11月18日(日)3日目
午前5時起床。
朝一の温泉に入ってさっぱりする。
朝食は前日、コンビニで買っておいたドーナッツ。
温かいコーヒーでお腹を満たす。
そして荷物をまとめて午前6時前にチェックアウト。
熊野本宮大社の駐車場に車を停める。
この日の予定は、熊野古道「中辺路」散策。
パンフレットとネットの情報から、
中辺路 「小広峠~発心門~熊野本宮大社」 コースに決めた。
距離は約17km、時間にして約6時間ほどのコースらしい。
手ごろな距離とアクセスの良さが決め手となった。
車は駐車場に停めたまま、本宮前を6時15分発のバスに乗って出発。
ザックも車に残してきた。
持ち物は、カメラ、携帯電話、財布、ハンドライト、補給食、水500mリットルのみ。
ジャケットのポケットに入ったので基本的には空身となった。
レインウェアと手袋は前日の登山で濡れてしまったのでなし。
バスは貸切状態で温泉街を廻って西へと進む。
小広バス停に着いたのは午前6時55分頃。乗車料金は830円。
バス停付近にはトレッキングに来たと思われる人が数人いた。
みんな小さめのザックやバッグを持っている。
手ぶらは自分だけ。
この日も午前7時ちょうどに出発。
熊野古道では「王子跡」と呼ばれるところを通っていくらしい。
昔の熊野詣道中にある社跡であり、休息の場所でもあったとのこと。
まず最初に向かう王子跡は「小広王子」だ。
なんだかオリエンテーリングみたいで楽しい。
こういうのは結構好きである。
「小広王子」の説明版は普通の道路脇にあった。
解説を読んで写真を撮り、次へと進む。
次の「熊瀬川王子」はすぐにあった。 おそらく1kmと離れていない。
トレイルはひっそりとしていて趣がある。
勾配もきつくないのでトレランのコースとしてはイイかもしれない。
けれども、ここは走るところではないと思う。
歩いて楽しむところのような気がする。
熊野詣というくらいだから、ここを通った修験者たちはそれぞれ思うところがあったに違いない。
何を思いこの路を歩いたのか。
そんな感じである。
ちょっとした峠を過ぎると石畳の下り坂が現れた。
さすがにここを走ろうと思う人はいないだろう。
滑って転び、頭の打ち所が悪ければそのまま成仏してしまいそうである。
実際、前日の雨の影響もあってかよく滑った。
別名「女坂」ともいうらしい。 一筋縄でいかないのも合点がいく。
しばらくすると「仲人茶屋跡」と呼ばれるところに出た。
林道との交差点だ。
ここで思いもよらない表示を目にする。
「熊野古道 通行禁止」
「えっ?」
ホントそんな感じ。
昨年の水害で一部崩落の危険があるとのこと。
こればっかりは仕方がないので、迂回路の林道へと進む。
まだスタートして30分もたたないうちの出来事にテンションが下がる。
しばらく林道を進んでいくと、途中でトレイルに向かう迂回路の表示板があった。
とにかく指示されるままに進むしかない。
このあたりの地図も何も持っていないのだから。
沢を渡ると、つづら折りの登りが現れた。
「迂回路」=「巻き道」
のイメージがあったので少し意外。
てっきり、このまま林道を進むと思っていた。
ところがこの登りがかなり続く。
想定外の登りだっただけに結構、息が上がる。
「ホントに迂回路か?」
そう思うタイミングに、
「迂回路です」
という表示が現れる。
「あ~、今日は登山のつもりじゃないんだけど・・・」
気がつけば景色がひらけている。
おそらく迂回路のここが、この日歩いた最高標高地点(^^;
完全にひと山越えた感がありあり。
そこからはひたすら下っていき、正規の熊野古道と合流。
場所は、「蛇形地蔵」のあたり。
途中の「岩神王子」や「おぎん地蔵」は見られず・・・。
おそらく本来の熊野古道よりも長くてきつい区間だったと思う。
「迂回路」という表示がなかったらそのまま「熊野古道」だと信じると思う。
再び熊野古道を歩く。
「湯川王子」に到着。
ここからは少し登りのトレイル。
さっきまでの登りに比べればなんてことはない。
上ったところが「三越峠」。標高は約550m。
このあたりで中間点か?
(つづく)
奥深し熊野古道
↓
にほんブログ村












