昨日(3/22)、仕事帰りにクラシックを聴きに行った。
走るつもりもなかったので、ちょうど良い休息になった。
プログラムの1つに、ドヴォルザーク交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」があった。
とても聴きやすく、好きな交響曲の1つである。
かと言って、気の利いた感想も書けないので、趣向を変えてみようと思う。
この曲を聴いて感じたイメージを「トレイルレース」にあてはめてみた。
~トレイルレース「新世界より」~
第1楽章
待ちに待ったレースがスタート。
気分は上々、脚も軽い。軽快なリズムで走る。
山の斜度はきつくない。どんどんと登って行ける。
いつしか頭の中では同じフレーズがリフレインしている。調子の良い証拠だ。
距離は長かったが、いくつかの山々を越えてきた。
気がつくとだいぶ日も暮れている。
第2楽章
山を下りてくると牧歌的な田園が広がっている。
しばらくはフラットなトレイルが続きそうだ。
走るにはあまりにももったいなく、ゆっくりと進むことにする。
向かう先の山々の間に日が落ちていくのが見える。
哀しくも美しい景色だ。
気がつくと選手の間隔も開いていた。
少し寂しい気もしたが、ひたすら走った。
第3楽章
ここからは再び山の中へと入っていく。
標高差はそれほどないが、アップダウンが激しい。
今まであった余裕が急になくなってくる。
きついが登る。そして下る。
その繰り返し。
途中、山の中のエイドステーションに辿り着いた。
安堵な気持ちでゆっくりと休む。
スタッフは陽気な人たちばかりで、明るく自分たちをもてなしてくれた。
少し元気になりエイドを出発。
第4楽章
突如として目の前に大きな山が立ちはだかった。
その威圧的な迫力には絶望感さえ感じる。
まるで「よくここまで来たな。だけどここまでだ」と言っているようだ。
しばし圧倒されてたたずむ。
だがリタイアするつもりもなく登っていく。
半端なくキツイ。苦しい。
登っても登っても終わりが見えない。
「もうダメかも」とさえ感じてきた。
そんなとき、ここまで走ってきた情景が回想される。
始めにリフレインしていたフレーズが再び頭の中に甦る。
「まだやれる」
そしてついにピークを超えた。
山から見る夜明け前の景色は素晴らしい。
後ろを振り返ると、ここまで超えてきた山々がはっきりと見える。
下りも脚を止めることなく走り続けた。
もう止められない。このまま一気に行く。
そしてついにゴール。
~Fin~
公演日:2013年3月22日
会場:東京芸術劇場コンサートホール
指揮:川瀬賢太郎
ピアノ:島田彩乃
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ロッシーニ:歌劇「セビリャの理髪師」<序曲>
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調op.95「新世界より」
トレランに行きたくなった・・・
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