福井県山行の最後は「能郷白山」へ。
車でひたすら国道157号線を進む。
はじめは対向二車線ある国道だけど、山に近づくにつれて段々と細くなる。
ガードレールも無い、すれ違い困難な山道は結構疲れる。
山側に寄りすぎると側溝に落ちてしまう。
「この橋、大丈夫か?」
登山自体よりも緊張したかもしれない。
ようやく行き止まりとなる温見峠(ぬくみとうげ)に到着。
本来、この国道は岐阜県側に抜けられるらしい。
「いざ能郷白山へ」
山頂までの距離が短い分、いきなりの急登。
かなりの勾配だ。
ブナ林の中を手足を駆使してひたすら登る。
振り返ってみても急なのが分かる。
「さすがに疲れが・・・」
疲れはあるものの、計画どおりに進む。
ときおり一息ついて振り返ると紅葉した山々が見える。
「これは山頂も期待できるかも」
荒島岳とはうって変わって、多くの写真を撮った。
「ああ、数時間前はあそこに登っていたんだよね」
傾斜がゆるくなると山頂は近い。
数百メートル進んで、能郷白山(標高1,618m)に登頂。
ここには一等三角点がある。
ここで能郷白山には100回以上登ったという地元の人に会う。
この先を進んだところはもっと景色が良いとのこと。
話しをしながら岐阜県側の展望エリアへ。
「おお、すごい!」
確かにすごい景色が眼下に広がっていた。
ここも白山信仰の山。
白山の開祖である僧泰澄によって開かれたという。
以前は祠(ほこら)もあったとのこと。
これほどの場所、十分にうなづける。
思わず山座同定をしたくなる。
伊吹山はすぐに分かった。
先週登った恵那山も見える。
この景色をおかずに、おにぎりを食べる。
しばし時間の流れに身をまかした。
となりにいた登山者がふと言葉をもらす。
「みんな、せっかく登ってきたのに、すぐに下山してしまう。もったいない」
話しを聞くと、30分ほど前まではガスって良く見えなかったとのこと。
「山も一期一会」
ふとそんな気分になる。
20分ほど山頂を堪能して下山開始。
そろそろ疲れも出てきている。
気を抜かずに下りた。
能郷白山はとても良い山だった。
地図を広げると、まだまだ面白そうな山がある。
また福井に来よう。

移動距離:5km
所要時間:2時間18分
帰りの新幹線は座れず・・・
↓
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