もちろん、オレが教えてきた人たち以外の人にも
一人でも多くの人に聴いてほしい。
After Tonight - "The Canary In The Birdcage" Album Teaser
AT好きなムーさんは間違いなくいると思い、
中では会わずとも、終わって外で待ってたら
友達2人連れでした。
紹介され、友達の輪が広がった。
1人は海外から帰国して、時差ボケも直りきらないまま
今日のAfter Tonightの為に無理やり来たと。
これは間違いなくAfter Tonightのおかげで出来た繋がりだ。
感謝。
今年に入って
好きなバンドが解散したり、休止したり
メンバーが脱退したりとか
そんなんばっかで嫌になってしまうけど、
それはオレら周りがどうこう言っても仕方ないことで。
自分らが好きなバンドが決断したことなんだから
好きなんだったら、そこは素直に受け止めなきゃね。
ラストライブ、ホントに最高でした。
言葉通りの『有終の美』でした。
Thanks, Ken
Thanks, After Tonight
After Tonight - Swords
After Tonight - Graveyards

