楽しみにしていた「広島湾岸トレイルラン」に参加。
この大会は「都市隣接型周回コース」と案内されている。
広島市のど真ん中をぐるっと取り囲む低山をまわるコース。
とはいえ、大会自体はなかなかのタフさ。
コース長:109㎞
累積標高:6,900m
制限時間:34時間
イメージ的には「FunTrails Around秩父・奥武蔵100k」かなと。
実際、そんな感じだった。
制限時間はそれなりにあるので体力と気持ちがあればなんとかなる(と思う)。
今年は雨だったためプラスαの要素もあったけど。
2024年3月23日午前6時スタート。
しばらくは河川敷沿いを走る。
トレイルレースとはいえ、さすがにここは走った。
思ったよりも雨はひどくない。
気温もそれほど低くない。
山に入ってからも淡々と進む。
前半の山場は白木山。
奥宮さんの話だと前日まで雪が残っていたそうだ。
ところが当日は全くなし。
その雪はどこへいったのか?
溶けてドロドロのトレイルになったのは容易に想像がつく。
正直、登りよりも下りの方が大変だった。
踏ん張ったりして余計な力がかかる。
間違いなく体力が削られた。
何度も滑って転び泥だらけになる。
30㎞を過ぎるあたりでは、
「このままだと脚がもたない、終わる・・・」
と思い、走れるところも歩きに切り替えた。
体力温存作戦だ。
そして18時過ぎには日没。
ナイトセクションは完全に歩き通した。
タイムを狙うわけでもなく、制限時間にも余裕がある。
ただ胃の不調もあって、楽しめたかと言われるとなんとも言えない。
夜が明けると気持ちも明るくなる。
90㎞を超えたところで完走を確信。
景色もそこそこ見られて楽しめた。
そして28時間を切るタイムでゴール。
やっぱりゴールは嬉しい。
会場は原爆ドームのすぐ近く。
交通のアクセスもよく、宿泊施設にも困らない。
飲食店は言わずもがな。
この大会は間違いなくこれから人気になる。
ただ観光は前日にしておいた方がいいと思う。
「さぁ、次のレースは岡山県だ」
レースの雰囲気、様子は動画を見ていただけると分かりやすいかと。
お時間あるときにでも。
動画「広島湾岸トレイル2024 ~都市隣接型周回コースを走る~」 公開
YouTubeチャンネル:としの山行記