2017年7月16日(日)
かなり風が強いのか、ときどき夜中に目が覚めた。
「よかったツェルトにしなくて・・・」
午前3時過ぎに起床。
周りを気にしながら、ひっそりと朝食を食べる。
そして午前3時50分頃、頼母木小屋を出発。
この日はひたすら南へと進む。
向かうは飯豊山。
途中でうっすらと空が明るくなってきた。
ヘッドライトを外す。
そして数少ない山の写真を撮った。
昨日歩いてきた杁差岳までの山々がはっきりと見える。
ホント、夜明け前のこの数分だけ景色を楽しむことができた。
雪渓が残る景色がなんともいい。
晴れていれば素晴らしいに違いない。
そんなことを思いつつ、すたすたと進む。
登ってしまえば大きなアップダウンはない。
しばらくすると他の登山者、グループとすれ違うようになる。
「今日は天気が崩れるから早めに下山するよ」
ほぼみんな同じことを言っていた。
出発前に自分も調べていたので知っている。
「とりあえず、進んでみます」
そう答えて先へと進んだ。
途中からはところどころで雪渓を歩く。
まだ早い時刻ということもあって踏み後はない。
ガスっているのでルートがよく分からなかった。
慎重に進む。
滑ったらヤバい。
かなり神経をつかったので気持ち的に疲れた。
そんなときは高山植物に癒される。
御西小屋に到着。
パンをかじりながら休憩。
そして出発。
このあたりは幾分、景色を楽しむことができた。
雲の流れが速いので、タイミングがよければ見渡せる。
休憩から1時間経たないうちに飯豊山に登頂(標高2,105m)
地元の人は、飯豊本山というらしい。
眺望はなし・・・。
とりあえず登っただけ・・・。
写真を撮ってすぐに引き返す。
再び御西小屋にもどってこれからのことを思案する。
本来の予定では、このあと飯豊連峰最高峰の大日岳に行く。
そしてゆっくりと稜線を歩いて小屋に泊まる予定。
「けれども、この天気じゃあ・・・」
「まだ10時過ぎ。天気が崩れる前に下山しよう」
そう決めた。
思ったよりも早く天気が崩れはじめる。
烏帽子岳のあたりでついに雨が降り出した。
どんどん風も強くなってきた。
稜線ではときどきバランスを崩されそうになる。
雨も横殴りの強雨で「バチバチ」と顔に当たって痛い。
「なんの罰ゲームだよ・・・」
当然、写真は無い。
スマホを早々にザックの中にしまいこんでいた。
ゆっくりどころか足速に進む。
フラットなところと下りではところどころ走った。
ようやく地神北峰に到着。
すでに午後12時を過ぎており、お腹も空いていた。
けれども悠長に食べる場所もなければ、そんな気分にもなれず。
「あとはこの丸森尾根をおりるだけ」
そう思って下り始めた。
雨が弱くなり、寒く感じなくなったあたりで休憩。
カップ麺を食べた。
温かいコーヒーがうまい。
そして午後3時30分頃、登山口に到着。
そのまま飯豊山荘のお風呂に向かった。
小さな温泉のお風呂だけど気持ちよかった。
「飯豊連峰はまたいつか来ないと」
そう思いながら雨の中帰宅した。
【2日目】32.7km
頼母木小屋(03:52)-北股岳-烏帽子岳-御西小屋-飯豊本山(09:30)-御西小屋-地神北峰-飯豊山荘(15:30)
久々の暴風雨の山行
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