FunTrails100k完走記(4) | Challengeな毎日

Challengeな毎日

感謝の気持ちを忘れずに、マラソン、トレイルランに励んでいます。
めざすは、UTMB!

(前回まで)

FunTrails100k完走記(1)

FunTrails100k完走記(2)

FunTrails100k完走記(3)

-------------------------------------------

鎌北湖エイドでも、そこそこの時間休んだと思う。

 

スタッフの応援を受けてエイドアウト。

 

まずは鎌北湖をぐるっと一周。

 

走れなくもないけど、ここは歩く。

 

ちょうど一周まわったところで突然、胃の中のものが逆流した。

 

一気に吐いてしまった・・・。

 

しばらく落ち着くまでその場にたたずむ。

 

口の中をすすぎ、少し水を飲んだ。

 

「あ~、なんか空っぽって感じ」

 

「時間をかけて食べたのは何だったんだ」

 

「このまま鎌北湖エイドに戻ってリタイアか?」

 

一瞬、頭をよぎる。

 

身体は急登のトレイルへと向かう。

 

何も考えないようにして淡々と登った。

 

北向地蔵からは走れるトレイル。

 

この先のことを考えると走らない方がいいと判断。

 

省エネ行動に徹することにした。

 

登りも下りも淡々と歩く。

 

気持ちは完全に「レース」ではなく、「山岳縦走」だった。

 

諏訪神社を過ぎると顔振峠も近い。

 

「以前はこの顔振峠にもエイドがあったんだよな」

 

そんなことを思い出す。

 

その先からは下り。八徳まで一気に下りる。

 

そして後半の山場、高山不動までの登りが始まる。

 

不思議とキツく感じない。

 

最初っからキツイと思っていたからだろう。

 

ただ、高山不動尊の階段はきつかった・・・。

 

「あれ?エイドはどこだ?」

 

あると思っていたところにエイドがない。

 

さらに上に登ったところにエイドがあった。

 

この15kmは水だけ。(食べるものはザックに沢山ある)

 

「長かった・・・」

 

A8 高山不動(82km地点)

 

すでに日付が変わっていた。

 

午前1時20分ころだった。

 

スタートから20時間20分ということになる。

 

けんちん汁を食べる。

 

あとはホットコーヒーを飲みながら休憩。

 

吐き気はおさまってきた。

 

けれども今度は眠気が襲ってきた。

 

「時間もあるし、仮眠をとろう」

 

そう思ってスタッフに声をかけるも、すでにスペースが埋まっているとのこと。

 

それを聞いて、ますます眠くなってきた。

 

「仕方がない。出発しよう」

 

エイドから関八州見晴台まではすぐだった。

 

そこからはアップダウンの繰り返し。

 

ロードにでたり、トレイルに入ったり。

 

ロードに出ても走らなかった。

 

開き直ったかのように歩き続けた。

 

刈場坂峠を過ぎる。

 

そこから先が思いのほかきつかった。

 

いくつかの直登が続く。

 

GPS時計を見ても全然距離が進んでいない。

 

「まじか」

 

眠気もあって、途中腰を下ろして休みたくなる。

 

「進まないことにはエイドにつかない」

 

「次のエイドで仮眠をとろう」

 

そこからエイドまでの数キロが長かった。

 

A9 県民の森(91km地点)

 

午前4時45分頃、エイドに到着。(スタートから23時間45分)

 

まずは、お粥とお味噌汁を食べて温まる。

 

食べ終わるやいなや、ザックを枕にうつ伏して寝ていた・・・。

 

 

(つづく)

 

眠気に勝てず・・・


にほんブログ村