夜中に目が覚める。
用を足すために小屋の外に出た。
雲はなく星空が広がっていた。
しばし眺めていたけど、あまりの寒さに小屋の中へと戻った。
午前4時前に起床。
周りもごそごそと動き出す。
お湯を沸かしてカップ麺を食べる。あとはミニクリームパン。
そして午前4時30分に光小屋を出発。
この日はいくつかのプランを用意していた。
まずは茶臼岳まで戻らないと。
午前5時を過ぎると空も明るくなってくる。
けれども南アルプスの森の中はまだ薄暗く、しばらくはライトを点けながら進んだ。
岩場の下りは慎重に下りる。
まだフレッシュな脚の状態ということもあり、意外とサクサク進む。
気が付いたら易老岳を通過。
この日も天気は良さそうだ。
予想外の好天に思わず笑みが出る。
木々の間から山が見える。
「聖岳か?」
希望峰を通過して再び茶臼岳(2,604m)に到着。
時刻は午前7時40分頃。
このとき先着の登山者がいたので写真を撮ってもらう。
地図を見ながら、お互いのこの日のルートについていろいろと話しをする。
そして、目の前に見える上河内岳に向かって出発。
ここからは気持ちの良い稜線歩き。
Southern Alps Japan ! (聖岳&上河内岳)
右手には富士山が良く見える。
風も心地よい。
ザックの重さも気にならず、まだまだ元気だ。
途中すれ違う登山者と話しをする。
「今日の上河内岳は凄くイイ。是非立ち寄った方がいい。」
とアドバイスをもらう。
上河内岳の山頂へはコースから少し外れて登ることになる。
もちろん迷わず山頂へと向かう。
そして上河内岳(2,803m)に登頂!
時刻は午前8時44分。
まさに360度の展望。
思わず「すげー」と声が出てしまった。
これから向かう南アルプスの山々の展望台だ。
東方面には荘厳な富士山の姿も見える。
うすく天子山地も見える。
ホント時間が経つのを忘れてしまう。
しばらくずっとそこにいた。
さすがに先に行かないといけないので分岐まで下りる。
そして南岳(2,702m)を越えて聖平に向かった。
豪快なアップダウンだ。
さすがは南アルプス。
聖平まではぐんぐんと下りる。
森林限界よりも低くなって山の中を進む。
そして聖平小屋(2,260m)に到着。
ここで休憩。
朝食とも昼食とも言えない食事をすることに。
お湯を沸かしてアルファ米のドライカレーを食べる。
次に向かうは聖岳。
そのまえにしっかりと休憩と補給をとることにした。
ここで水も補給して、いざ出発!
目の前には、どーんと聖岳がそびえたっている。
まるで「登ってこいよ」と言わんばかりだ。
それほど登り甲斐のある山。
とにかく一歩一歩マイペースで進んだ。
木々を抜けると小聖岳(2,662m)。
まだまだ先は長い。
このあたりで身軽な登山者と一緒になる。
その方は聖平小屋に荷物をデポして、聖岳はピストンで登るそうだ。
なんとなく「負けん気」が湧いてきて、フル装備のザックを担いでガツガツ登った。
さすがにきつい。
呼吸を意識しながら最後はゆっくりと登った。
聖岳(3,013m)に登頂!
聖平小屋からはひたすら登り続けてで2時間30分ぐらいかかった。
南アルプスで最南端の3,000m峰だ。
さすが3,000m峰。景色は絶景。
事前の天気予報がウソのようである。
「日本の山も素晴らしい」
そう思わせるために、晴れさせてくれたのかもしれない。
きついけど楽しい♪
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