前回からのつづき
一等三角点の数はおよそ1000個。
そのうちの約97%が山頂にある。
「まあ、日本の国土の四分の三が山だから」
測量をするにしても山頂しかないのだろう。
その中で選ばれし、「一等三角点百名山」。
すでに57座登頂している。
もちろん、日本最高標高の一等三角点「赤石岳」も。
一等三角点は写真の右手にある。
2014年9月22日 赤石岳(標高3121m)
57座のほとんどが日本百名山とかぶっている。
まだ登頂していないところの中には、「日本百名山のすぐ近くにあった」ところもある。
今思えば、「あの時、ちょっと足を延ばしておけば」と思う。
まだ行っていないどの山も眺望はきっと素晴らしいだろう。
行くのが楽しみである。
そのほかにも気になっている三角点がある。
それは「原三角点」。
現在の一等三角点を設置をする前、全国に50ケ所ほど原三角点があったらしい。
当時の内務省地理局が測量、設置したもの。
ただ、陸軍参謀本部陸地測量部が一等三角点設置の際、撤去してしまった。
その難を逃れて現存/確認できる原三角点が3つある。
まさに幻の三角点。
◆雲取山(東京都)
◆白髭岩(群馬県)
◆米山(新潟県)
ここでも雲取山が登場。
「雲取山すげーな」
百名山のひとつでありながら、東京都最高峰、東京都一等三角点、一等三角点百名山、
そして幻の原三角点の山。
残りの2つの山は登ったことはない。
もちろん登るつもりである。
三角点に魅せられた山登りのひとりとして。
いざ、三角点を巡る探訪へ!
(序章おわり)
