(前回からのつづき)
FunTrails100K 完走記(1)
FunTrails100K 完走記(2)
ドロップバッグを受取りベンチに腰を下ろす。
ここでペース計画表を取り出して見てみる。
ペース計画では18:00にA6飯能中央公園に到着となっている(スタートから13時間)。
あれほどあった貯金を使い果たして13分ビハインドしていた。
ドロップバッグに入れておいたのは以下のとおり。
・タオル
・替え靴下
・足裏クリーム
・リポビタンD x1
・ジェル x3
お楽しみの食べ物も着替えも入れていない。
予備用の乾電池を入れていないのは失敗。
それ以上に、
「ジェルが3つだけ」
というのも大きなミスだった。
エイドでの食べ物をあてにし過ぎていた。
たしかに充実しているけれども、好きなだけ食べられるわけではない。(1ケ/人)
あくまで補給食は持参が基本。
あと10数時間をジェル3つとエイドでしのぐしかない。
ここでは雑炊を食べた。
シューズを替えるわけでもないので、足裏クリームでケアもせず、くつしたもそのままでエイドを出発した。
トレイル入口までのロードは外灯があるのでライトは消灯。
つぎは12km先のA7鎌北湖へ。
「う~ん、遠いな」
トレイルに入ってもしばらくはフラット。
巾着田もフラットなのでこのあたりは、ゆっくりとJOGペースで走る。
そして日和田山への登り。
先日の試走では男坂を登ったけれどもコースは女坂だった。
60kmを過ぎて疲れてくると、走るよりも登りの方が楽。
だんだんと何も考えない時間が増えてくる。
山頂手前の鳥居で振り返って夜景を見る。
寒いと空気も澄んで夜景が綺麗に見える。
どうせ見た感じに写真は撮れないのだからと写真は撮らず。
山頂のベンチに腰かけて早くもジェルを1つ消費。のこりは2つ。
「う~ん、燃費悪いな」
ちょっと元気がでて物見山までのトレイルは、イイ感じに走る。
ただし下りは完全に失速。
前半のリズミカルに下りることなどできずに、滑らないようにゆっくりと・・・。
結構、岩がごろごろしていて気疲れもする。
勾配も急だった。
なるべく他の選手についていくようにした。
そのあとはトレイルをくねくねと進む。
トレイルを抜け出るとすぐにA7鎌北湖(70km地点)に到着した。
こうやって書くと短いけれど、実際は長い。
時刻は21:10頃。
ミニカップうどん、ミニおにぎり、フルーツポンチを食べた。
うどんはぬるいので味は・・・。
あとは温かいコーヒーを飲んだ。 身体が温まる。
ついつい長居してしまい、21:30過ぎにエイドを出発。
「あと35km」
鎌北湖を1周走ってトレイルに入る。
前回ロストしたところにはスタッフが立っていた。
間違えることなく北向地蔵方向へと進む。
北向地蔵からしばらくは下りトレイル。
ここはイイ感じに走った。
しかし長続きはせずにユガテからの上り途中でバテる。
そこからはほぼ歩き。
ひたすら歩いた。 このあたりから修行の様相。
途中ベンチのあるところを見つけて休憩。
ジェルを1つ消費。のこりは1つ。
つねに前後する選手が見えたのでコースミスすることはなかった。
ちいさなアップダウンを繰り返しながら先へと進む。
神社の公衆トイレに立寄り。
そこから顔振峠まではそう遠くない。
ゆっくりながらも走った。
A8顔振峠(79.8km地点)に到着。
知らない間に午前0時をまわっていた。
スタートから19時間が過ぎている。
<2016/11/20>
エイドでは、けんちん汁、細巻き(一切れ)を食べた。
「う~ん、これだけじゃ物足りない」
ここでも20分以上滞在して出発。
疲れはあるけれども、リタイアは頭の片隅にもなかった。
まずは、ガッーっとトレイルを下る。
下りだけれども地味に脚を削られる。
そしてここから高山不動尊、関八州見晴台へと続く後半の山場。
その長い登りの前に最後のジェルを投入。
もう次のエイドまで水しかない。
つづら折りの登りを黙々と進む。
ゆっくりと立ち止まることなく進んだ。
「分かってはいたけどキツイ」
なんとか高山不動尊まで来る。
そして目の前には急な階段。 100段以上ありそうだ。
てすりにつかまりながら上る。
境内に着いたところで、たまらず休憩。
今度は道路をはさんで関八州見晴台までの登りトレイル。
「ここさっきも登ったよね」
そんな錯覚を覚えるくらい長く感じた。
やっとたどりついた見晴台は風が吹いていて寒かった。
まだ次のエイドまで10kmほどある。
(つづく)
今日から再始動!
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