(つづき)
10分ほど休んで第一関門の山伏峠を出発。
塩バナナを1本半食べた。
休憩で少し楽になる。
ここから第二関門までは疲労回復に努めることにした。
制限時間には余裕がある。
フラットなところは走らず、ひたすら歩く。
下りトレイルもゆっくり。
ただし、上りはペースを落とさずに淡々と登る。
多くの人に抜かれるが、意外と差がつかない。
あまり頑張っていると感じずに距離をかせぐ。
このあたりは「山歩き」が活きている。
また、歩いたので周りの景色も目に入ってくる。
新緑の北丹沢の山々が眩しい。
真夏の生ぬるい風ではなく、涼しい風も気持ちがいい。
のこぎりの刃のようなアップダウンを繰り返しながら先へと進む。
菰釣山を通過。
【菰釣山】 1:33'40 (6:11'58)
避難小屋を過ぎると、道の駅へと向かう下り坂。
登山口からは林道になる。
このあたりはゆっくりとJOG。
キャンプ場が近くになってくると、そろそろ近い。
そして第二関門の道志体験農園に到着。
【道志体験農園(第二関門)】 46'39 (6:58'38)
関門時間は7時間30分。
なので30分ほど余裕があった。
ここでも椅子に腰かけて休憩。
チョコレートをありがたくいただく。
この区間の「頑張らない走り」で、気持ち的にもだいぶ楽になる。
思考もポジティブにかわった。
5~6分ほど休んだだろうか?
そのぐらいで出発する。
相変わらず気負いはなく、おにぎりをパクつきながら坂道を歩く。
関門を出発してすぐのところで、
「時間は大丈夫ですかね?」
と話しかけられる。
「よっぽどヘタレなければ、9時間10分ぐらいでゴールできますよ」と答えた。
あとはラスボスの「鳥ノ胸山」だけ。
しばらくは、その方といろいろと話しをしながら進む。
話の中心は、このあと待ち受ける急こう配のトレイル。
自分の脚はまだまだ行けそうな感じだった。
そして急な登りが始まる。
距離的にはそれほど長くはない。
変わらぬペースで淡々と登る。
さきほどの人と話ながら二人でガツガツ登った。
そして鳥ノ胸山をクリアする。
結局、その方とは室久保林道のところまでずっと一緒だった。
時計を見ると、まだ8時間30分を過ぎていない。
「ここから走れば9時間は切れますよ」
そういうと、その人は「頑張ります」と言って走っていった。
8時間台と9時間台。
もはや大した違いはないレベルだけど、触発されて自分も走る。
もう上りはない。
重力にまかせて下りを走るだけ。
林道から舗装道に変わる。
臨時駐車場が見えてきた。
すでにゴールし、駐車場へと戻る人たちが迎えてくれる。
ここを走る気分はたまらない。
前を走る選手と差が開いていたせいか、ゴールではテープを張ってくれていた。
そしてゴール。
タイムは8時間55分。
やはりこのコースを走りきった充実感はたまらない。
もうすでに、みんなは帰ったあとだった。
みんなはどうだったのだろうか?
しばらくはゴールしてくる選手たちを見ながらひと休み。
そして着替えを済ませて自分も家路についた。
最後に大会関係者のみなさま、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
<レース装備>
Salomonザック(15リットル)
水(1.25リットル)
ジェル×5(うち3つ消費)
SOYJOY×2(うち1つ消費)
おにぎり×1(消費)
ファーストエイドセット
ハンドタオル
財布、携帯電話、車キー
<ウェアリング>
Finetrackインナー(フラッドラッシュメッシュ)
SalomonハーフジップTシャツ
Zamstアームウォーマ
mizuno着圧タイツ
montbellトレイルショーツ
montbellキャップ
mizuno指あきグローブ
2日間やりきった感♪
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