針ノ木小屋で休みました。
時刻は午前10時すぎくらい。
山価格のコーラを一気飲みしました。
もう何とも言えません。
他の登山者はここに大きなザックを置いて針ノ木岳に向かいます。
ぼくは反対方向の蓮華岳に向かいました。
登るにつれて、コマクサの群生が現れました。
コマクサは高山植物の女王と言われています。
その理由はわかりません。
コマクサを意識して登っていたら、すんなりと山頂に着きました。
雲がかかってちょっと残念な景色です。
気を取り直して先に進みます。
蓮華岳山頂からは結構くだります。
最初のうちは普通の下り坂でした。
途中からはストックが邪魔になるくらい急な下りです。
「マジ?」
そう思いながらどんどんと下りました。
やっと下りたところで振り返るとこんな感じです。
キレットよりも鎖が無いこういうところの方が危険のような気がします。
下までおりたということは…
当然、登り返します。
これがキツかったです。
ジリジリとした暑さもあって、水がどんどん減っていきます。
ところどころで休みます。
振り返ると右手に蓮華岳が見えます。
「あそこからひたすら下って、登っているのか」
北葛岳には午後1時ころ、到着しました。
地味な山です。
「ここにくる人は少ないだろうな」
そう思いました。
この日はあと七倉岳に登るだけです。
目の前に見えます。
今いるところよりも標高は低いです。
「やっと楽に歩ける」
近づくにつれて、その期待が裏切られました。
また激下りです。
そして激上りの登山道が見えます。
なんだかんだ朝出発してから10時間近くたっています。
「そりゃあ、疲れるでしょ」
七倉岳に到着。
標高は2,509mです。
そしてこの日の宿泊地である船窪小屋に着きました。
少し頭がボゥっとしていたので熱中症気味だったかもしれません。
テント泊の受付を済ませました。
水と麦ジュースを買いました。
日陰で麦ジュースを飲みながらくつろぎました。
午後3時過ぎにはテント場に移動してテントを張りました。
正面には遠くに槍ケ岳が見えます。
午後4時すぎ、急に空が暗くなって雷雨となりました。
すでにテントを張って中にいたので良かったです。
今回の山行で初めての雨です。
「やっぱり山は早出早着が基本」
納得です。
縦走距離:16km
行動時間:10時間
2021年7月22日(木) 天気:![]()
6日目です。
この日もいつもどおり朝3時に起きて、4時に出発です。
もちろんこの日も快晴です。
まずは船窪岳に向かいます。
この船窪岳に向かうルートはついこの前まで通行不能でした。
船窪小屋の方々のおかげで通れるようになりました。
真新しい鉄管、ロープが道の傍に積みあがっていました。
ホント、感謝しかありません。
ここを通らなければ、ぼくが行きたかったルートが完成しません。
樹林帯の中をそれなりの時間をかけて進みます。
ようやくひらけたところに出ました。
もうそろそろ剱岳、立山の景色ともお別れです。
エリア的には後立山連峰から裏銀座に移ってきています。
振り返ると、昨日登った針ノ木岳と蓮華岳が見えます。
そしてまた樹林帯まで下がっていきます。
このあたりのアップダウンの大変さは実際に通ってみないと分からないと思います。
不動岳には午前7時30分ころ到着。
目の前には南沢岳、そしてその向こうがわには北アルプスの名峰がならんでいます。
まだ元気なのでお花を楽しむ余裕もあります。
テンションはどんどん上がっていきます。
もうすぐ裏銀座と言われるエリアに入るからです。
この天気、もう頭の中には絶景が広がっていました。
(つづく)













