変わらない、感謝と愛のありがとう。 | AKB48 LIFE

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アイドルグループなしの人生なんて...退屈である。

7/5(土)35thシングル「前しか向かねぇ」劇場盤 発売記念大握手会@東京ビックサイト
あの忌まわしい事件から一か月半。劇場公演やコンサートは徐々に再開されつつある中で「会いに行けるアイドル」というコンセプトの柱の一つである握手会が未再開だった。

そして、今日、厳戒態勢で開催された握手会。

今までとは違い自由な雰囲気はなく、物々しい体制で開催された。

①入場チェック
以前は握手券がなくても会場内の出入りは自由だった(写真交換や物販購入が行えた)が今回から握手券を入場口で見せないと入れなくなった。

②持ち物検査+金属探知機

劇場やコンサートで行われていることと同様に持ち物検査(鞄の中身を全て開示)もかなり厳しい。金属探知機検査も飛行機搭乗並に入念にチェック(ベルトや指輪を外す場合もある)される。

※飲み物も持ち込めるが、入場のさいに警備員の前で飲まなければならない(毒物確認のため)。また、傘もいちいち開かされる。

③握手前に荷物を預ける
メンバーと握手する前には手荷物を一時預け(握手直前にかごに入れる)、手ぶら状態で握手しなければならない(手荷物は握手後に持ち帰る)

④メンバーの立ち位置変更と柵の設置

メンバーの立ち位置がファンが並んでいる正面(以前はパーテーションで仕切らており、後ろにはがし係りはいるが、メンバーと一対一の状況だった)になりメンバーの様子が丸見え。

なおかつメンバーの前には鉄パイプ柵が設けれている。後ろの空間が空いているので、ちょっと後ろに下がれば、メンバーはすぐに逃げれるようになった。

ただ、柵のおかげでメンバーの自慢の私服全体の様子が見れないのは残念(腰から上しかみれない)。

⑤メンバーの隣に警備員

メンバーの横隣には常時警備員が待機。なおかつ、はがし係りもファンのすぐ隣にいる状態。一見すると、メンバー+ファン+警備員+はがしスタッフの4人と会話している感じになる(だから、会話がスタッフ+警備員にもダダ漏れ)。

正直、これい以上ない厳戒態勢と安全対策で握手会を開催した(よく、この設営を考案したな!と感心する)。この状態で襲うことなんでほぼ無理だ(胃の中に刃物でも隠しもってない限り無理)。

それにしても、莫大な費用がかかっているだろう。スタッフ+警備を含め1000人態勢だそうだ(以前の3倍の人員動員)。

持ち物+金属探知機検査ブースが10や20じゃないざっとみて50~60ブースくらいあった。オリンピックやサッカーW杯会場の入場検査体制並。

メンバーもスタッフも初めはピリピリしたであろうが、参加したファンがみな協力的で、メンバーと握手するときは以前と変わらない態度で気さくにみなメンバーと握手と会話を楽しんでいた。

そのせいか、午後になると(午前中はけっこう、ファンも緊張した面持ちがあった)物々しい体制の中でも、依然と変わらないほのぼのとした前と変わらない握手会の雰囲気が出ていた。

変わらない、感謝と愛のありがとう。
そう、いつもと変わらないメンバーとファンによる感謝と愛のありがとうで溢れる握手会になっていたと思う。

多くのファンが、いつもと変わらない雰囲気で握手会を楽しもうと苦慮していたはずだ。メンバーの徐々に緊張感が取れていたらいいいのだが...。

でもまた、徐々に歩んでいけばいい。あの楽園は取り戻せないかもしれないが、また新しい楽園を築いていこう。