「富士登山競走」
いよいよ一週間をきった。
けれども今年(2014年)は参加せず。
なんでエントリーしなかったのか?
ホント悔やまれる。
こんなにシビれるレースはあまりない。
つらいけれども挑戦のしがいのあるレース。
来年は再びあの頂に挑戦したい。
初挑戦の昨年、なんとか完走することができた。
レースがスタートしてからも完走できるかどうか分からず不安だった。
おそらく同じような人は多いと思う。
ほぼボーダーラインの自分の経験が参考になればと思い書いてみた。
■スタート~馬返し
約11kmほどのロード区間。
マラソンの走力がそのまま出るところ。
対策もへったくれもない。
ボーダーラインの人にとってはとにかく全力で走るしかない。
「歩かず走りきる」
その気持ちで走った。
中の茶屋を43分で通過。
馬返しには1時間9分で到着した。
ボーダーラインは1時間10分だろう。
■馬返し~佐藤小屋(五合目)
給水は素早く済ませてすぐに登山道に入る。
そこで歩きながら呼吸を整えた。
平坦なところは短い距離でも走る。
三合目あたりからは他の選手を少しずつ抜いていく感じに。
抜くこともなく流れに乗っていたら黄色信号。
馬返しから五合目まで1時間を切るペースで進んでいても最後に渋滞につかまる。
5分ほどの渋滞は覚悟が必要。
佐藤小屋を2時間13分で通過。
ボーダーラインは2時間15分だろう。(関門時間:2時間20分)
■佐藤小屋~本八合目
六合目までは完全なシングルトラック。
抜かすことは容易ではないので体力温存に努めた。
森林限界点を抜け出ると視界が一気にひらける。
「ここからが勝負」
そんな気持ちで全力で挑む。
六合目からのざれき道はガシガシ歩く。
多くの人は足場の良いところを列をなして進んでいる。
道幅は広いので、ひたすら抜いていく。
七合目からは岩場が出てくる。
ここもあえて厳しいルートをよじ登る。
まさに両手足を駆使して登った。
そういうところは段差も大きいので脚が攣らないように注意。
こまめに水分を補給した。
岩場では多くの選手を抜かすことができた。
小屋の手前はひとりずつしか通過できないところも多く渋滞する。
かなりあせったけれども、あせらずに進みたい。
だんだんときつくなってくる。
こうなってくると気持ちが大事。
「常に自分のいるところを疑え」
そうネコさんから聞いていたので、「今のポジションでは完走できない」と思いながら進んだ。
このあたりは無我夢中。
がんばりどころである。
本八合目を3時間52分で通過。
ボーダーラインは3時間55分ぐらい。(関門時間:4時間)
■本八合目~ゴール
ここからは1分1秒が大事になってくる。
自分はかなりテンパっていたと思う。
ゴールが近いようでなかなか遠い。
休んだらアウト。
止まることなく動き続けた。
今思うと、もう少し呼吸を意識しておけばよかったと思う。
荒い呼吸では吸い込んだ酸素のほとんどを吐き出してしまう。
酸素が回らないと頭痛もしてくる。
なので呼吸はゆっくりと深く。
普段登山では意識していても、このときは考える余裕もなかった。
あとは気持ち。
「絶対に完走する」
そう思ってゴールに駆け込んだ。
ゴールは4時間24分。
結果的には「あと6分」の余裕があったけれどもそれは結果。
途中でそんな隙をみせたらゴールできないと思う。
そんなギリギリの攻防が今年も多く見られるのだろう。
参加される皆さん頑張ってください。
エイ・エイ・オー
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