Day3(2021年5月2日)
午前2時40分頃起きる。
普通に考えれば朝というよりも夜。
テントはそのまま、サブザックに最低限の荷物をつめて出発。
時刻は午前3時20分。
ヘッドライトをつけて、和名倉山へと向かう。
「軽い!軽すぎる!」
重いザックを背負っていないとこうも違うものなのか。
そんな軽い足取りでアップダウンを歩いていく。
午前5時頃、東の空が明るくなる。
テン場を出発して2時間20分ほどで和名倉山に到着(標高2,036m)
まあ、事前にチェックしていた情報通り、眺望はなし。
なぜここが日本二百名山の山なのか?
その理由は分からず。ただただ奥深い山だった。
おそらく二度目はないと思う。
来た道をそのまま戻る。
すっかり夜が明けた。
和名倉山山頂よりもその途中の岩場からの景色の方が良かった。
午前8時10分頃、将監小屋のテント場に戻ってきた。
ピストンで約5時間の山行。
朝飯前と言うにはちょっとハードなウォーミングアップだった。
ここで朝ご飯を食べる。
コーヒーを飲んでひと息ついたあとテントを撤収して出発。
「さあ、今日はここからがスタート」
稜線ではなく、トラバース気味の道を淡々と歩く。
代わり映えしない。
唐松尾山(標高2,109m)に到着。
しばらくはアップダウン。
左手には山々の景色。
笠取山への分岐でいったん下る。
この先に「水干」というポイントがあるため。
ここが多摩川の源となるらしい。
再び分岐にもどって笠取山へ登る。
富士山が少し雲にかかっていたけど絶景。
疲れも吹き飛ぶ。 実際、風も強かった。
計画の時間よりも遅れがちだったけれど気にしない。
今はこの景色を楽しんだ。
ここでしばし休憩。
ゲレンデのような笠取山の道を下る。
ぞくぞくと登山者が下から登ってくる。
下りて振り返るとこんな感じ。
この近くに三つの河川の分水嶺がある。(荒川、富士川、多摩川)
なかなか興味深い。
地図で奥秩父主脈縦走路を確認。
さすがにここから先は、ほとんど人がいない。
雁峠に到着。
目の前にはまさに「主脈」らしき山が立ちはだかる。
足に力が入らなくなった。
おそらくシャリバテ。 時刻は午後12時近く。
「どこかで昼めしを食べよう」
(つづく)













