スポーツが元気を与えられない現状 | かのっちのブログ

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エッセイのように、散文のように

 2018年にアジア大会のことを書いている。それで書かなければならない。

 一昨日、競泳の池江選手が50m自由形を泳いだ。本人曰く「第2の水泳人生のスタート」と。東京オリンピックを目の前にした2019年、池江選手は白血病になり闘病生活が続いた。そして、多くのスポーツ選手が待ちわびた東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルスの影響で1年延期となった。スポーツは今、難しい状況を突きつけられている。

 阪神淡路大震災の時に、「がんばろう!神戸!」を合言葉にスポーツチームが声をあげた。「神戸の皆さんのために頑張りましょう」「神戸の皆さんに元気をあげたい」ということが叫ばれた。東日本大震災の時も。「がんばろう!東北!」や「がんばろう!日本」を合言葉にスポーツチームが声をあげた。どちらでもスポーツ選手が被災地を訪問して、避難所生活をしている方たちを励まし、子どもたちと遊んだりして、被災した方々を励まし続けた。元気を与え続けた。

 今、コロナ禍ではスポーツ選手たちが元気を与えることができないでいる。まず、試合ができない。密集、密閉、密室を避けなければならない状況は、スタンドに大観衆を迎えることはできない。体育館での試合はできない。組み合う試合はできない。そして、選手たちが感染の恐怖と戦わなければならない。感染者が出れば、試合は中止となり、2週間の自粛になるためである。現に、ようやく始まった試合で、感染者がでたことで中止になった試合もある。

 あんなに、スポーツが市民の元気を与えてくれていたのに、コロナ禍では自粛となっている。もちろん、スポーツだけでなく、コンサートや舞台、演劇など市民の娯楽と言われたものが動けないでいる。そんな恐ろしい状況下にいることを忘れてはならないと思う。マスクをして、手を洗い、消毒して、どこにも行かないことが一番ということになる。でも必ずスポーツが元気を与えてくれる日が来る。